次のお題は「交差点」です。
1.6.1 Intersection Markers are green circles with an approximate radius of 2 cm, positioned over an intersection. They indicate the correct path to follow.
1.6.2 At an intersection a robot should always choose the right-most path, it can either be to the right or straight forward.
1.6.3 Intersection Markers is never placed in the first room.
1.6.4 The intersections is always perpendicular, but may have 3 or 4 branches.
1.6.5 Note that the robot may need to go down the ramp if intersections are used.
1.6.1 交差点には、交差点の印として半径2cmの緑の円を設置します。 交差点の印は黒線が分岐していることを示します。
1.6.2 交差点では、ロボットは常に一番右の経路を選択して進みます。 それは右または、真っ直ぐに進みます。
1.6.3 交差点は最初の部屋にはありません。
1.6.4 交差点で黒線は3つ、または4つの分岐で直角に交わります。
1.6.5 交差点が設置される場合には、コース設定によりロボットが傾斜路を下ることが必要かもしれません。
こんな感じでしょうかねぇ。
はい、2013年ルールの目玉の変更が続きます。
初めて、出てきました「交差点」です。
これまでのジュニアレスキューのライントレースでは、黒線が交わることはありませんでした。 スタートからゴールまで、常に1本の線が引かれ、ロボットはその線をひたすら辿っていました。
(まあ、途中で線が切れていたり、障害物があったり、線のない部屋ができたりしましたが・・・笑)
しかし、2013年ルールでは、線が交差したり、分岐します。
これは・・・面白い!?
交差点には半径2cmの緑の円が貼り付けられます。 そう、緑の被災者復活ですね。(笑)
ロボットは、黒線を辿って進んでいて、緑色を検知したら、そこは交差点だと認識します。
交差点には3本以上の黒線が集まっているハズです。 そのいくつかの黒線の中で、一番右側の黒線に進まなければなりません。
こんな感じですかねぇ。
1.4.4では、三叉路だけでなく、四叉路もあるよ・・・ということです。
さらに・・・
1.4.5 に「しれっ」と、書かれているのですが・・・
この「交差点」があることによって・・・傾斜路を下ることもありうる・・・ということです。
これまで、ロボットは傾斜路は上りの一方通行でした。
でも、今後は、傾斜路を「下ることも」考えて作らなければなりません。
これも、大きな変更ですねぇ。
ただ・・・「交差点があると、なんで傾斜路をロボットが下ることになるの!?」と、疑問をもたれると思います。
「ルールに交差点が追加になった」ことと「傾斜路をロボットが下るかもしれない」に因果関係が判らないと思います。
私は・・・わかりませんでした。
しかし、最初にある絵(図)のように、2階の部屋がゴールではなく、経路の途中の部屋になりうるということです。
このようなコース設定であれば、1階からスタートして、傾斜路を上って、2階の部屋を巡って、傾斜路を下って、最後の部屋で被災者を救出する・・・
こうなるわけですね。
交差点自体は、それほど難しいものではないと考えています。
昔の・・・緑の被災者と難易度は変わりませんよね。
ですから、カラーセンサーは使う必要はないと考えてます。