★以前にも記述していますが、「薬の話」をうまくまとめて記述します。(笑)
説明しやすいペニシリンについての記述になりますので、心を静かにご静粛を願います(笑)
まず、世界の薬特許は「成分特許と製法特許」に区別され、それぞれの国で都合のよい特許方法を採用しているので、考え方が同一では無い思想の元に採用された薬特許となりまして、更に、国によっては「成分特許と製法特許」の双方を薬毎に採用している国もありますので、ややっこしい上に狡賢さの「勝負」という話になっていますので、内容をゆめき独自の視点で解説しませう。
成分特許の話
ブラジルでは、ブラジル国内から違法に持ち出された動植物から発見又は発明された薬については、特許そのものを認めないばかりか「損害賠償の対象になるし世界で取得された特許もブラジルに帰属」するというから大変です。
(過去の特許についても争点になり得るので、以前取得した特許も含めての「研究に携わる科学者も泥棒呼ばわりされます」)
すなわち、先進国がブラジルに押し寄せて許可無く違法に採取された動植物からの世界特許は全てブラジルの物になると言うのですから、反対に考えれば、正規に動植物を採取しブラジル政府の管理下で研究をし発明発見に至る過程が必要不可欠となっていますから、これでは「企業秘密の研究課程が筒抜けになる」し、大金を投じて作り上げてきた研究の過程の技術と技能がブラジルに無料で伝授され、更に大金を投じて成果が上がっても「ブラジル政府に利益の大部分を渡さなければならない」と言う、ブラジル独自の考え方が素晴らしい1,000年先の薬に対する特許条件が提示されました。
これを思考した後進国は、我が国にも同一基準を設立しようと国際的に動きましたので、国連加盟国では薬販売先進国が少数派になりましたから、既にブラジルが公表した内容での基準が「グローバルスタンダード=世界基準薬の特許」になりつつある趨勢の様子です。
ところが、先進国も負けていられませんので、ある国には「経済支援を約束」してこの基準で認めろと言いますし、相手国も「了承」するが全部では無くてこの薬だけにしろとかの交渉を持ち出し、常に自己に有利に交渉をするので「何が何だか訳が解んなくなりました」。(笑)
訳が解んなくなった一番の原因は、ブラジルで違法に採取された動植物全てから発明又は発見された世界特許は、全ての成分特許と製法特許がブラジルの利益として帰属すると言う考え方で、「なるほど」理屈に合っていますから抗弁できる余地はありません。
此処で問題提起されるのは、以前から、世界各地で違法に採取された動植物からの発明と発見が全て問題提起されていて、発明の糸口となる、「言い伝えとか伝説その他の座談会的話から薬になる可能性のある動植物の違法採取」を先進国の薬企業は行っていまして、「泥棒企業が儲けている」と名指しで指摘された企業が沢山あります。
ブラジルは、この手法に「ブラジル国内法で規制する制度」を設けたのですが、あまりに良い出来栄えなので「世界中の国が模倣」しまして、たちまち先進国の薬企業が少数派に追いやられてしまいました。
薬先進国が反撃したのは良いのですが、貰うものは貰うが「其方の提案全てを受け入れる訳にはいかない」ですから、国によっては「狡猾さを複雑にします」ので、薬に対する法的規制が何種類にもなりまして、この薬は「成分特許を認めない」が「この薬は成分特許を認める」となりましたし、製法特許によっても異なる解釈が採用されるので、国によって異なる特許解釈がなされているという事です。
これをペニシリンに置き換えると、
アオカビからペニシリンが発見されたのはかなり以前の話ですが、ペニシリンを人類に有益に利用する製法が発明されたのは「第二次大戦のアメリカ」で、この過程には長い道のりがありましたので、発見と発明は別の物と言う考え方が薬にはあります。
即ち、発見の段階では「製法の技術確立に規制はされない」と言うもので研究自体は誰でも自由であり、発見された成分の特許は認められないので現在あるペニシリンが人類に有効に利用されているという過去の薬歴史が交渉の論点でした。
そもそも「成分特許」そのももの存在を認められていなかったのですが、アメリカはdouble-standard と言う自国に有利な特許を外国に押し付けた時に、「御まいらは盗人」だと言い始められたのが発見の糸口となる「動植物に対する薬の言い伝え」を伝聞で聞いて、当該動植物を外国から盗んできた科学者連中でした。
平たく言うと、薬として可能性のある動植物の中から、現に使われている何かを特定するという知恵が開発費を極度に少なくできる可能性があるので、言い伝えや伝説その他をヒントととして、研究の為に勝手に多くの国に科学者が世界に飛び散って研究するという事ですが、相手国の了承無しに動植物を無断採取し研究するのですから、反面「泥棒」という考え方もありますので非難されていた話でした。
