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ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

北ア北部・七倉岳(2509m)~60周年の船窪小屋を訪ねて~

2013年10月08日 | 山歩き
2013年10月7日(月)~8日(火)

※紅葉山行第1弾

今週末で小屋閉めの船窪小屋。
松沢のおとうさん、おかあさんも喜寿を迎えこの小屋の記念すべき年に
まだ今年は上がっていない。
そこでちょうど最近はご無沙汰していたnomoemiさんから行かないかと
メールが来た。
私ももう小屋閉めまじかで、この日しかチャンスはないと行ってみた。

第1日目

天候:晴れのち曇り

週末から今日にかけて仕事であった。
昼に職場を出発。1時間ちょっとで七倉へ着。
nomoemiさんは少し前に先に行ってもらった。
駐車場は、平日ということもあり空いている。
13時半に出発。夕食の17時には行きたいところだ。
標準コースタイムは6時間。標高差も1400mある。
今回は、先週末からの鈍った体に鞭打っていくので、なるべく軽量化を図った。
のっけから急登で大汗。それでも地道に行くと1。時間ちょっとで
唐沢ノゾキ。
この日は気温高く暑い。
樹林の視界の効かない所を行くと、右に北葛岳が見えてきた。


北葛岳

岩小屋を過ぎたあたりから紅葉がきれいになってきた。
後ろを振り向くと大町の町並みと長野盆地も見えてきた。


大町から長野盆地方面

そして、唐沢岳も背後に見えてきた。


唐沢岳

そして、木のハシゴが連続する鼻突八丁。
この上にダケカンバとナナカマドの素敵な紅葉が出てきた。



樹林も低く、道もザレてくると一登りで天狗の庭。
ここからの展望は、いつ来てもすばらしい。


天狗の庭から高瀬ダム槍方面

残念ながら槍はガスがかかりたまにしか見えなかった。
上を見ると小屋のある稜線が見える。もう一息だ。


北葛岳と蓮華岳

天狗まで3時間と順調にきた。
しかしここからあまりペース上がらず。
稜線に出てからは、小走りで行く。


小屋手前

それでも何とか17時には到着。
恒例の鐘を鳴らしてもらい。お茶一杯いただき、夕食へ。
この日は、私も含め11名。若者が多かった。
いつもながらおいしい食事をいただく。


夕食

nomoemiさんが一生懸命担ぎ上げたマツタケも添えてあった。
国産天然ものはうまいね~
そして、18時半からのお茶会まで時間あったので、外でまったり。
まだ雲があり星は見えなかったが、そのうち晴れてくるでしょう。
お茶会は、DVDに自己紹介、おとうさん、おかあさんのお話といつもより長めの会であった。
皆さんのお話本当に楽しい。あとこの小屋に対する思いも素敵である。


囲炉裏を囲んで

室内はランプだけなので光量足りませんが、これはこれでいい。
お茶会の後、外へ出てみると満天の星空であった。
この時期にしては、温かく、このまま外で寝てもいい気分であった。
それでは、爆睡 チーン


第2日目

天候:晴れ

この日も晴れは約束されていた。
5時半のご飯の時間になっても皆さんご来光待ちであった。
そういう私も外で写真撮りまくりである。


雲海と東の空

雲海がきれいである。


雲海に浮かぶ浅間山

浅間山の少し左から陽は上がりそうだ。


餓鬼岳と雲海に浮かぶ八ヶ岳、富士山


ご来光

ちょっと雲があり、上がっているのだけれども太陽見えずという感じ。


槍、穂高

槍に奥穂、前穂と昨日見えなかった山々もきれいに見える。
そして、朝食いただき七倉山頂へ。
この日の雲海はボリュームあってよかった。


雲海


八ヶ岳、富士山

素敵な雲海。


槍穂


不動岳と薬師岳、水晶岳


針ノ木岳と立山、剣岳


七倉山頂から針ノ木岳と蓮華岳

ここへ来るとこんな素敵な景色が見られます。
そして、何といってもここ


船窪小屋と唐沢岳、燕岳、大天井岳

この小屋があるから、この景色もより素敵に見えるのでしょう。
そして、おかあさんと写真を撮って下山です。
いつも、素敵な笑顔とお食事ありがとうございます。
また来ますね。



