カンボジア・・・フンセン首相辞職 (戦争の余波)
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2025年8月23日の朝、フン・セン首相は Facebookに投稿し、前日でカンボジア首相を辞任し、息子のフン・マネット氏に権力を委譲してから2年が経ったことを明らかにした。
「2年という時間は、新世代のリーダーシップと統治を理解するのに十分な時間だ」と記した。
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フン・セン首相が「新世代」という言葉で言及したのは、明らかに自身の家族や与党カンボジア人民党(CPP)内の側近たちを指している。
実際には、カンボジアはフン・セン首相の私領地のような機能を果たしており、政治権力は彼の裁量で分配されている。
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フン・セン氏はもはや首相ではないものの、人民党総裁、上院議長、枢密院議長に就任していて、依然として最高権力者であり、現首相は党の方針に従い、彼の指導力を尊重することが期待されている。
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フン・セン首相の富と権力とカンボジア軍の現状との対比は、特にタイとの5日間にわたる国境紛争を受けて、国民の批判の的となっている。
カンボジア軍は大きな損害を被り、最前線の兵士たちはFacebookを通じて、資金、バイク、物資の寄付を呼びかけている。
説明
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これは、2023年の選挙から、実質長男に首相としての権力を委譲していたという説明だが、建前はフンセンが首相として君臨していたのでどちらが首相なのかは判断が分かれても、名義は【フンセン総理】です。
今般の説明は、世襲の時間を2年かけて実行したという説明ですので、フンセン首相の立場は2025年8月22日までだったという内容ですが、本人は以前から2028年まで首相を継続するといっていたので、3年早く首相の座を降りたことになります。
事実関係については、タイ側の情報による発信でして、戦争による内容から「米国が戦争に干渉」するように求めている外交の問題を含めた、多様な状況から辞職を判断した内容です。
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以前は、CPPの会長である総裁地位はヘン・サム・ルンでして、其の前はチア・シムが就任していたので、フンセン総理がCPPの組織についての言及はありませでした。
コの地位は、人民党の総裁が会員に対して指示可能な地位なので、独裁化しやすい事を指摘していまして、実質は私も同一判断です。
即ち、フンセン独裁政治でしたが、多様な思案の中で首相辞職の判断だと思う。
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CPP(人民党)総裁・上院議長・枢密院議長(LOYAL-GOVERNMENT)の3つの最高地位に君臨を継続するのですから、和紙の判断はコの状態でもフンセン独裁国家ですが、アメリカの支持を得るための【戦争米国干渉】を成就させるには必要な手段と考えたのだと思うヨ。
即ち、中国は言葉の応援をしていても不安が拭い去れないので、米国頼みの僧侶デモが開催されたぐらいだから、タイのプノンペン爆撃を恐れたはずと確信しているよ。
ナンデカと言うと、グリペンを販売したスウェーデンは、戦争に使用可能な許諾をつけてタイにグリペンを販売したというのですから、思考するとタイはグリペンの戦争使用の許可を出していなかった可能性が高く、タイが迅速に更なるグリペンマルチロール戦闘機を購入したのは此処の問題点解決も含んでの購入だったと思うヨ。
❹フンセン総理の蓄財については、天文学的数字に上るはずとの予測が出ているので、違法蓄財との判断があるし、関連する人々も違法蓄財に関与している筈だよ。
コの部分を、タイは国際世論に訴えていて、米国大使に対し「何とかねじ込もうとしている」けれど、マダ動かないので日本関税問題の後になると思うね・・・楽しみは延期(笑い)
寄付については、以前は税金の先払いと言う段取りで国家が主導して金集めをしていて、支払い証明として国家発行の領収書を受取り側が発行したダヨ。
よって、直ちに相殺が可能だったよ。
理由
当時の税支払いは、毎月支払う方式だったので、寄付したら今月分に税の支払いとして領収書を添付すれば良かったけれど、今は不明なので回答できない。
更に、国家収入も減額しているはずであり、其処に兵士の見舞金と支払い金が加算されるので【台所は火の車】だよ。
其処で、一時立替可能な段取りとしてフランスに行く口実をつけたと思うし、発着場はジュネーブと思考したが、理屈からはコレしか考えられないね。
追加説明は数日後ね。。。