半透明の体がまるでグミ・キャンディのようなイラガの幼虫。
世界には100種くらいいるみたいですが、国内で私が見たことがあるのはこのアカイラガの幼虫。
10月25日に近所で見つけた5ミリほどの(たぶん)初齢幼虫を育ててみました。
まだ5ミリ
こんな顔
クヌギの葉をもりもり食べて、脱皮を2回ほど(奥に見える白いものが脱皮殻)
赤いトゲが目立ってきて、ジュエル感も増してきた。
このアカイラガ幼虫。以前も何度か見たことがあり、グミのような突起がはがれている場合が多かった。突起は少しべとつくので、アリなどがいやがるみたいだ。
でも5ミリから育てたこの幼虫は、外敵のいない安全 安心な環境にいるので
もしかすると、突起が取れないまま営繭するのかな?
と思っていたら、
ある朝。
一気に6個も突起がはがれていました。
体長は20ミリ。
とれた突起は不思議な形をしていた。
その後、出窓の上を歩き回っているので、これはもう繭になるな、と
容器に土を入れてみると・・・あっという間に潜っていきました。
羽化が楽しみです。