ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

飛騨・帰雲山(1622m)

2014年02月19日 | BCスキー
2014年2月10日(月)

天候:曇り時々雪

道の駅に泊まり、4時に起床。
雪がちらちらと舞っている。
さて、どうしようかと思案していたが、こんな時は、オール樹林帯の帰雲山(かえりくもやま)にした。
萩町の集落内は現在は駐車できないため、村営のせせらぎ駐車場へ。


せせらぎ駐車場

さすがに早朝には、車1台もない。枠が雪でわからず端の方へ邪魔にならないように置く。
準備して6時半出発。
橋を渡って、集落を神社へ向かう。橋からの道を真っ直ぐ行っても神社裏へ行く。


白川八幡宮

お参りをして、神社横からスキーを着けて行く。
今回で3度目なので、勝手知ったる道、杉林を抜け堰堤手前で林道へ上がる。


林道へ上がったところ

そこからしばし林道を行く。
先の週末のものだろうか。シュプールが何本かある。
途中から林道から杉の林を左折してあがり、しばらく行って、左の沢状へ入る。
雪は降ったりやんだりであった。
ラッセルは、ブーツくらいからところにより膝というところだ。
前回に比べれば、たいしたことがない。
タイムにして1時間は早く来られている。


沢状から上部林道

上部林道から林道を行く。トレースがうっすら残っていた。
そのトレースは、宮谷へ向かっていた。
最近は皆さん、そちらから猿ヶ馬場山へ行かれるようである。
天気は、たまに青空も見られるようになった。



帰雲への尾根に取り付く。
雪の量もまずまずで、ノートラックである。
素敵なブナの尾根を行く。この辺りも好きだ。



上部へ行くと、台地が何段か出てくる。
これをうまくトレースつけないと帰りに苦労する。
1段目はうまくいったが、2段目は少し登り返しを作ってしまった。
ここは、右から巻く様に行くべきであった。


途中の台地

1500m付近へ上がるとアンテナと小屋が建つ広々したところに出る。





この辺りも雰囲気がいい。
ここから、これから行く帰雲山山頂が見える。
まだ先だなーという感じだ。


山頂方面

この台地から一旦コルへ下る。
そこから、いい感じの疎林のブナ林を上がっていく。



なんだかんだで6時間半のラッセルで山頂着。


山頂

山頂の西側にはアンテナがある。
その向こうに大崩落地がある。国道156号から見える。
ここには、一夜にして帰雲城と集落を飲み込んで、埋蔵金があるという伝説もある。
さて、休憩を少ししてシールのまま出発。
コルまで気持ちよく滑って、少し登り返して台地を少し行きシールオフ。
猿の方を見るが、雲の中だ。


猿ヶ馬場山方面

あとは、軽いパウパウいただきながら一気に上部林道まで行く。
林道はトレースばっちりでスーッと行き、沢状の少し重パウをいただく。
来た林道へは行かず、沢状をそのまま行き堰堤に出る。
堰堤から林道を下って神社裏へ。1時間くらいで下ってきた。


神社裏

この道を真っ直ぐ行けば、橋を渡って駐車場であるが、昼過ぎの時間は観光客も多く、
スキー担いだ変なおっさんが歩いていると言うような奇異な目で見られるが、
これまた気持ちいい。←ただの変態(笑)
橋は広くないので、対向の観光客に当たらないように気を遣う。
そそくさと準備して、平瀬にある大白川温泉しらみずの湯へ。
露天がやっていないと言うことで、100円引きの500円。
ここのジェットバスが、超強力で手すりにつかまっていないと流されるくらいであった。
腰などほぐして、疲れをとる。
仮眠したりのんびりして、買い物を白川唯一のコンビニでしてから道の駅に戻る。
ちなみにこのコンビニ、以前は24時間営業であったが、現在は7時23時と言うことであった。
この時間だとセブンだと思うが、デイリーである(笑)

この晩、信州からF師匠が来て久々のコラボである。
明日は、行ったことのない野谷荘司山予定。



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2 コメント

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今晩は、ようさん (Sora)
2014-02-19 21:48:13
ゲレンデスキーヤーの私なんか、勝手がよくわからないのですが、今回のような山歩きは、天候を選ぶのですか。
リュックも軽めそうですが、もし吹雪いて道がわからなくなった場合の装備は・・とか、レベルの全然違う質問をしているとは思いますが。それとも3度目勝手知ってるこの山、ということで軽装でも可、ということだったのでしょうか。
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装備について (よう)
2014-02-19 22:55:36
Soraさん

バックカントリーの場合、雪崩のリスクがあります。
ある程度雪が降っていても、樹林帯なら比較的安全です。
樹林帯といえども、地形によっては雪崩れる場合があります。
よって、そのリスクをいかに回避するかの判断が必要になります。賢明なのは、行かないことですが。
しかし、バックカントリーの魅力にハマるとそういう訳にもいかなくなるのです(笑)
ザックの中身は、ビバークしても耐えられる装備は入っています。雪山三種の神器と言われる、ビーコン、プローブ、スコップの他、食料、無線機、ヘッデン、火器など非常用セット、ツェルトなどです。
道がわからなくなった場合には、GPSを使います。また、その予備電池も必要です。
スキー場の脇とかですと、もう少し装備削って軽装と言うこともなくはないですが、基本的には山へ行くと言うことでフル装備です。
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