日中越境EC雑感

2008年に上海でたおばおに店を作るところから始めて、早もうすぐ10年。余りの変化に驚きの連続

大連2日目

2006-10-04 | 旅行(中国その他)

 一日大連観光をするつもりだったのですが、昨夜の段階でまだ監査が終わっておらず、午後からは仕事をする羽目になりました。中国は連休なのですが、日本も香港も動いているのでやむをえないですね。

 海外赴任をしているときに、休暇を取れるか否かはそのときの環境によって異なるのですが、多くは日本の休暇時期には現地で働き、現地の休暇のときは日本に出張しているという時が多かったように思います。一方で大企業の派遣社員の特に年配の方は、日本と現地の両方の休暇をしっかりとっておられる方が多く、羨ましい限りです。まぁ、今はまだ比較的恵まれていますね。夏休みはなかったですけど。

 大連は広場の多い町で、どうもロシヤが1899年に都市計画をした時にパリにあこがれて真似をしたからだとか、市内に80ヶ所もあるそうです。その広場というのも大きさは様々ですが、今日訪れた星光広場はアジア最大の広場ということで、ということはあの巨大な北京の人民広場を上回る大きさです。中心に緑地帯を抱えたサークル状の広場ですが、周りにホテルやヨーロッパ風城郭をかたどった貝殻博物館とかがあります。一方人民広場は大きな緑地になっており、市政府の前にありますが、満州時代の建物も見える中々風情のある公園でした。

 大連市内はアカシアの町というだけあり、中国とは思えない街路樹が整備され綺麗な町です(もちろん人の多いところは駄目ですが)。これも日本時代に作られたという路面電車203号線に乗ってみたところ、内部構造が木製で、電車自体も60年以上も昔のものなのかなと思わされました。

 安いホテルを見つけたということで、軌道3号線という比較的新しい高架鉄道に乗って開発区内のホテルに向かいました。大連は初めてで良く知らなかったのですが、市内と開発区は結構離れているのですね。開発区は新しい都市ということで、見るべきものも無く、ひたすらカラオケやさんが目立つ処でした。ここも韓国料理屋が多く、ハングルが氾濫しています。大連進出企業は日系が多いと思っていましたが、東北全域に亘って韓国の影響の方が強いのかもしれません。日本語人材の大半が朝鮮族と言われますが、韓国語なら準ネイティブですからこういう人材を容易に獲得できる韓国企業は、オフショアビジネス等に関して日本より先を進む事が可能だろうと思います。

 ホテルに着いたところ、ネットに接続できない!。部屋のジャックまでの回線が壊れていたようで修理をお願いしました。その間他の部屋でネットに繋いで良いよ、との事で移動したのですが個々でも接続できない。部屋につながるサーバーとの接続線を閉めていたとの事。昨夜も一旦入ったホテルでネットに接続できず、夜10時に近所の別のホテルに移動したのですが、こういうのはやはり中国だからでしょうね。仕事優先に考えるときは、高くても外資系ホテルに泊まるべきだと反省します。

 さあ、まだ香港から問い合わせの回答が来ない、、明日も仕事か遊びに行けるか。。しっかりしてくれよ、香港人!口じゃ大陸人とは違うと口癖のように言う割りに、根本は大して変わりないんですよねーー。

コメント
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