昨日は、もう夕暮れで急いでいたのであまり写真は撮らなかったが、帰りは撮りながら行く。


チングルマの草紅葉


高瀬ダムと槍穂

今週末はあの辺りだなと見ながら下ります。


ナナカマドと唐沢岳

唐沢岳の斜面も紅葉していました。


ダケカンバとナナカマド







素敵な紅葉を見たあとは一気に下山です。
2時間ちょっとで七倉着。
下山後は、七倉荘で久しぶりにお湯に浸かって帰路につく。



来シーズンは、縦走して行ってみたい。同行者募集中(笑)




信州中部・美ヶ原(2034m)

2013年10月02日 | 山歩き
2013年9月30日(月)

天候:晴れ

この日は、お仕事で美ヶ原へ。
といっても、車で上がったわけでなく、三城牧場から歩きで行ってみた。
この辺り初めて歩くので楽しみであった。
途中から王ヶ鼻へトラバースしていく。
板状節理で珍しい岩壁だ。
王ヶ鼻からは大展望であった。
初めて来た人も多いので、山の説明をする。
昼食は、最高地点の王ヶ頭で。


王ヶ頭


八ヶ岳と富士山

その後は、塩くれ場へ向かう。
こちらに来ると浅間山なども見えてきた。



牛さんも気持ち良さそうに昼食中。



塩くれ場から百曲を一気に下降して三城の駐車場へ戻った。
結構、いいルートだと思った。
冬なんかもいいかも。



奥秩父・金峰山(2595m)

2013年10月02日 | 山歩き
2013年9月29日(日)

天候:快晴

この日は、以前八ヶ岳で知り合ったHさん、Yさんのリクエスト山行であった。
八ツのバリエーションも考えていたが、あまり運動もしていないということで、
金峰か瑞ガキを提案。金峰山へ行くことになったのである。
私も久々のところだ。
諏訪で待ち合わせ、1時間ちょっとで瑞ガキ山荘へ。
車もすでに結構な数だ。
今回は、地図読み講習も兼ねているので、コンパスの使い方などやる。
地形も読みながら、なだらかから急登へと行く。
1Pで富士見平小屋だ。


水場

ここの水は結構うまい。帰りに汲んでいくことにする。


富士見平小屋

ここから瑞ガキ方面へ行く方が多い。
我々は、大日小屋目指して行くも、お宝登場し前へ進まない(笑)


大日小屋

三角錐の飯盛山を巻いて大日小屋へ。
そこから急登を一登りで大日岩。


大日岩

ここから奥秩父の縦走路である。
標高低いためかまだ紅葉は早い感じだ。



樹林帯を抜けると砂払ノ頭。ここから南アルプスの山々が見渡せる。


砂払ノ頭


南アルプス

そして、五丈石もみえてきた。


山頂へ向かう稜線

後方は、瑞ガキ山と小川山。


瑞ガキ山方面


小川山

そして、富士山もきれいに見える。


富士山

途中、金峰山小屋を左に見る。
小川山から登ってくるとこの小屋へ出る。


金峰山小屋方面

アップダウンを行くと多くの人で賑わう山頂直下の広場へ。
山頂は岩の積み重なったところである。


山頂

北は、至仏など見えたのではないかと思う。
大展望である。北アルプスも八ヶ岳の陰になっていたが、
ここまで来ると見えてくる。
山頂広場へ戻りのんびりして、下山へ。
もう最終便近いが、いいペースで下っていった。

