Re: The history of "M&Y"

Team "M&Y" and "花鳥風月"
the soliloquy of the father
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RCJJ の謎

2013-01-13 | うんちく・小ネタ

相変わらず、謎の組織 RCJJ(RoboCupJunior Japanのこと)

 

 

謎、その1

まず、2012年11月23日に開催された、実行委員会

この議事録は公開されないのか!?

ちょっと前に、RCJJのHPに過去の総会や実行委員会の議事録が公開されて、感心していたのですが・・・

また、秘密結社に逆戻りなのでしょうか!? (笑)

 

 

謎、その2

次が、CoSpaceの募集の選定基準(2012年の募集要項には選抜基準と表記してあります)

選抜基準は,大きく実現性と独創性の2つの基準で行います。実現性は,実際にRC2012メキシコ世界大会ですぐれたパフォーマンスを発揮できる実績,技術力を有し,かつ現実的なチームの計画が立てられていることを点数化して評価します。独創性は,チームの目指す目標の意義や,アイデアや技術の新しさについて点数化して評価します。

ここまでは、素晴しい。

でも、何故、実現性を、「RCJジャパンオープン尼崎2012の成績」で決めるのか!?

CoSpaceの競技の参加チームを Rescue-A や Rescue-B の成績で決めても意味無いでしょう。 

まあ、現実的には、CoSpaceは謎な競技なので、新規参入するには、非常に敷居が高い競技だと思います。 RCJでは、CoSpaceの競技や運営についての説明など、一切実施していないし・・・この競技を広めていく気は・・・無いのでしょうねぇ。

昨年は、4枠の募集に1チームしか応募が無かったけれど、今年はどうでしょうか。 

 

 

謎、その3

最後に、レスキューの世界大会選抜での奇妙なルール

レスキューA・Bにおいて、世界大会への推薦は競技における順位が上位のチームから順番に行いますがIRSおよび日本機械学会より表彰される以下の賞を受賞し技術委員会で承認を得られたチームについては競技順位が3位以下であった場合に
世界大会への推薦順位を3番目とします。

こんなルールがありました。

普通は、世界大会枠が3つなら、優勝、準優勝、3位のチームが世界大会に推薦されます。 推薦チームが辞退したら、4位、5位の順に推薦されます。

しかし、前回は・・・「竸基弘賞ロボカップジュニアIRS賞」「日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス部門表彰」の対象を選定して、受賞したチームは世界大会推薦の優先順位の3番目になりました。

レスキューBは、もともと世界大会枠が2チームだったので、関係なかったのですが、レスキューAは、世界大会枠が3チームだったので、「IRS賞」の受賞チームが世界大会に行きました。 

ちなみに、そのチームは、ジャパンオープンでは参加17チーム中で17位でした。

この推薦の特例は、「競技の結果だけでなく、素晴らしいアイディアや技術を持つチームを取り上げる」ことであれば、素晴しい。

高専ロボコンでも、競技の優勝チームとは別に、素晴しいアイディアや技術を持ったチームが上位大会に推薦されるし、競技での優勝チームとは別に(競技の結果とは関係なく)ロボコン大賞が選定されます。

私が、この推薦の特例が問題だと思うのは、公平性です。

もし、IRS賞や機会学会賞の審査員が全国のノード大会を見に来て、全ての参加チームのロボットやインタビューで選定してくれれば文句はありません。

でも、なぜ、ジャパンオープンに参加したチームからだけ選抜されるのか!?

ブロック大会で負けてしまったチームや、ノード大会で負けてしまったチームの中にも、(競技の成績は良くなくても)アイディアや技術力が素晴しいチームやロボットがあったかも知れません。

ジャパンオープンが競技の得点の上位チームを選抜する場であるからこそ、ブロック大会でも競技の得点の上位チームが推薦されてきます。

もし、アイディアや技術を選考する場であれば、ブロック大会からの推薦チームも、(競技の得点の上位チームでなく)審査員推薦に変えなければおかしなことになりますよねぇ。

 

 

さらに、選考の基準、選考の結果・・・これらが不透明です。

参加チームのみんなが納得するような、選定結果が公開されないと・・・怪しいことになりませんか!?  

選考結果の点数表など存在するのでしょうかねぇ。

LEGOのロボットは、そもそも選考対象に入らない・・・と聞いたことがあります。

どのチームにも公平に、等しくチャンスのあるようなものなら判るのですが・・・

 

 

特に、前回のジャパンオープンで3位だった「コリアンダーDX」は、被災者を救助できた数少ないチームであり、2位とも、たったの5点差(僅差)でした。

本来であれば、世界大会に行けてたのかもしれないと考えると・・・さぞ、無念だったと思います。

 

 

この変なルールは、これからも続くのでしょうか!?

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Artikel im Jahrbuch

2013-01-13 | RoboCup2012

RoboCup 2012 Mexico で、M&Y と一緒に SuperTeams で優勝したドイツの "Teamohnename.de" のHPに「その年のまとめ」が掲載されていました。

teamohnename.de

Rescue274


何画面にも及ぶ長文です。

こういうのを、M&Yもちゃんとやって欲しいなぁ。

ところで、記事を読むと・・・彼らの現地(メキシコ)での活動は、決して平坦ではなかったようです。

German Open の競技アリーナとは、傾斜路の角度が異なっており、大変だったそうです。

坂を上るための滑り止めを現地のスーパーに探しに行ったり、何組もギアが壊れてしまったり・・・

いや、本当に、彼らのひたむきさには頭が下がります。


彼らのHPに German Open のフィールドの写真がありました。


Rescue275


確かに、傾斜路の角度がゆるい・・・!?

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久しぶりに ヒントみたいなもの  コンパクト

2013-01-13 | ヒントみたいなもの

ノード大会を見ていたら・・・やっぱり大きなロボットが多いですね。

クローラのロボットだと、まさに「重戦車」のようです。


被災者が缶になってから、缶を持ち上げる機能が必要になり、ロボットがより巨大化しました。

そのため、小回りが効かなくなってしまいました。

ルール上は、ロボットの大きさ制限はありませんが、25cm×25cmのゲートを通る必要があるため、事実上、それが大きさ制限になっています。


得点を上げる ⇒ 被災者を救出する ⇒ 缶を持ち上げる機能を搭載する ⇒ ロボットが大きくなる ⇒ 小回りが効かなくなる ⇒ ライントレースの確度が下がる ⇒ 得点が下がる 

風が吹くと桶屋が儲かる・・・みたいな感じで書くと、上のように得点を上げようと努力すると、得点が下がる

という矛盾した関係になってしまいます。

その結果・・・被災者を発見する機能や、被災者を持ち上げる機能を持たないロボットの方が、高得点

という逆転現象もありました。


長くなりましたが・・・コンパクトに作る・・・これこそが、今のレスキューAのロボットに求められている技術なのではないでしょうか!?

コンパックトに作ることで、ライントレースを確実にこなします。 いくら、素晴しい被災者救助の仕組みを持っていても、被災者の前まで行けなければ何にもなりません。

まずは、確実に被災者の前まで行きましょう・・・

でも、これが一番難しいですよね。

今回の東東京ノード大会に参加したチーム「救助」のロボットは、一つの回答なのではないかと思っています。


ロボットはできるかぎりコンパクトに作りましょう。

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