カンボジアに置き換えれば、薬の輸入国なので成分特許も製法特許も基本的に全てが確認されない自由で、特許関係は製造国に責任があり製造会社の問題なので、カンボジアには成分特許も無ければ製法特許も自由という事の解釈で、世界から安価な薬が輸入されまして販売継続されています。
当然、価格は国際競争力なので安価でありながら日本では要処方箋の薬も安価に入手できますが、使用使途については必ず「薬屋との会話=説明を聞く事」が必要ですが、当地の薬屋さんは説明を自己中心的立場でしか説明しません。
例
この薬を、食後に日に3回服用せよ・・・自己中心的会話ですから、これ以上説明は無し。
患者は、価格の交渉権があるだけ。
もし、詳しい話を聞きたいのであれば、「病院に行き、お金を払い処方箋を発行してもらい薬についての説明も受ける」です。
ですから、日本で服用されている処方箋薬価格でも薬価基準がありませんので、同一成分であり同一会社が製造販売している薬でも日本と当地の価格と異なる場合が多々ありまして、当地の販売価格は「国際競争力のある価格」の薬の方が売れています。
これを簡単に説明すると、当地で販売するには国際競争力を保持する必要から価格を下げなければならないので、日本よりもかなり安価な価格で薬の入手が可能です。
付記
当地では、成分特許に対する薬に対しては他国の趨勢に同意していますから、同一成分でも製造国又は製造会社によって価格に相違があります関係上、薬は成分の名前でしか確認不可能です。
製造している会社が勝手につけた名前での薬確認は不可能ですから、製品名では無くて「英語表記の成分表記」を必ず確認してから購入の是非を検討してください。
薬効成分でも日本とは異なる趣旨で販売されているので薬によっては何倍もの薬効成分が入った薬が販売されていますから、日本の風邪薬のように「説明書きの倍」を服用したら効力があるのではないのかと言う考え方は「アサハカ」であり危険です。
継続服用する薬については、必ず一度や二度は医者を変えて薬に対する知識を自らが求める言語能力と確認する意志もお金も必要です。
お金があれば、専用の車で専用の通訳同行で可能ですが、これはセレブ領域と考えて下さい。
説明しやすいペニシリンについての記述になりますので、心を静かにご静粛を願います(笑)
まず、世界の薬特許は「成分特許と製法特許」に区別され、それぞれの国で都合のよい特許方法を採用しているので、考え方が同一では無い思想の元に採用された薬特許となりまして、更に、国によっては「成分特許と製法特許」の双方を薬毎に採用している国もありますので、ややっこしい上に狡賢さの「勝負」という話になっていますので、内容をゆめき独自の視点で解説しませう。
成分特許の話
ブラジルでは、ブラジル国内から違法に持ち出された動植物から発見又は発明された薬については、特許そのものを認めないばかりか「損害賠償の対象になるし世界で取得された特許もブラジルに帰属」するというから大変です。
(過去の特許についても争点になり得るので、以前取得した特許も含めての「研究に携わる科学者も泥棒呼ばわりされます」)
すなわち、先進国がブラジルに押し寄せて許可無く違法に採取された動植物からの世界特許は全てブラジルの物になると言うのですから、反対に考えれば、正規に動植物を採取しブラジル政府の管理下で研究をし発明発見に至る過程が必要不可欠となっていますから、これでは「企業秘密の研究課程が筒抜けになる」し、大金を投じて作り上げてきた研究の過程の技術と技能がブラジルに無料で伝授され、更に大金を投じて成果が上がっても「ブラジル政府に利益の大部分を渡さなければならない」と言う、ブラジル独自の考え方が素晴らしい1,000年先の薬に対する特許条件が提示されました。
これを思考した後進国は、我が国にも同一基準を設立しようと国際的に動きましたので、国連加盟国では薬販売先進国が少数派になりましたから、既にブラジルが公表した内容での基準が「グローバルスタンダード=世界基準薬の特許」になりつつある趨勢の様子です。
ところが、先進国も負けていられませんので、ある国には「経済支援を約束」してこの基準で認めろと言いますし、相手国も「了承」するが全部では無くてこの薬だけにしろとかの交渉を持ち出し、常に自己に有利に交渉をするので「何が何だか訳が解んなくなりました」。(笑)
訳が解んなくなった一番の原因は、ブラジルで違法に採取された動植物全てから発明又は発見された世界特許は、全ての成分特許と製法特許がブラジルの利益として帰属すると言う考え方で、「なるほど」理屈に合っていますから抗弁できる余地はありません。