帰路は、増富温泉に入って、おいしいもの食べて解散。
お疲れさまでした。


増富温泉



四国・石鎚山(1982m)&四国ツアー その1

2013年09月17日 | 山歩き
2013年9月13日(金)~16日(月)

まだ、国内で行っていない県は数県あるが、四国4県もそうであった。
そこで、夏と紅葉の狭間で空いているであろう、この三連休で計画してみた。
台風18号が発生し、どうなることやら。。。

第1日目

天候:晴れ時々曇り

仕事を昼で切り上げ、一路名古屋へ。
この日も名古屋はえらい蒸暑かった。19時発の松山行きの飛行機を乗るため、名鉄でセントレアへ。
ここでラーメン食いたくなり、台湾ラーメンで有名な味仙へ。
本店などより量少なくて高い感じがしたが、あの辛さは変わらない。


夕暮れのセントレア

早めにチェックインしてくつろぐ。
ちなみに今回も往復の航空券は、マイル使ってただである。
ボンバルビアの双発機で一路松山へ。
約1時間で着く。早いね~

予約したレンタカーに乗り、行きたかった道後温泉へ。
そして、9時も回っていたので、取り急ぎ道後温泉本館へ行く。




道後温泉本館

銭湯で国の重文だからね~まずはここでしょう。
9時回っているので休憩や霊の湯は行けず、神の湯へ。
男湯は、2つありほぼ同じ作りの様だ。
ノスタルジックな雰囲気で、時間も時間であったので空いていていい。
「坊ちゃん泳ぐべからず」の木の札もあった。
汗を流し、時間ギリで3階の「坊ちゃんの間」を見学に行く。


3階廊下


坊ちゃんの間の床の間

床の間には、私の好きな言葉「則天去私」が掲げられていた。

その後は、涼みながらアーケードなどを散策。
時間も時間なので店も閉まりだしていた。
他にも男子に耳寄り情報あり。個人的に教えます(笑)
ホテルへ帰り、ホテルのお風呂で再度汗を流し、明日に備える。
泉質は、アルカリ単純泉で柔らかいがインパクトはない。
インパクトある温泉は、この前の山旅参照。

第2日目

天候:曇り

予定より1時間寝坊した。。。
取り急ぎ、7時出発だったかな。
高速に乗り、いよ小松で下りて登山口へ。
すでに車は何台か停まっていた。
今回は初めてということと時間もあまり無かったので、表参道から行くことにする。
地元出身のAntyさんのアドバイスでは土小屋などがいいみたいだが、
それは次回以降で行きたい。あと南の谷から沢経由もいい感じだ。
下谷の入口のおっちゃんに捕まり、そこの駐車場へ。
あと、京屋旅館の大駐車場がある。500円也。


登山口の下谷

石段と坂を上ると、これまたノスタルジックなロープウェイ駅へ。


下谷駅

ロープウェイはこの日は0740からであったが、1時間遅れのに乗る。
いつも、駒ケ岳、黒部などのでかいの乗っているので、このかわいらしい箱はいいね。


ロープウェイ

古いのか結構ギシギシいっていたけど。。。
途中の鉄柱の看板に私の誕生日の半年後くらいの日付が入っていた。
親近感も感じつつ、古っ!と思うのでした(笑)


山頂駅の標識


案内板

山頂駅から右に行くとスキー場があり、そこのリフトも動いていたが歩いて成就社へ行く。


奥前神寺

駅からすぐに上の寺があり、改修工事をしていた。
その後、つづら折れの道を行くと成就社に着いた。


成就社入口の旅館など


鳥居と本殿

本殿と見返り遥拝殿でお参りして出発。
お土産屋の片隅にあった氷入り麦茶はうまかった。感謝。
山門くぐっていくと、八丁坂の下り1km。これ結構長く感じる。


八丁坂途中の鳥居

山頂まで行かない人はここでお参りするようだ。


看板

この山特有のことが書いてある看板。
挨拶の仕方がいい。しかし、そのような人には会わなかったが。。。
八丁坂のコルからいい登りである。
階段が整備されている。たまに登りにくいやつもあるが、概ね他にある階段よりいい感じである。


