ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

鈴鹿・朝明川流レ谷~釈迦ヶ岳(1097.1m)

2012年06月10日 | 沢登り
2012年6月10日

天候:晴れのち曇り(稜線:ガス&強風)
メンバー:あーさん

土曜日は全国的に天候良くなく、当初計画していた「板納め計画」も断念した。
日曜はと言うと、太平洋側の東海地方が良さげ。
それでは、「2012シーズン沢初め\(^o^)/」とした。
あーさんとは、愛知で待ち合わせ。
泊まりは道の駅車泊としたので、その分贅沢しようと松阪牛を食す。
うまかったな~v

道の駅にて起床したら山ヤさんだらけであった。
そして、当初計画していた鈴鹿の名渓と言われている元越谷へ向かう。
稜線上は厚い雲に覆われている。
鈴鹿スカイラインを滋賀県側に行くと、案の定天気はいまいち。
とりあえず、後学のために林道駐車地点まで行ってみる。
気温も低いしたまにパラパラと来ていたので、撤収し三重県側へ。
こちらはバッチリ晴れている。少し風は強いが。。。
朝明渓谷に入り、流谷バス停のところで車を停める。


バス停

ここから橋を渡った流レ谷の左岸の林道を行く。
堰堤があるが3つ目だったか、そこで準備し、その上の堰堤を右から越して入渓。
当初は平凡な河原である。


入渓当初

その先に2mから始まり滝が現れてくる。


8m

花崗岩でフリクションも効き登りやすい。
その先の10mは、左から巻いた。


10m

この沢は3~4カ所巻いただけであとは直登出来た。
10mを越えると平凡な河原となりしばし行くと正面に10m位のいい滝がかかる二俣。
このいい滝は登っては行けない(笑)本流は、薄暗い右である。


二俣

この先も5,10,3,5mと続くが流芯突破したりして快適に行く。
暑かったので濡れて気持ちよかった。


10m


4mCS


シャワークライム

この後、また二俣のようになるが、ここは左に直角に曲がる。
その後も次々と快適に小滝を超えていく。





その奥で水流も細くなってきた頃、大岩がある奥の二俣に着く。


奥の二俣

これは右に行く。すぐに4mがある。右壁登れそうであったが、巻いてしまった。
その後いよいよ水流は細くなり、涸れてくる。


最後の4m

上部は、俣があったら右に行った。


ツメ

ガレを詰めて途中右の小尾根に上がって行くが大ガレ地帯に阻まれ左のザレた所を行くと登山道に出た。
あーさんにツメのいろいろなこと教えるの忘れていてだいぶ苦労させてしまった。
が、しかしヤブも薄くサクサク行けたので今後のいい勉強になったと思う。


登山道出た所

登山道を左へ行き、釈迦ヶ岳を目指す。
稜線に出るとガスっているわ、強風だわで沢の中とは大違いであった。


釈迦ヶ岳最高点手前

最後の急登を登ると釈迦ヶ岳最高点に出た。


釈迦ヶ岳最高点

三角点は、その先である。もうちょいと行ってみる。


釈迦ヶ岳三角点(1092m)

ここで沢靴など脱いでいると、縦走で来たと思われる30名くらいの団体さんが来た。
あーさんはまだ来なかったが、知らないうちにその中に紛れていた(笑)
ここも強風でのんびりしていられない。
準備でき次第下山する。
あとは快適に松尾尾根登山道を下り、駐車地点から200m位下に出て終了。
下界は暑い。。。
すぐさま車を取りに行き、片岡温泉で疲れをとる。
この温泉、源泉かけ流しでアルカリ性単純泉。いいお湯であったがちょいと混んでいた。
途中腹ごしらえをして、高速を帰路につく。

沢初めにはいい沢であった。初級者にはいい課題の沢である。
山頂まで3時間ちょっと。下りも1時間半とお手頃である。
次回は行きそびれた元越谷あたり行きたいな~


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