
娘のお雛様、今年は見送ろうかな~とも思いましたが、雨水の2月18日に
やっぱり飾ることにしました。
結婚したとはいえ娘夫婦は、娘が一人住まいを始めた1DKのアパートに、彼が
引っ越してきた形の仮住まいです。娘は今年3月、出向を終え古巣へ戻る予定。
それに合わせて転居先を決めるまでは、お雛様を飾るどころかしまい場所も無い。
それまで我が家にて保管中です。l
お雛様っていうと思うのは、飾る期間のこと。
婚期が遅れるから3月3日を過ぎて長く飾るものではないという・・・
幼いころは唯ひとりの我が子ゆえ、出来るだけ長く手元に置きたいと3月一杯は
飾っていた。(娘よ、親の我儘、ご免!)
大学を卒業する頃、何を思ったか本人から「私、結婚はしないか、しても遅く
なると思う」と宣言されたけれど、まだ若いあなたに安心しきってたから、やっ
ぱり日にちを気にせず飾っていた。
ここ数年は・・・いつの間にか、3日を過ぎると、お天気だけは気にしつつも
出来る限り、さっさとしまう様になっていました。
親と子と言っても、しょせん人は皆一人一人独立した個人、自分一人の責任で
生きなければなりません。どんなに愛し、心配し、出来る事は何でもしてあげる
つもりでも、何が為になるかは究極のところわかりません。そうなると何の力も
持たないちっぽけな私が、愛する娘にしてあげられる唯一は祈ること位!
地球環境や日本の行く末など未来に不安がいっぱいの私としては、こんな困難な
時代に娘を生んでしまって・・・・心配でならないけれど・・・
想像力と創造力、人間が持てるすべての力を尽くし、人類が明るい未来を切り開
いて行くだろうと信じ、その道を娘も一人ではなく信頼する人と共に手を携えて
進んでいけるようにと、そっと祈りながら見守っていくよ^^