木の階段

急登行くと分岐の看板があった。ここで一発目の鎖場。
迂回路は左である。


分岐看板

ここは、当然鎖場へ。カップルで来ていた人は、女性の方は迂回路回っていた。
「試し鎖」は結構長かったし、中間部からは傾斜もある。
鎖といっても、大きい知恵の輪みたいなのが繋がっている。
途中、濡れていて登山靴では悪かったが濡れ岩は得意中の得意なので問題なし。


試し鎖

この鎖を登ると、前社森という岩峰についた。


前社森

反対側の下を見ると、一軒茶屋が見えた。


前社森から一軒茶屋

反対側の鎖を下りて茶屋へ。


一軒茶屋

ここから一登りで夜明峠。この手前くらいで視界が開ける。


山頂方面

この先、少し行くとおんぼろ小屋がありその先が「一の鎖」
ここも迂回路はある。


一の鎖

30mくらいで岩も乾いており登りやすかった。
訓練がてら、鎖使わずドフリーで行ってみた。たぶんこれ花崗岩。
その上の鳥居をくぐると二の鎖小屋。


鳥居


二の鎖小屋

その上のルンゼ状のところに「二の鎖」があった。
その下に珍しい天狗のお地蔵さんがあった。


天狗のお地蔵さん


二の鎖

これは65mとのことである。登り応えあった。
登山道と合流して一登りで「三の鎖」であるが、残念なことに工事中であった。


三の鎖入口

仕方が無いので、迂回路の登山道を行く。
ここ、鉄階段が多く整備されていた。結構なところに架けてあった。


迂回路登山道

そこをつづら折れに行くと頂上山荘が、ポッと見える。


山頂小屋

この辺りはちょっとガスっていた。


石鎚山頂看板

ここは、弥山という。この看板の上に石鎚神社がある。


石鎚神社

ここでお参りして、山頂社務所にしかないお守りを購入。
さて、最高峰はこのお隣の天狗岳である。


天狗岳

ガスっていて、はっきり見えないが人は多く行っているようだ。
ロープウェイから抜きつ抜かれつしてきたカップルさんの男性の方が一緒に行くことになる。
最初、鎖場を下り、岩場を行く。一登りで山頂だ。


天狗岳山頂

ここが白山以西で西日本の最高峰である。
本日は、この時期にぴったりなプレゼントでいただいた、キノコちゃんの手ぬぐいで行ってみた。
ありがとうございます。
ここの北側スッパリいっている。2パーティーがクライミングを楽しんでいた。
私はといえば、恒例の山岳無線である。
ここは、四国はじめ中国、九州地方も通信可能である。
それが楽しみでわくわくしてやってみた。細部は、別記事で。
最近、無線をやると山頂でのんびりになってしまう。
台風の影響か湿気が多い感じがする。午後には天候もわからないので、それでも早めに切り上げ下山にかかる。


山頂小屋


弥山山頂

戻ったら結構な混み方であった。
各方面の登山道から到着したのであろう。中にはスニーカーの人も多くいたが。
いずれ来るであろう、南の沢方面がたまにガスが切れて見えた。


南側

天気崩れる前に、速攻で下山する。
八丁坂の登り返しが効いたが、山門見えたら元気出た。


山門裏側

看板にある通り、お礼参りしてロープウェイ駅へ。2時間かからなかった。

下山後は、これまたAntyさんお勧めの京屋旅館のお湯をいただく。


京屋旅館入口


効能表

冷泉であるが、これを適温にしているようだ。
この辺では珍しい白濁した温泉。


湯船

湯口から出るのいただいたが、しょっぱめのいい湯でした。
ナトリウムが多いのだろう。
疲れを取り、一路高松へ向かう。

いよ小松から高速に乗り、まずはうどんだな。
到着は夕方になるので、その時間やっているところを調べて行く。
有名店は、昼の数時間というところが多い。
そんな中、善通寺の山下うどんへ行く。
ここ、ぶっかけうどんの元祖である。


