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宮城県郵便局訪問 NO.9 名取市、仙台市太白区 名取市は古墳、遺跡、貝塚など古代の人が多く住む地域だったと知りました

2018-09-02 19:32:01 | Weblog

 もう先月になりましたが、8月8日は宮城県の郵便局訪問でした。今回は名取市の海側から山側、そして仙台市太白区の山を歩きました。昼近くから雨が激しかったため、雨宿りする等であまり歩けませんでした。なので、11局とだいぶ少な目の訪問です。
 訪問したのは、次の局です。

 広浦簡易、イオンモール名取内、愛島簡易、高舘、名取ゆりが丘(以上、名取市)、仙台鈎取、新仙台、八木山南団地簡易、仙台西ノ平、仙台青山、仙台緑ヶ丘(以上、仙台市太白区)

 仙台青山、仙台緑ヶ丘郵便局付近は7年前の東日本大震災で、被災宅地危険度判定士として行った地域です。しかし、判定したと思われる地域には入らなかったようです(かなり変わったから気づかなかったのかも知れません)。名取市は、東日本大震災で閉鎖されている閖上郵便局を除き、全て行くことができました。

 トップの写真は、8025局目となった愛島簡易郵便局です。


 広浦簡易郵便局に向かうため、仙台空港アクセス線の美田園駅を降り、仙台空港アクセス線に沿って歩きました。

 

 この鉄道ができたことにより、仙台空港のアクセスは飛躍的に良くなりました。以前の仙台駅からのバスは五橋付近から渋滞で、えらく時間がかかるものでした。このため、東北本線の名取市館腰駅から路線バスに乗る方が、時間は確実でした。


 田圃は稲が実り始めました。

 

 「田圃に何だか吊り下げられているな。」と思いました。吊り下げられていたのは、怖いお面でした。

 


 名取市は古墳、遺跡、貝塚等、古代人の足跡がたくさんある所だと知りました。

 まずは、雷神山古墳が有るのをみつけました。

 

 雷神山古墳は、東北地方最大の前方後円墳だそうです。築造されたのは、4世紀末から5世紀と推測されているそうです。壺形土器や壺形埴輪が出土し、地方の豪族の墓と考えられているそうです。

 次は宇賀崎貝塚です。

 

 2層の貝塚だそうです。上層は、淡水産のヤマトシジミの貝殻が出土しています。縄文前期の土器も出土しています。下層は、アサリ、ハマグリの貝殻が出土するそうです。縄文早期から前期初頭の土器、石器等が出土しています。地盤が隆起したことから、貝の違いが出たのでしょうか?

 今熊野遺跡も見つけました。

 

 1971、72年(昭和46年、昭和47年)宮城県農業センター建設前に発掘調査がなされたそうです。縄文から平安までの遺跡だそうです。複数の人を埋葬した方形周溝墓が9基も発掘されたそうです。

 こうした遺跡等は、名取市から仙台市太白区まで続くようです。仙台市太白区には、縄文の森広場が有ります。

 

 約4000年前の縄文集落だった山田上ノ台遺跡を保存活用するための施設が縄文の森広場だそうです。
 山田上ノ台遺跡は、38軒の竪穴式住居が見つかっており、蔵も有り、広場もあったようです。3軒の竪穴式住居が復元されています。


 中将藤原朝臣実方の墓が有りました。

 

 源氏物語の光源氏のモデルと考えられている人物です。藤原行成とのいざこざから、陸奥守に任ぜられ、この地に赴任したそうです。でも、早くに亡くなられたようです。


 雨が強くなり、仙台市太白区に入ると写真が撮れませんでした。最後に行きついた、地下鉄東西線の八木山動物公園駅の床は写しました。動物とその足跡が、面白く表現されています。

 

 

 

 

 

 

 
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