ちわわ一家の 食べ歩る記・飲み歩る記

美味しい料理と
美味しい酒を求めて
日本を、世界をさまよう
チワワ一家の「食べ歩る記・飲み歩る記」

新宿スバルビル

2017-04-09 21:37:46 | 国内旅行
新宿駅西口前の
新宿スバルビル

1966年(昭和42年)
新宿駅西口駅前広場が完成する同じ年
新宿スバルビルが完成し
富士重工業の本社ビルとして
機能するようになりました


西口広場パノラマ

新宿スバルビルをとりまく新宿駅西口駅前広場
現在の姿の基礎はすべて1966年に完成されていました

西口地下広場からみた新宿スバルビル

新宿スバルビルは2010年に小田急電鉄に売却され
その後賃貸契約で入居していましたが
2014年に完成したエビススバルビルに移転することになり
その後ビルのほとんどが空き家状態になっています

近い将来このビルは撤去され
新しいビルが建設されるのかもしれません
スバルビルの後ろにあるコクーンビルが
見えなくなってしまわないことを祈っています

1F入口

1階フロアの中は照明がついていたので中に入ってみました

1階フロアエレベーター前

営業しているお店などはなにもありませんが
稼働しているエレベータは利用できるようです

シャッターで閉ざされたエスカレーター

1階フロアから地下1階へ通じるエスカレーター
現在地下1階が閉鎖されているために
このエスカレーターにシャッターは閉じたままです

スバルビル名店街

1階の外の通路から地下に通じる階段がありました

名店街入口

1階のスバルビル入り口を挟んだ両側から
地下の名店街にアクセス可能です

スバルビル名店街のテナントリスト

現在利用できるお店は地下2階のマクドナルドだけ
かつては地下1階と地下2階にたくさんのお店があったようです

地下2階入口

地下2階は新宿駅西口地下広場とつながっています

スバルビル名店街フロアマップ

やっぱりマクドナルドだけ

地下2階フロア

この通りマクドナルドは営業していました

マクドナルド新宿スバルビル店


店舗前

ガイジンさんがいるだけで絵になります

新宿の目

新宿の目も新宿スバルビルの一部にあたります

スバルビル 新宿の目


作者は彫刻家の宮下芳子氏


新宿駅西口地下広場

新宿駅西口地下広場に面した壁面に設置されています
新宿駅西口と都庁方面を結ぶ地下通路の前なので
平日は多くの人が行き交っていますが
休日の夜にはほとんど人が通っていませんでした

新宿の目の中央

新宿の目はアクリル製
内部にはLED照明が組み込まれており
とてもきれいなオブジェとして人々から親しまれています
しかし小さな子供にとっては大きくて光る目は怖いのかもしれません

新宿の目の突起部分

近づいてみるといろいろと面白いです

新宿の目に興味津々のカップル


GIFアニメーション
(動かない場合は画像をクリックし、『元のサイズでみる』を試してください)

将来スバルビルが撤去されても
この新宿の目は残してほしいです

新宿駅 西口

2017-04-09 21:03:07 | 国内旅行
新宿駅 西口広場

機能的、合理的な造形理念に基づいた
モダニズム建築家の坂倉準三氏により
設計されました

オープンしたのは1966年(昭和42年)です

小田急デパートやバスターミナル
西口地下広場など現在の西口の
基礎がこの時に作られました


地下からみた小田急百貨店

地下から地上の景色が見えるため
ここが地下なのか地上なのか戸惑う人も多数いるようです

新宿駅西口地下広場

西口といえば思い浮かぶのが
この地下広場の風景です

新宿駅西口交番

新宿駅西口での待ち合わせの定番
広くてわかりづらい地下広場の中で
交番前といえば大抵のひとなら知っている場所です

JR新宿駅西口改札前

2020年にこの改札は廃止され
東口とを結ぶ最短の自由通路へと変わります
切符なしで東西の行き来が可能になるのです

モザイク通り

1984年に開業した新宿ミロードのモザイク通り

西口から南口へ抜ける最短通路

おしゃれな雑貨店やCAFEなど小さなお店が並んでいて
ただ通過するにはもったいない通りです

ヨドバシカメラ西口本店

1975年(昭和50年)11月にオープンしたヨドバシカメラ西口本店
オープン当時の店舗はこの一角のみでした
それでもビル1棟すべてがカメラ店というのは
当時としては他に類がなく
圧倒的な品ぞろえに当時のカメラファンの支持を得ていました