ぶっかけうどん+かきあげ

レモンが載っており、これ絞っていただく。
やはり、本場のうどんはうまいね。
大満足で、下道で急遽取った高松市内のホテルへ向かう。
途中、雨も降り出してきた。
ホテルで一休みして、香川B級グルメの骨付鶏をいただきに一鶴へ。
結構な混み方で、20分待ちであった。
親鶏、ひな鶏、鶏飯とフルでいただく。親鶏はちょっと堅めであるがスパイシーでうまい。
ひな鶏は柔らかくてこれまたうまい。鶏飯も薄味だがいい。


親鶏とキャベツ

こちらではいただけないお味で大満足でした。
大満足だったので、その後は爆睡でした。




中越・守門岳(1537.2m)

2013年08月26日 | 山歩き
2013年8月25日(日)

天候:曇り時々晴れ

この週末は、2年も前からのリクエストで何回も天候によりダメになっている山行であったが、
この週末も天候不順で順延となった。これ計画すると天候不順になる。
不思議だ。
さて、金曜くらいまでは信州も日曜は良さそうであったが、土曜に朝から午前中雨の予報。
私も解析してみたが、どうもよろしくない。
ということで晴れを求めて、中越まで進出した。

今年の春にスキーで大岳は行ったが、本峰は未踏であった。
よって、本峰目指して二口登山口から行くことにする。
今回は、以前初心者講習したこやりさんも行った。
マスプロに白馬岳、唐松岳と行って鍛えられているはずである。
登山口へ行く途中、7月の雨でやられた崖の崩壊が何箇所かある。
登山道は入れるか~??と調べてみると通行止めの情報。
しかし、行くだけ行ってみるかと進めるとあっさり登山口へ行ってしまった。
すでに地元ナンバーの車が3台停まっていた。


二口登山口

きれいなトイレもある。
準備して橋を渡って草の道を行く。


登山道はじめ

すぐに左の斜面へ取り付く。ここ、粘土質の土で滑りやすそうだ。
ただ、ブナの林は素敵。。。
一斜面登ると護人清水。


護人清水

この水がメチャうまい。がぶがぶいただいてしまった。
その後、ブナの林を登っていく。
途中、ところどころガスボンベのフタと小さなハンマーがあった。
熊除けの様である。



まだ、樹は細いが素敵なブナ林である。



これを上りきると尾根に出る。
最初に窪地のある谷内平へ出て、一本入れる。
ここであとから来た地元のお姉さまに抜かれる。
颯爽と行かれた。



そこからブナの林を少し登ると尾根は細くなる。
・891.6の三角点があった。


四等三角点

その後もリッジを行く。標高1000m位で滝見台。
途中、左の中ノ高地沢の滝が見えて、その後標識のところでオカバミ沢の滝が見えた。
両方の沢とも沢登りとして面白そうだ。


オカバミの滝



そこを過ぎると、ひたすら登りの尾根となる。
たまに緩くなるが、なかなかの急登である。滑りやすいし。
こやりさんだいぶへばっていたが、気合入れて頑張って登ってもらう。
樹林が低木になってくるとしばしで縦走路と合流。


