鈴木海花の「虫目で歩けば」

自然のディテールの美しさ、面白さを見つける「虫目」で見た、
身近な虫や植物の観察や飼育の記録。

出窓は飼育所

2017-11-12 12:50:11 | 日記

 東側にあって、朝陽が差し込む出窓には、生態を見たくて採集してきた幼虫や植物を置いています。

 アカイラガの幼虫の生育を見たくて、エサ(ブナ科)用にクリの枝を刺しておいたら

小さな乾いた糞が、てんてんと。

誰かいるな。

 

やはり、ヤマトカギバの幼虫がいました。

刺激にすごく敏感で、体を伸ばして葉を食べている時に近づくと

すぐ察知して、このU字形の体勢になる。

 

アカイラガの幼虫も、見つけたときは5ミリほどだったのが、脱皮をして1センチほどに成長。

ジェリー状の突起が取れる瞬間を見たくて飼育しているのだけれど

まだ突起ははがれていない。

 

庭のツツジの葉に、フタモンホシカメムシ。9ミリの小さなカメムシです。

 

 テングチョウもやってきた。

家の前の雑草にコカマキリがいた。

これはオスの褐色型。

鎌の内側にピンクの飾り。

 

2センチ以上あるオオトビサシガメ。噛まれたらたいへん。

 

 寒くなるというのに、食欲旺盛なフクラスズメの幼虫。

 

きょうは庭に、フジ、オニグルミ、アワブキ、トウカエデ、イチヂク、イチイなどを植えました。

来年、フジにウラギンシジミが卵を産みに来てくれるといいなあ。