ヨドバシカメラマルチメディア館

西口本店の隣接するビルを買収し
店舗面積をどんどんと広げてゆきました

超高層ビル群

新宿駅からヨドバシカメラの先を進むと
そこは新宿の超高層ビル群です

歩道橋と損保ジャパン日本興亜本社ビル

この歩道橋はかつて映画のロケで使われた場所

映画のワンシーン

現在も活躍されている薬師丸ひろ子さん主演の映画
『セーラー服と機関銃』のワンシーンでした

新宿駅 東口

2017-04-09 20:55:24 | 国内旅行
JR新宿駅 東口

新宿駅の開業は
1885年(明治18年)3月1日
この日に開業した駅は
新宿駅の他に
渋谷駅・板橋駅・赤羽駅
吹上駅・桶川駅で
全部で6駅になります

開業当時の新宿駅は
1日の利用客は50人程度
雨の日には利用客がいないことも
あったとか

それが現在は1日347万人が乗降する
世界一のターミナル駅へと
成長しています


ルミネエスト新宿

新宿駅東口の駅ビルは1964年(昭和40年)に
『新宿ステーションビル』としてオープンしました

当初はこのビルの2階部分に西武線が乗り入れる計画でしたが
6両編成2線分とホーム1本というスペースしか確保できず
利用客が急増していた西武新宿線には狭すぎるとの判断により
建設途中で計画が中止となったようです

新宿ステーションビルは1978年(昭和53年)の全館改装時に
『マイシティ』と呼び名が変わっています
その後JR東日本が株式を買い進め
JR東日本の子会社『ルミネ』が経営権を獲得し
2006年(平成18年)より『ルミネエスト』に呼び名が変わりました

新宿アルタ

『笑っていいとも!』の公開生放送が行なわれていた
7階にあるテレビスタジオ『スタジオアルタ』で有名です
『笑っていいとも!』は2014年に終了して、はや3年が経過します

新宿駅東口

ルミネエストの地下1階につながるJR新宿駅東口の改札口
西口への最短ルートですが、通過するには入場券が必要になります
したがって、駅を利用しない人が東口と西口を行き来するには
とてつもない遠回りを強いられています
しかもそのルートは分かりづらく訪日外国人を悩ませています

東口改札

しかしそれを解決する策はすでに進行中なのでした
ここ東口と西口を結ぶ新宿駅構内の北通路は
切符不要の自由通路になる為の工事が密かに行われているのです
2020年完成を目指しているようですが
オリンピックには間に合うのでしょうか

新宿駅構内図

東西自由通路の完成後は駅ビルの改修も計画されています
完成は2030年ということですが
超高層ビルが出来たり、駅前広場が整備されたり
新宿駅周辺は大きく様変わりする事でしょう

東口と中央東口を結ぶ通路

自動券売機やみどりの窓口などがある通りです

中央東口

東口に2つある改札口のもう1つ

中央東口改札

埼京線や湘南新宿ラインだと中央東口を利用する事が多いです

フルーツクチュール TAKANO

1885年(明治18年)創業の老舗フルーツ店『新宿高野』の販売店
中央東口改札の目の前にある中央東口を象徴するお店です

ミスターミニット

靴の修理や合カギ作製をはじめ、iPhoneの修理までこなす
総合リペアサービスのお店です
主要ターミナル駅では必ず見かけます

『acure』のイノベーション自販機

『acure(アキュア)』はJR東日本の子会社が展開する自動販売機
主にJR東日本の駅構内に設置されている自販機ですが
一般的な自販機が各飲料メーカーごとの品揃えに対して
オリジナル商品も含め様々なメーカーの
売れ筋の飲料をJRが独自に集めているので
飲みたいものが見つかりやすい自販機になっています
以前から全面液晶の自販機を出していましたが
その最新機がこちらです
スマホと連動させる事で様々な機能を利用する事が出来ます

