くじびき はずれ の 見た世界

シニア初級者というのに世間知らず。
少年のようなつぶらな瞳?
そろそろ大人の記事を書きたい毎日です。

りんねさいVol.5

2010年10月24日 00時15分59秒 | 芸能
輪音祭 と書いて りんねさい と呼ぶ。

奈良市は奈良町にある法徳寺というお寺で5年前に始められて
本堂の仏様の前の座敷で行われます。

お寺の門から本堂へ向かっての参道の両側にはキャンドルが置かれ
少々のありがたい読経とお説教があり、ギターのわたなべゆうからスタート。

のこぎり奏者のサキタハヂメ (去年はスチィールパンの村治進

R&B&Soul歌手で僕の一番のお気に入りの
 SAKURA が歌い 3時間半のロングステージ。

エンディングの後はアンコールで出演者全員揃っての合奏と観客も混ざっての合唱。


去年のVol.4から参加させてもらった。
今年も案内状(招待状ではない)をもらった。
もちろんその前に登録していたケケットサイトから前売り予約があり、8月にチケットを購入。

昨夜の23日が待ちに待ったその日だった。
齧り付きの一番前の席で目の前で聴かせてもらった。

当然のことながら撮影は禁止だったわけですが
去年の模様がWEBにあった。  ココ

わたなべゆう
サンは音声系統のトラブルがあって低目のハウリング音がする中での演奏で、ご本人はかなりの不満で残念あっただろうけれども、音響効果の高いホールでもなくて風通しの良いお寺のこと、境内で子供は走り回るわ泣き喚くわの中で観客には十分満足できる澄んだギターの音色だったと思う。

サキタハヂメさんは大阪生まれのベタな大阪弁が親しみやすく、都家歌六氏(のこぎり演奏の第一人者)の舞台を見て19歳に目覚め、関西で”のこぎり”といえば横山ホットブラザース(吉本興業)のお膝元、大阪フィルはもとより海外でも活動する凄腕。
関西人のお笑いのノリをふんだんに織り交ぜての楽しいステージを披露してくれた。

SAKURAさんは優しい母の一面とパワフルなソウル歌手の両面を持ち合わせ、自分でのウクレレの演奏やフラダンスを取り入れて、しなやかで安らぎを覚えさせる歌声を聞かせてくれた。

去年も満足して終わったが、去年よりも充実した気分でお寺を後にできたと思う。
来年も機会があれば是非伺いたいものだ。

この企画は医師である実行委員長(代表)さんと数多いボランティアで運営されていて
臓器提供、エコキャップ、ユニセフへの協力もされていると聞いた。

心地良い一夜を今年も過ごさせていただいた。

宗派を問わず  南無阿弥陀仏。 (法徳寺=融通念仏宗の寺)