今日は朝から偉大 いや県立医大附属病院デーでした。
5月の検診の際に「どうも心臓のサスペンダーのゴムが古くなったか?突っ張るんです。」
なんて循環器内科の先生に申告したところ『どの辺り?』と聞かれて「左の乳首の下」と
答えたら、『普通、心臓が痛いという人は鳩尾(ミゾオチ)辺りを押さえるもんです。』 と
カルーーークあしらわれたのに、『一応、検査しておきましょう』ってことに。
負荷心筋シンチグラフィーという検査。
前日の夜9時からは絶食で、少量の水のみOK。
身長・体重・血圧・心電図を測定した後に自転車ペダル踏エルゴメーターに
乗るのですが、途中で止まらずに心電図を取ったり血圧を測定したり、
放射性医薬品を血管に注射するので事前に電極やアームバンドなどの
機器を装着したり注射針を射して固定しておきます。
ここまで話してくると何か恐ろしい検査のようで、精神的に委縮して血圧が上がったり
動悸が早まったりしそうでしょ?
担当してくださった看護師さんが美人というより色っぽい。(の写真は全く関係ありません。)
30代後半の感じなんだけれど惚れてしまうやないかぁー感覚。
もうね、シッカリとコチラの目を見てゆっくりはっきり説明してくれるのですよ。
それもマスクをした状態なのでオリエンタルな眼差しが眩しくて見つめ返すのが照れて照れて。
いろんな作業をしてくれるのに腕や肩に胸の部分が時々触れる。
そりゃね白衣の上だしブラもされているでしょうからアチラは触れている意識もないでしょうけど
コチラはウブなオジサンでしょ? 逆に緊張萎縮して血圧も動悸も遠慮気味。
いよいよ自転車漕ぎがスタートで、50回転前後/分をキープしながら3分ごとに負荷がかかり
だんだんペダルが重くなります。
今度はすぐ横で20代の、これまたかわいい看護師サンがチョクチョク『大丈夫ですか?』と
覗き込むように尋ねてくれるもんだから頑張んなきゃしゃーねーわな。
これ、作戦なんだろか?
11分約1.2Kmなんだけど、登り坂をあがる感じでじんわりと汗ばんできて脈拍数が130を
超えると放射性医薬品を血管に注射するのに最適なタイミングなそうで、なんだか思う壺。
そのあとはMRIとCTスキャンとレントゲンが一つになったような
核医学検査装置(RI=ラジオアイソトープ)が自動で動き回って画像を
撮影してくれます。
奥の円筒も回転するし手前の2つある箱のようなものもそれぞれが
生き物のように近寄ったり遠ざかったりして身体を中心に回転しました。
ここまでが約1時間。
それから3時間半、院内から出てはならないのですが自由に放り出されます。
事前に聞いていたから本やタブレット、仕事の書類など鞄にいっぱい詰め込んでいて
患者用の図書ルームへ直行。もちろん絶食のままで水も200ccまでしかダメ。
とりあえず20分ほど役所への申請書類(仕事の)を作成したものの、病院って温度管理も
いいでしょ?
やってきた看護師さんが言うには『外は物凄い風で大荒れですよ』らしいけど、とにかく眠い
1時間ほどカクンカクンしながらウトウトしていたけれど、そのうち口が開いてバカ顔になって
来るのが自分で分かるように。
耐えきれなくなってアイソトープ検査室の前まで戻ってベンチ椅子に横たわって爆睡。
ここは予約がほとんどでよほどの急患でも来ない限りガラ空きなのを察知していたのでした。
ということでもう一度平常時の核医学検査をして負荷心筋シンチグラフィーは終了。
さてさてその後にもう一つ心エコー(心臓超音波検査)がありました。
妊婦のお腹の赤ちゃんの状態を見るエコー検査はタマにテレビなどでも見ますよね。
その心臓版です。
これもね、検査のセンセが30代の仁科明子そっくりのムフフ
高いお金を払っての人間ドックなみの担当者に当たって、ひょっとしたら今日ロト6なんかを
買ったら数億円ゲットも夢じゃないかも? なんて自惚れてみる。
検査が始まると四畳半ぐらいの小さな部屋、ベッドの上に居てライトをホノ赤く薄暗く。
行ったことはないけれどソープ〇ンドより雰囲気いいかも?
で、ゼリーを塗ったソナーで左のチクビ周りをコネコネされるんだから妖しくない方が変?
暗いからわからんけど、きっと赤面してたかも? そんなにウブか? ってか?
8時半から15時まで、ほとんど1日つぶれたけれどやっと絶食解禁!
そうなると色気より食い気のオッチャンは屋に駆け込んだとさ。
こりゃモテんはずだわな。
ちゃぁーんと役所が閉まる前に日中に作成した書類を届けて、介護保険居宅介護住宅改修費
申請書に承認印をもらって帰りました。
でもね、健康保険が適用されての4万円弱の今日の医療費。
これ保険適用外の人間ドックだったとしたら12~13万円
とても個人での検査じゃ受けられないわなぁ。
奈良県立医大附属病院・北玄関の七夕の笹飾り