分岐標識

この辺りで登山者数名と会う。
一本入れて、山頂へ向かうことにする。
稜線は、ところどころ湿原がある。この辺の山の山頂は高層湿原があって素敵だ。


山頂方面

まずは、青雲岳。木道があり池塘もあり素敵だ。





ここの木道を一旦下り、一登りで守門岳山頂であった。


山頂

ちょっとガスっていたが、しばらく休んでいるうちに晴れ間も見えた。
ここで先ほどの地元のお姉様と話がはずむ。
本当は、北ア予定であったとのこと。天候で日帰りにしたとのこと。
その後も山話に花が咲いてしまい。だいぶ引き止めてしまった。
さて、雲も発達し始めたので下山する。
お姉様は颯爽と下って行った。
こちらはというと、やはり下りは難しいのか、ゆっくりペースで行く。
細尾根のところでパラパラ来たが、その後は降られずに下山できた。
先の護人清水でおいしい水を汲んで、帰宅後のコーヒーの楽しみとする。
すでに登山口には車も無く、栃尾の温泉入って、長岡でおいしいもの食べて帰路についた。

春のイメージとはだいぶ違う感じもしたが、地形概念が掴めていい山行であった。
今回行った尾根は、スキーには適さない感じだ。
この山域は、また春スキーで行ってみたい。


北ア南部・北穂東稜~北穂高岳(3106m)

2013年08月18日 | 山歩き
2013年8月17日(土)~18日(日)

夏休みも終盤。飛び飛びのためやっと取れた1泊2日。
以前からのリクエストにお応えして、北穂東稜へ。
バリエーションの入門ルートである。

第1日目

天候:晴れ時々曇り

沢渡に停め、ネイチャーセンター長に挨拶して出発。
この日は、登りより下ってくる人のほうが多いようだ。
相変らず天気はいい。



日差しが眩しい。


徳沢園

上高地から徳沢へ一気に行き、ソフト食べてゆっくりする。



横尾でもゆっくりした。


屏風岩

誰か登っているかな~と思ってみていたがいないようであった。
昨秋と違って渋滞無く、あっさり本谷橋へ。
ここからがいつもきついですね。
それでも、トータル6時間で涸沢着。
この日は、涸沢音楽祭の日であった。





14時からということで、昼食とって時間になったらテラスへ行ってみた。
「穂高よさらば」など気持ちよく歌った。
たまにはこういうのもいいね。
あとはお昼寝したり、遭対ご挨拶行ったりして過ごす。
今日あたりは、テントも少なく快適であった。少し前まで300張だって。。。


テン場と東稜

夜は、月とテントの明かりで幻想的であった。


北尾根に上がる月とテント

写真撮って、爆睡。。。。


第2日目

天候:曇り(ガス)のち晴れ

3時半起床すると、北尾根や東稜へ行くパーティーの明かりが見えた。
我々は、5時過ぎに出発。
稜線はガスが出ていた。


涸沢槍

北穂への登山道を行きます。
相方は、どうもお腹の調子が。。。


北穂沢から東稜

登山道を1時間ほど行き、岩ゴロゴロを登山道から離れて右へ。


朝光あたる吊尾根

雪渓を行き、右のルンゼを行く。


北穂沢上部

踏跡はあるのでわかりやすい。稜線乗っかる手前で少しクライミング。


上から涸沢


右のルンゼを行く

北尾根もきれいに見えた。


前穂北尾根

稜線へ出てから、登はん具つけて行きます。
踏跡行ったり、岩の塊は基本稜線上を進みます。
途中からガスが出てきました。





ゴジラの背は念のためロープ出しました。
高度感ありますが、クライミングは簡単です。


ゴジラの背を振り返る

あとは、基本稜線上行きますが、右行ったり左行ったりしているうちに
北穂小屋のテラスの下に出て、我々は縦走路へ出て終了。



小屋は混雑していたので寄らずに山頂へ。


山頂

残念ながら槍が見えなかった。少し待ってみたけれど。。。


奥穂

テン場へ着いて撤収するも、時間がやばい。
それでも、日が落ちてヘッデン寸前で上高地へ着く。
下山が一番ハードだったかも知れない山行でした。


北ア南部・十石山(2525m)

2013年07月21日 | 山歩き
2013年7月20日(土)~21日(日)

今年の3月、スキーでここへ行ったが、寒冷前線の通過でカミナリに追い返された。
みんなでまた夏来ましょうね~と言っていたので、以前からこの週末で計画をしていたのである。

