カンボジア日記  ゆめきの日々

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3月30日の慰霊祭と反政府政治集会開催・・・参集者に支払い金がされる

2014-03-29 18:01:59 | ゆめき発【カンボジア安全情報】
在カンボジア日本国大使館

~在留邦人の皆様へ~

           平成26年3月27日
カンボジア:野党・救国等による集会に伴う注意喚起

1 野党・救国党は、26日の記者会見において、3月30日(日)午前8時から午後
11時までの間、1997年の同日(3月30日)に発生した手榴弾投擲事件によって亡くなった16名を慰霊するため、「旧国民議会」
(カンボジア語では「ティ・コンラエング・ロアットサピア・チャ」、英語では「Old National Assembly」)<場所:別添>の前でセレモニーを行い、
その後、午後1時から午後7時まで、プノンペン市内の「民主の広場」(カンボジア語では「ティ・リエン・プロチアティパタイ」、英語では「Freedom Park」)
<場所:別添>において、支持者に対して、現在までの状況を報告し、支持者からの意見を求めるために「People Congress」(国民大会)と題した集会を開催するとの声明を発表しています。
上記記者会見によれば、救国党は、「国民大会」の参加者を2,000~5,000人を見込んでおり、
○この集会は、デモではなく、純粋な「国民大会」であることから、政府は集会の開催を禁止することはできない。
○与党・人民党との交渉について、支持者に対して現在までの状況を報告するとともに、次に何をすべきかを問いたい。
○支持者が人民党との交渉を中断して大規模デモの再開を望むのであればそれに従うとしています。

2報道によれば、27日午前、プノンペン都庁と救国党の代表が、協議を行いましたが、その後、都庁の報道官が、午前中のセレモニーについては許可するが、午後の「国民大会」は許可しない旨発表しています。
しかし、救国党側は、予定通り「国民大会」を行う構えを見せており、当日は、午前中のセレモニーも含め、会場周辺における混雑や混乱、それに伴う
不測の事態が発生する可能性は排除できません。
よって、在留邦人の皆様におかれては、不要不急の場合には、出来る限りセレモニー場所及び集会場所付近には近づかないよう、ご注意願います。

3この集会の結果次第によっては、今後、カンボジア国内の治安情勢に変化が生じる可能性も排除できないことから、カンボジアに渡航・滞在される方は、政治情勢が落ち着くまでの間、不測の事態を念頭におきつつ、以下の点に留意され、最新の治安関連情報の収集に努めて下さい。
(1) 外出の際には周囲の状況に十分に注意を払い、集会やデモ行進等に遭遇した場合は近寄らないようにする。また、状況が緊迫したものになった時には、暫時外出も控える。
(2) 一般的に攻撃の標的となりやすいと思われる場所(政府機関、軍・警察等治安当局施設等)や各政党事務所周辺、及び抗議集会が行われる可能性のある民主の広場等にはできる限り近寄らない。
(3) 外出の際には家族、職場や知人等に所在を明らかにしておくとともに、いつでも連絡がとれるようにしておく。

4 何らかの被害に遭われたとき等には当大使館領事班までご連絡ください。

在カンボジア日本国大使館 領事班
電話:023-217-161~164
電話交換業務時間:平日午前8時~正午、午後2時~午後5時45分
領事窓口対応時間:平日午前8時~正午、午後2時~午後4時30分
緊急連絡先(平日昼休み):012-835430
緊急連絡先(平日夜間及び休館日):095-777-911
大使館ホームページ:http://www.kh.emb-japan.go.jp
Eメール宛先:consular.jpn@pp.mofa.go.jp



日本大使館より、安全情報が発信されていますので、全文コピーペーストで掲載し解説します。
上記の内容をご精読されまして、私の安全情報も続いてご精読されることを願います。

実は、CNRPが慰霊祭を行いながらその後に続いて政治集会を開催する話はありまして、私自身は不可能だと思っていましたので「無理」と昨日は記述し投稿しました。
ですが、本日の午後(3月29日午後4時過ぎ)に、慰霊祭の後に政治集会を行う事が決意され実行される度合いが高くなりましたので、ご説明致します。
まず、慰霊祭開催に対する治安当局の反対にはカンボジアの常識から考えると「大義名分」は成立しないので許可される度合いが高かったのですが、続く政治集会の開催には難易度が高いので厳しい結果になるはずと予測していまして無理だろうと思っていましたが、本日3月29日午後4時過ぎに入手した情報によればCNRPから「参加者」に少額な支払い金が予定されているとの確度の高い話しがもたらされてまして、更に地方から支持者が大挙してプノンペンに集まる情報も同時に入手致しましたので、参加者が多く参集すれば治安当局が対抗して阻止するには軍と警察軍と警察官の実力行使しか方法はありません。
首都で大規模な治安当局の武器使用を含めた実力行使には問題提起される部分が大きいので、参集者次第で治安当局の対応が随時変化する可能性がありますので、周辺地域全部に立ち入りは危険と言えます。
慰霊祭は、8時開催予定ですが朝の7時程度慰霊祭に集合する人々でゴッタガエするので、ロイヤルリバーサイド周辺は早朝から混乱が予測可能です。
慰霊祭は11時程度には終了するはずなので、終了前から周辺は相当数の人数で混乱します。
続く、政治集会がプロチィアパタパイで午後2時程度から始まる予定でして、此方は許可されていないので治安当局の随時変化するであろう対応次第だろうと思います。

★今回は、CNRPが2月から「ジョウチュナムクマエ=カンボジア正月 4月13日~4月16日までの4日間」までには政治集会をプロチィアパタパイで開催するという主張を継続して来ましたので、多分、政党生命を懸けた面子をも懸けて政治集会を開催する腹積もりですから、地方からの参集者の段取りを抜け目なく算段しているはずですので、対抗する治安当局の対応いかんでは大参事の可能性がありますけれど、多分、CNRPの言い分が通る感じです。
※参集者が多くなれば治安当局は黙認し、少なければ強制排除に踏切る。
公園内には制服の警察官が居ましたが、3月29日の午後には全員居なくなっていたので、どのような対応なのか?

今回は予測困難ですが、周辺一帯危険地帯になるので、車両の通行も含めて近寄らない安全策が何よりです。
私自身は、数人のクマエ男性と朝から待ち合わせで行きますが、以前にも記述している通り「単独」では行かない。
平たく言うと、危ないと感じた瞬間に逃げ出す段取りです・・・此処には、実戦と言う慣れが必要な部分。(笑)

★★★
当日は、CPPメンバーのシール付き車両・行政ナンバーの車・VIPマークの掲示している車両・軍・警察軍等政府の関与を意味する車両での走行はしない方が賢明で、情報は当日の朝に収集するのが大事な事です。
理由
当地は、当日の朝に状況が変化しやすい国なので、当日の朝に最終情報確認が必要です。
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