金属中毒

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プロポーズ小作戦マイナス1 星刻の過去捏造

2009-09-04 22:39:02 | コードギアス
プロポーズ小作戦マイナス1
星刻の過去捏造。(金属中毒設定)。でも公式でも在りえたかもしれないと思える。
1993年

星刻の父は下級役人であったとは公式設定に在る。
ただし、それが実父とは限らないのが中華の常識である。養子制度が当然のこの国では、血のつながらない親子はめずらしくない。それは家の事情が大半だが、中には情で幼児を引き取り育てる者もいる。
星刻の養父黎一籐はそういうタイプであった。




黎星刻は母を持たない。

星刻が親と思うのは、亡き養父黎一籐だけである。

黎一籐、歴史的にはまったく意味を持たない名である。
もし、黎一籐が養子にしたのが〔星刻〕でなければ、芥の民の一人として終わったはずである。

ゼロ革命から約1年後の今日、黎一籐は贈り名として中華第2位の地位を与えられている。養子である星刻が贈ったものである。
その墓は日本人の目から見れば、墓というよりりっぱな寺院である。校庭ほどの敷地に風格のある建物に風流な庭。表門のわきには拝観口があり、幸運にあやかりたい者が黒山をなす。
生前には想像もできない栄耀栄華。
すべて養子からの贈り物である。




黎一籐はかろうじて漢族の末端の生まれである。
しかし混血の女を正妻にしたため、一族から追放されている。
立場より愛を貫いた。
黎一籐は風采のあがらぬ小男だったが、魂は熱いタイプであったようだ。
その後、運命は黎一籐につらくあたり、妻は産熟で死亡。
さらには産まれた男の子には頭部に奇形があった。
額、つまり前頭葉部分が大きくへこんでいた。
中華社会の常識では、こういう子供が生まれた場合死産だったことにする。
しかし、黎一籐は子供を大事に育てた。
役所に金を払い正式の戸籍までつくった。
「この子は人と同じ時間を生きない。
この子は星の時間を持って生まれた」
一人目の黎星刻の誕生である。

プロポーズ小作戦99 化粧品はうちの子達の必須アイテムです。(^v^)

2009-09-04 22:07:48 | コードギアス
プロポーズ小作戦99 化粧品はうちの子達の必須アイテムです。(^v^)
2021年2月10日

痛み止めを常用しているとだんだん効果がなくなる。これは常識である。
星刻は身をもってそれを体験している。
だからこそ、動けなくなる前にと星刻は≪大掃除≫を急いだ。

大掃除、それはルルーシュ・ゼロが行動を起こす前からあった計画。ゼロの行動により多少の変更はあったが大筋は変わらない。『われらの祖国を食い散らす寄生虫どもを打倒し、世界に冠たる中華の栄光をとり戻す』
そして、生まれ変わった中華の中核は漢族。

そのために漢族の名門の生まれである洪古達には絶対に汚れ仕事をさせない。
こう決めたのは星刻であった。
実際に恨みを残しそうな場面では必ず星刻が出ている。
大宦官達を斬り殺したのも、上海の内戦も全て星刻が出た。
この件について当時洪古は反対したのだが、『天子様の御世を支える漢族には傷を付けてはならない』と、普段の温厚さを捨てたかのように星刻がむりやり押し切った。

そして今、同じ理由で星刻はニコバル島にいる。  
指揮下に置くは精鋭白虎軍団。



また、通信機が反応している。
3時間ほど前から、もう何度目かで星刻はそれを取らない。
インド側が何か動いているのか、日本から赤い水のデータを送ってきたのか、あるいはシュナイゼルあたりが何か動いているのか、星刻の脳は素早く動き対策を立てる。しかし、星刻の手は通信機を取ろうとしない。
通信モニターの黒い画面に移す自分の顔、とても人前に出られる状態ではない。
しかたない。
星刻は舌打ちしながら小さなポーチを取り出す。出てくるのは三星堂社製の高級メンズ化粧品。