ちわわ一家の 食べ歩る記・飲み歩る記

美味しい料理と
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チワワ一家の「食べ歩る記・飲み歩る記」

信州旅行 塩尻 信濃ワイン

2011-08-18 11:37:25 | 国内旅行
JR篠ノ井線 塩尻駅西口
今日はホテルをチェックアウトし、塩尻駅前の駐車場に車を止めました


駅前ロータリーの脇にはなんとぶどうの棚があり、
ぶどうの実がなっていました


西口のタクシー乗り場でタクシーを待っていましたが、
いっこうに現れないので東口にまわりました


東口の方が栄えており、タクシーが数台待っていました
塩尻駅から約5分ほどで今日の1番最初の目的地
信濃ワインに到着しました


信濃ワインは塩尻市桔梗ヶ原(ききょうがはら)の農園で育ったぶどうでつくる
地元のワイナリーです


このあたり一帯にはなんと、8社のワイナリーが存在するため、
歩いてすべてのワイナリーをめぐることができる
夢のような場所であります

今日はそのうち3社をめぐる予定にしています

信濃ワインの店内では、ワインの試飲・展示・販売を行っています


塩尻は、海抜700mの高さにあり、
その昔、海から塩を運んだ塩の道の終点にあたり
そこから『塩尻』という地名が来たとも言われています

このように塩尻は、北アルプス、南アルプス、
八ヶ岳連峰の山々に囲まれた高冷地で、
その西方一帯に広がる桔梗ヶ原は、風光明媚、雨が少なく日当たりの良い、
まさに葡萄づくりにはうってつけの気候なのだそうです


展示されたワインを見ていると、店員さんが優しく声を掛けてくれ
地下のワインセラーに案内してくれました

ワインセラーは写真撮影禁止とのことで、残念ながら写真はありません

地下は電気をつけても薄暗く洞窟のようにひんやりとしていました
かび臭い感じの室内では、クラッシク音楽が流れており、
最初は何も見えませんでしたが、次第に目が慣れてくると、
床一面にたくさんの樽が貯蔵され
また、壁にはたくさんのワインのボトルが並べられていました
中には何十年も貯蔵されているボトルもあるそうです

私たちからすれば、ここはまさに天国です

ワインセラーの中で、ぶどうに関する色々な説明をして下さいました

桔梗ヶ原で育つ原料葡萄の中心は、
耐寒性の強いナイヤガラ(白葡萄)とコンコード(赤葡萄)
これら品種は、糖度、酸味、色とどれをとっても個性豊かで、
香料の原料にもなっているそうです
私たちがよく知っているブドウ味というのは、じつはこの品種の
香料で作られているのだそうです

ヨーロッパで主力のシャルドネやメルローについては、
かつては寒さが厳しいための栽培が不可能でしたが
近年暖冬になってきたために栽培可能となり、
シャルドネやメルロで本格的なワインを醸造してみたいという念願がかなって、
今では多く栽培されるようになってきたそうです

説明を受けたおかげで色々と勉強になりました

ワインセラーの見学が終わり、再び1階に上がると、
お待ちかねのワインの試飲に誘っていただきました


甘口か辛口かと聞かれるので辛口と答えると
それに応じたお勧めのワインを詳しく説明して頂きながら
振る舞って下さいました

おそらく、8種類以上の赤白のワインと
濃縮されたデザートワイン、また、ブランデーも合わせると
10種類以上を試飲させていただきました

かなり酔っぱらってしまいましたが、
飲んだワインはカウンターに並べて下さっていたので、
ボトルで味の記憶をたどりながらお気に入りの2本を選び
お土産に購入しました


白は『ナイアガラ シュール・リー 2004』
発酵が終わったワインをひたすら同一タンク内に留め、
長期間オリの上に静かにワインを貯蔵させておく手法です
辛口で、通常のワインより深い味わいになります

赤は『信濃ワイン スーパーデラックス 2010』
メルロ100%、辛口フルボディで渋味も柔らかに溶け込んで
穏やかな中に果実香と樽香の深い味わいが楽しめます


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