いつからかレスキューのルールにスピードバンプが追加されました。
今回のノード大会では、スピードバンプで詰まるロボットが結構ありました。
単純に、スピードバンプにロボットの先端が引っかかって動けなくなるヤツ
スピードバンプは乗り越えたものの、そこでロボットの進む方向が変わって黒線を外れるヤツ
最初は、直径10mmの木の棒を縦に割ったもの・・・つまり高さ5mmの邪魔者だったのですが・・・
最近は、直径10mmの棒、そのものが邪魔者になっています。
たかだか10mmの高低差ですが・・・ロボットにとってはけっこうな障害です。
ロボットはこのスピードバンプを乗り越えなければなりません。
このスピードバンプが、黒線に交わるように(普通は直角に)置かれていれば、あんまり問題は無いのですが・・・スピードバンプが斜めに置かれていたり、進行方向に並べられていたり・・・いじわるなコースはいくらでもあります。
対策としては、直径10mmのスピードバンプを乗り越えることができる駆動系であること。
タイヤならなるべく大きく、クローラーなら先端をちょっと持ち上げるとかして、スプードバンプを乗り越えられるようにします。
さらに、ロボットの下にスピードバンプが差し込まれても、引っかからないようにするためには機体の最低地上高を10mm以上にする必要があります。
特にレスキューAは、床に描かれた黒線を検知して進むので、下向きに光センサーを設置します。 確実に読むためには、なるべく床に近い場所に設置したところです。 でも、上に書いたように、最低地上高をできるだけ10mm以上にする・・・という、どちらも満たすような妥協点を見つける必要があります。
まあ、その一つの解答が、可動式の光センサー(LINKが使っていたヤツ)なんでしょうけどね。
M&Yはあくまでも、固定式の光センサーを前輪軸の間に設置して、最低地上高を10mm以上にしたロボットにしていました。
そう・・・現在のレスキューBのロボットでも、それは変わりません。
では・・・
スピードバンプが設置されても進行に影響が無いように、最低地上高10mmを確保しましょう。