日中越境EC雑感

2008年に上海でたおばおに店を作るところから始めて、早もうすぐ10年。余りの変化に驚きの連続

大連3日目 金石灘

2006-10-05 | 旅行(中国その他)
 本日は、大連の観光地金石灘に寄った後、市内に戻りました。
金石灘は、大連市内から電車(快軌)で45分ほど、約50キロ強に位置します。奇岩、海水浴場で有名なリゾート地で、江沢民の別荘もあるそうです(まぁ、共産党のお偉いさんは国内の目ぼしい所各地に別荘をお持ちのようですが)。また、発現王国というシンガポール資本とのJVで作ったディズニーランドの様なテーマパークがあります。

 日数が足りないので、電車の駅からバスに乗り海岸を回っただけでした。ちなみに、バスの切符売り場で、パッケージ価格66元と、10元の2種類の切符を売っていますが、66元の方は毛沢東関連の展示館等幾つかの施設の拝観券込みの値段です。私たちは単純に園内乗り降り自由の10元の切符を買ったのですが、全く問題ありません。

 確か4つめの停留所を降りた海岸だと思いますが、私が海を見ていると嫁が何やらモーターボートの人と交渉しています。他の3人組も誘っていて、「ハイトアン」(イルカ)を見に行こうと騒いでいるので5人で一緒に行きますと、海岸沿いを案内してくれた上に、結構電話をしたり真剣に探してくれてなんとか発見する事ができました。数等のイルカが水面に頭を出して泳いでいる姿ですか、初めてみたので、何とも嬉しいですね。時間にすれば合計で1時間近く遊べましたし、値段も1隻200元(我々は二人で80元)でしたので、お勧めします。

 その後は、海外沿いで売っている海鮮を山のように買って、近所の料理屋で領してもらったのですが、種類はわかりませんが、海栗が3つで10元。対象海老が一匹20元、とこぶしが1つ10元程度の値段です。残念ながら調理方法が単純に茹でるだけだったので、海栗と蟹を除くと味は今一でしたけど、まぁ満足できます。

 夕方まで遊んだ後、市内に戻りスイスホテルに泊まりました。久々の5つ星ホテル(中国内部での評価で6星まであるそうです。ちなみにシャングリラは5.5)ですが、どうも大連のホテルは上海に比べると星一つインフレのような気がします。おまけにネット接続が24時間で88元と香港並みにチャージされましたよ。。

 市内では勝利広場に地下にあるショッピングセンターとロシヤ町に寄りました。

 勝利広場の地下は、地下3階まである大きなショッピングセンターになっていますが、衣料品が中心のようで、大連の若い娘は良くここに買物に来るそうです。元々は防空壕として建設されたものでしょうね。妻の友人の大連出身の女の子に聞いて地下3階にある麻棘湯(マーラータン)と大連風ビビンバを食べたのですが、味は結構いけます。大連の麻棘湯は、野菜をまとめて3元で入れてくれるのですが、緑野菜が不足気味の私には助かります。

 ロシヤタウンは、昔のロシアの建設した建物を使っているのかと思いきや、最近できた街のようです。中国より物価が安いのか、玩具、人形、タバコ等が非常に安く手に入ります。

 さて、大連で気づいた事ですが、
①大連は美人が多いというのは嘘。先述した妻の友人は身長170cmで、まあ細身の美人です。彼女からも大連は美人が多いと言われ期待して観察したのですが、太目が非常に多い、ルックスも。。。。大食の東北人ですからやむをえないのですが、ファッションの町とはとても思えないです。上海の方が数段上ですね。
②買物、切符を買うときに列を全く無視する。上海も大概いらいらする時があるのですが、ここでは割り込みが当たり前です。
③大連駅前に海賊版書籍屋がたくさんありますが、種類が豊富で安い。DVDも上海が1枚7元に対し大連は5元。この辺は海賊版関係の規制が上海に比べ緩いのだろうと思います。
④大連市内から開発区に行く快速軌道列車の最終時間は、何と午後6時。開発区から市内までのは10時位まであるそうですが、何だコリャという感じです。一般的に南国の人間は働かないといわれているのに、中国では全く逆で北に行くほど働かないといわれていますが、納得という感じです。
⑤東北人は白酒とにんにくが常用品。話には聞いていましたが、昼飯でも必ず白酒を飲み、生のにんにくの房を持ってきてガリガリ食べているのには唖然としました。韓国以上です。どうりで、空港やタクシーの中が甘い匂いがする(白酒の匂い)と納得しました。
⑥親日かどうか。たまたま乗ったタクシーの運ちゃんが、私を日本人と思わず、旧日本時代の話を嫁としている時に、日本人は犬だ、豚だとかなりこき下ろしていました。当然こういうのは人によって違うので一概に言えませんが、大連が親日かどうかは疑問です(大連ネイティブの人は実は非常に少なく、東北を中心に外地の人が多い町だそうです)。日本と韓国の経済進出が無いと、発展が容易ではない地域であることは確かであり、公式には親日としていると思いますが。日本人の集まるところにいるわけではないのですが、日本語雑誌は結構種類もありますが、英語のフリー雑誌をここではまだ見ていません。
 
コメント
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