此処で問題提起されるのは、以前から、世界各地で違法に採取された動植物からの発明と発見が全て問題提起されていて、発明の糸口となる、「言い伝えとか伝説その他の座談会的話から薬になる可能性のある動植物の違法採取」を先進国の薬企業は行っていまして、「泥棒企業が儲けている」と名指しで指摘された企業が沢山あります。
ブラジルは、この手法に「ブラジル国内法で規制する制度」を設けたのですが、あまりに良い出来栄えなので「世界中の国が模倣」しまして、たちまち先進国の薬企業が少数派に追いやられてしまいました。
薬先進国が反撃したのは良いのですが、貰うものは貰うが「其方の提案全てを受け入れる訳にはいかない」ですから、国によっては「狡猾さを複雑にします」ので、薬に対する法的規制が何種類にもなりまして、この薬は「成分特許を認めない」が「この薬は成分特許を認める」となりましたし、製法特許によっても異なる解釈が採用されるので、国によって異なる特許解釈がなされているという事です。
これをペニシリンに置き換えると、
アオカビからペニシリンが発見されたのはかなり以前の話ですが、ペニシリンを人類に有益に利用する製法が発明されたのは「第二次大戦のアメリカ」で、この過程には長い道のりがありましたので、発見と発明は別の物と言う考え方が薬にはあります。
即ち、発見の段階では「製法の技術確立に規制はされない」と言うもので研究自体は誰でも自由であり、発見された成分の特許は認められないので現在あるペニシリンが人類に有効に利用されているという過去の薬歴史が交渉の論点でした。
そもそも「成分特許」そのももの存在を認められていなかったのですが、アメリカはdouble-standard と言う自国に有利な特許を外国に押し付けた時に、「御まいらは盗人」だと言い始められたのが発見の糸口となる「動植物に対する薬の言い伝え」を伝聞で聞いて、当該動植物を外国から盗んできた科学者連中でした。
平たく言うと、薬として可能性のある動植物の中から、現に使われている何かを特定するという知恵が開発費を極度に少なくできる可能性があるので、言い伝えや伝説その他をヒントととして、研究の為に勝手に多くの国に科学者が世界に飛び散って研究するという事ですが、相手国の了承無しに動植物を無断採取し研究するのですから、反面「泥棒」という考え方もありますので非難されていた話でした。
カンボジアに置き換えれば、薬の輸入国なので成分特許も製法特許も基本的に全てが確認されない自由で、特許関係は製造国に責任があり製造会社の問題なので、カンボジアには成分特許も無ければ製法特許も自由という事の解釈で、世界から安価な薬が輸入されまして販売継続されています。
当然、価格は国際競争力なので安価でありながら日本では要処方箋の薬も安価に入手できますが、使用使途については必ず「薬屋との会話=説明を聞く事」が必要ですが、当地の薬屋さんは説明を自己中心的立場でしか説明しません。
例
この薬を、食後に日に3回服用せよ・・・自己中心的会話ですから、これ以上説明は無し。
患者は、価格の交渉権があるだけ。
もし、詳しい話を聞きたいのであれば、「病院に行き、お金を払い処方箋を発行してもらい薬についての説明も受ける」です。
ですから、日本で服用されている処方箋薬価格でも薬価基準がありませんので、同一成分であり同一会社が製造販売している薬でも日本と当地の価格と異なる場合が多々ありまして、当地の販売価格は「国際競争力のある価格」の薬の方が売れています。
これを簡単に説明すると、当地で販売するには国際競争力を保持する必要から価格を下げなければならないので、日本よりもかなり安価な価格で薬の入手が可能です。
付記
当地では、成分特許に対する薬に対しては他国の趨勢に同意していますから、同一成分でも製造国又は製造会社によって価格に相違があります関係上、薬は成分の名前でしか確認不可能です。
製造している会社が勝手につけた名前での薬確認は不可能ですから、製品名では無くて「英語表記の成分表記」を必ず確認してから購入の是非を検討してください。
薬効成分でも日本とは異なる趣旨で販売されているので薬によっては何倍もの薬効成分が入った薬が販売されていますから、日本の風邪薬のように「説明書きの倍」を服用したら効力があるのではないのかと言う考え方は「アサハカ」であり危険です。
継続服用する薬については、必ず一度や二度は医者を変えて薬に対する知識を自らが求める言語能力と確認する意志もお金も必要です。
お金があれば、専用の車で専用の通訳同行で可能ですが、これはセレブ領域と考えて下さい。