ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

上越国境・巻機山(1967m)~米子沢

2015年03月23日 | BCスキー
2015年3月21日(土)

天候:ピーカン

直前までの予報だと、この週末の天気もイマイチかなと思いきや金曜辺りから好転し、
さてこの週末はどうするかと、いくつか候補あった中から今回このツアー参加の
あーさん、よーさんにお勧めしたい&自分の行きたい所から、昨年良かった巻機山にした。
前回は土曜に西ゼンに行って日曜に行ったが、シュプールあとが凍って登りにくいことなど
考慮して、今回は土曜にした。
転勤時期でご多分に漏れず、金曜は送別会。終了後、お二方と待ち合わせて
いつもの定泊地へ向かう。ここ年々車泊車が増えているような。。。
4時に起きて、途中朝食摂って清水の駐車地へ。
6時にはすでに10台以上はお越しであった。



今年は、昨年よりも時期が早いこともあるし、雪も多く降ったので雪壁登って出発。


井戸尾根とニセ巻機、米子頭山方面

スキーヤーからボーダーなど続々出発していく。久々に人のいるところ来た感じだ(笑)


天狗岩

ヌクビ沢と割引沢の間にある天狗岩が近づいてきた。今日はいいペース。
昨年と違い今年は2度目なのでサクッと井戸の壁に到着。
昨年よりアイシーでないが、ここは担いじまった方が早い。先行パーティーはクトーで上がって行ったが、
途中で何人かシートラに切り替えていた。


井戸の壁

堅い部分とモナカになった部分とあったが、アイゼンつけてキックで行く。
後続は楽だろう。上に上がると周囲の山が綺麗だ。



壁登ると米子沢の屈曲部から下が見えてくる。


米子沢中間部

一カ所、全層出ていたが、他は綺麗であった。
ブナの林を行く。



ニセ巻機方面も綺麗に見える。


ニセ巻機方面

前回は前日のシュプールが堅いところがあって登りにくかったが、今回はそれもなく順調に登る。
ブナの林を抜けるとニセ巻機が近づく。



ニセの手前(上写真右)の斜面にクラック多数で夏道行ったが、今回は雪面綺麗でスキーのまま上がった。


ニセ巻機手前の尾根

尾根に乗っかって後方見ると、後続が続々登ってくる。
ニセ巻機まで登ると、巻機山本峰がようやく見える。


巻機山山頂方面


ニセ巻機山頂

あーさんちょっと遅れ気味であったが、順調にここまで来る。
ここまでの登りは風もなく、暑い、暑い。
この山頂でようやく風があり、1枚羽織った。
さて、もう一登り頑張りますか~
朝一の方々が大斜面を滑っている。


真ん中付近にスキーヤー

一旦、避難小屋のあるところへドロップ。


左のポコに避難小屋埋まっている

今年はほんと雪たっぷり。
最後の一登りして稜線行くと巻機山山頂。





山頂は、下草が出ている。


八海山、越後駒、中ノ岳方面

越後駒など綺麗に見える。守門なども見えている。あちらも今日は登っているだろうな~
さて、少しいつもよりノンビリしてドロップですよ~
時間もお昼ということで、適度に雪も緩んでいい感じです。



若干縦溝もありますが、そんなに気になりません。



お互い写真撮りながら、程よい斜面を大回り、小回りといろいろ遊びながら下ります。



天気いいといいね~
右俣と左俣分ける中間尾根下ると皆さん右斜面をトラバースしています。
見ると昨年はなかった穴というか雪壁が出来ていました。



左が山頂方向です。上から来るとこの雪壁にぶち当たります。昨年は綺麗なカールだったですが。
それをこなすと右壁から全層がチラホラ。



これこなすと快適沢滑降です。



ザラメで気持ちいい~


屈曲部手前

2人仲良く下っていきます。
屈曲部曲がったあと、朝にはなかったデブリが井戸尾根方面から来ていました。



これらを避けながら、メローになった沢芯を行き左岸台地に上がって、駐車地まで。
登りは6時間くらいでしたが、帰りは1時間もかからずでした。
ここは登り返しがほとんどなくスッキリしているのでいいですね~
車は、30台位はいたでしょうか。やはり人気のお山ですね。

定泊地で濡れもの干して、魚沼産コシヒカリのおいしいご飯いただいて、温泉入って、大爆睡。









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