壁際椿事の「あるくみるきく」

東京都内在住の50代男性。宜しくお願いします。

『おじいさんは山へ金儲けに』を読んだ

2009年07月21日 | 読書

簡単にいうと、賢い投資のススメの本です。しかし、投資を戒める記述もありました。「すでに借金がある人は、投資をしようと考えるのでなく、まず借金を返すのが一番の投資になる。負担金利以上に有利な利子の投資は、まずないのだから」。ちょっと考え込んでしまいました。

『おじいさんは山へ金儲けに』(村上龍著、日本放送出版協会)を読みました。

昔話の内容を、著者流に変えたお話が、全11話、載っています。町まで3時間歩いて出かけるおじいさんの時代に、自動車が出てきたり、外国で日本食レストランを経営する女性が出てきたり、コンビニが出てきたり、ちょっと昔話の改編に無理を感じました。

以前、自分が考えた企画との類似点は、昔話をモチーフにする、という点だけで、それ以外は重複しないようです。