京都国立近代美術館で開かれている上村松園展に近所の仲良し奥さんが以前から割引券で誘ってくれていて、家内と3人で行って来た。
奈良を8時に出るときには強風と黄砂で霞んでいたのに9時半頃に着いた頃にはとても良い天気で、一昨日ほど寒くなく窓から見える平安神宮の鳥居も、向かいの京都市美術館も歓迎してくれているようだった。
たっぷり2時間半、88点の作品と37のエッセンスを堪能して出た。
友人、あいうえだぁさんのブログで彼女は先日、大文字山~銀閣寺~鞍馬寺と紅葉狩りを楽しんで来られたようだった。
それで僕等は逆らう訳でも無いのだが、真東に出て南禅寺~永観堂~哲学の道を散策することにして、岡崎グランド地下駐車場から歩き出した。
かなり睡魔に犯されだしてきたので続きはまた後ほど。
--------------------------------------------------------
と言うわけで、朝から2件の仕事をこなしてきて・・・
上の写真の右側の奥に写っているのが石川五右衛門が「絶景かな!」と叫んだことで有名な三門(別名「天下竜門」)。
登るだけで500円かかる五鳳楼(上層の楼)は観光客で床が抜けないかと思うほど。
琵琶湖の水を運ぶ疎水の側道も鮮やかでした。
浄土宗西山禅林寺派 総本山 永観堂 禅林寺まで繋がる道も車一台がやっと通れるほどの人の流れ。
東山高校・中学校の前の疎水(写真;中)も情緒満点。
こんな中を通学できるなんて幸せだなぁと思うことしきり。
写真;右の総門を潜っても中の中門までは無料で眺められるのでラッキー!
しばしご観覧あれ。
よくもまあ、消防が火事と間違えて出動しないものだと感心するくらい燃えているでしょ?
哲学者・西田幾多郎がこの道を散策しながら思索にふけったことからこの名がついたと言われる哲学の道も何度も通ったことのある途ながら、今までは人気の少ない平日ばかりだったので、ドンドコ湧いてくる人波に永観堂~銀閣寺までの中ほどの法然院で挫折して、東山を下った。
さてさて? 食べ物の話がチロッとも出てこないなんて僕のブログらしくないとお思いの方も・・・いらっしゃるのかな?
ランチは権太呂 岡崎店で天麩羅蕎麦御膳(1850円)。
季節のご飯にカタプルの豆腐と香の物がついていて美味しかった。
それもそうなのだが、平安神宮からちょっと西へ寄り道したところにある
煎餅堂京都店の店頭で焼きたての手焼き煎餅。
丸煎 しょう油 5寸丸 しょう油
手のひらサイズの100円 海苔がサービスで300円
薄暮の冷えかけてきた京都にはよう似合う香りと食感どした。