東西を結ぶガード下の通路

角筈(つのはず)ガードと呼ばれる通路で
ここが完成したのは1927年(昭和2年)だそうです
角筈とは、この辺の旧地名だそうで
現在は新宿3丁目に変わっています

角筈ガード下の通路

以前は暗くて狭くて通るのに勇気のいる通路でしたが
2009年に改修工事が完成し明るくきれいになりました
しかしここで生活している人もまだおられるようです

地下通路を抜けると、また独特な雰囲気の店が立ち並んでいます

この先には昔からある小さなペットショップもあります

思い出横丁

戦後の闇市が発祥の横丁ですが
昔の新宿を知っている人に聞くと
昔はしょん◯ん横丁と呼ばれていて
悪臭が漂い普通の人は近づかない場所だったそうです

横丁の内部

現在はトイレもきれいに整備され
女性客も多く見かけるようになりました

新宿 伊勢丹

2017-04-09 20:39:13 | 国内旅行
新宿駅 東口

乗降者数世界一の
ターミナル駅


新宿駅東口から徒歩5分の老舗デパート
伊勢丹 新宿店

伊勢丹の創業は1886年(明治19年)
創業者 小菅丹治が東京神田の中山道沿いに
伊勢屋丹治呉服店を創業させたのが始まりです

関東大震災による焼失後、神田に再建し百貨店形態に変更
1933年(昭和8年)伊勢丹神田店を閉店し
今の新宿本店が開店しました

伊勢丹が新宿に移転した当時
新宿は百貨店の乱立期にありました

関東大震災後の新宿にいち早く百貨店を立ち上げた『ほてい屋』は
その後の百貨店の乱立の影響を受け、厳しい経営状況にありました

伊勢丹はその『ほてい屋』の真横を取り囲むように
新宿店をオープンさせたのでした
しかも伊勢丹は『ほてい屋』の建物とフロアの高さをぴったり合わせ
外観も『ほてい屋』とそっくりに建てていました

伊勢丹新宿店オープン2年後の1935年(昭和10年)
伊勢丹は『ほてい屋』を買収してしまいます
そしてその翌年に『ほてい屋』と伊勢丹の壁を取り払い
『ほてい屋』の建物を丸呑みする形で一体化させ
リニューアルオープンを果たしました

伊勢丹は始めから『ほてい屋』を呑み込む計画で新宿店を建設していたのでした

新宿三丁目交差点から見た伊勢丹新宿店

内装は幾度かの改装により大きく変わっていますが
外観はオープン当時の姿を現在まで引き継いでいます
正面から見て左右の壁にISETANと書かれた
白い縦長の看板がありますが
この2つの看板が挟む間の部分が旧『ほてい屋』の建物になります
それ以外の部分は伊勢丹が後から取り囲んだ建物です

伊勢丹は新宿への進出に出遅れてしまいましたが
既存のデパートを呑み込むことで広大な売り場面積を獲得し
その後も増床を繰り返し
駅から離れているにも関わらず、年間3千万人を引き寄せ
伊勢丹全店舗の売上高の6割を占める旗艦店へと成長したのです

平成初期まではわずかにあった『ほてい屋』と伊勢丹の床の段差も
その後の改装で全て無くなっており
かつての2つの百貨店がつながって現在に至っているということを
知る人はほとんどいなくなっているのでしょう

伊勢丹新宿店の正面エントランス

こちらのエントランスは伊勢丹が後から建てた建物の部分です
2013年の改装で1933年(昭和8年)の開店当時の姿に再現されたそうです

伊勢丹の金属銘板

メインエントランスを挟む2つの柱には
それぞれに金属製の銘板が取り付けられています
向かって左側は英語表記で、右側が日本語表記です
右奥の白い縦長の看板から向こう側が旧『ほてい屋』です

メインエントランスのシャンデリア

吹き抜けの天井から、復元されたシャンデリアがさがっています
その奥には開店当時の古いロゴマーク
ロゴマークに描かれている『伊』の文字は
創業者小菅丹治の書と言われています