※7月23日追加:NONさんブログアドレス、マスプロ写真(最下部にあります)

第1日目

天候:晴れ

今回は、ハネ様除くスキーメンバーとNON息子の6名で行った。
当初の天気予報だとそんなに良くはなかったが、際に来て好転した。
波田のいつものところへ8時集合し白骨へ。
すでに車1台停まっていた。
マスプロ(←アンテナメーカーではありません)の写真教室もかねて、のんびり上がることにする。
普通に行くと3時間強であるが、今回は4時間半で設定した。
時間も時間なので暑い。湯沢平入口で1本入れて、二壁上へ。
ホリさん方が草刈してくれ、非常に歩きやすい。
二壁上で2本目。その後尾根を行き森林限界近くへ行くと景色がきれいに見えてきた。
途中、お花もあり撮影会。


森林限界付近


松本方面

この日が北アルプスの梅雨明けではないかと思うくらいの好天であった。
雪渓二つこなし、小屋手前に来ると雷鳥の親子が迎えてくれた。
何回も来ているが、雷鳥見たのは初めてであった。
雪渓手前で先の車の2人組みにお会いした。


十石峠避難小屋を見上げる

ドンピシャの時間で小屋に到着。
昼食をとり、皆様を山頂へご案内。


山頂三角点


山頂から小屋と笠から穂高連峰

山頂で記念撮影をし、小屋裏のコマクサを見に行く。
新たな株が出ており石囲い。


コマクサ

やはり自然のコマクサは可憐できれいだ。
次は小屋の北側の展望台。


槍穂はじめ北アルプスの山並み

奥穂と槍の穂先は少し雲にかかっていた。南、中央も山頂は雲の中であった。
写真とりまくり、あとは皆それぞれのことをする。
私は、いつものように無線。昼寝している人もいれば写真をとっている人も。
無線については最後の方に記載。


コバイケイソウ

小屋下のコバイケイソウはきれいであった。
天水のポリタンク見るとほとんど水がない。。。雨が少ないからか。
UさんとNON息子君と雪渓に水を採りに行く。ビア冷やし用の雪も。
NONさんに食当お願いしたのは正解で、豪華食事をいただく。
そうこうしているうちに、日没に時間が来た。
みんなで展望台へ。ちょっと風あり寒くなってきた。


夕暮れ


日没後

鉢盛山に写る陰十石などきれいな夕暮れであった。


月と小屋

また、陽もどっぷり暮れてから。。。ということで晩飯二回戦目。


月と小屋2

私のコンデジでは暗闇は限界がある。
皆さんの一眼レフはやはり違う。富山県の方の夜景も見えた。北アの小屋の明かりも。
あとはガッツリ寝る組と深夜に星撮り組に。
相当きれいな星の写真が撮れたようだ。

第2日目

天候:晴れ

最高の天候である。
4時半にみんなで展望台へ。日の出を見に行く。


早朝の槍穂

東側の空には雲多く、だいぶ上がらないと太陽は出そうもない。
焼けが見られなかったが、無事ご来光を拝む。
朝のうちは、富士山もきれいに見えた。


ご来光


四ツ岳に写る陰十石

ご来光も拝んだところで、朝食へ。
うどんなどいただき、分担決めてお片づけ。
私とUさんは、トイレの整備へ。
というのも、私がトイレへ行くと二つともほぼ埋まっていて用が足せない。
これは早急に工事しましょうと、外壁塗装前にやっつけた。


右トイレ(整備前)


左トイレ(整備前)

右トイレは下に大岩があり退かしようがない。あまり深く出来なかったので小専用で。
左は、古いうん○を処理して、工事した。


左トイレ(整備後)


右トイレ(整備後)

トイレ掃除後はなぜか気分がいい。
その後、一休みがてら展望台で一撮影


今日の北アルプス


焼岳と笠ヶ岳


槍穂高連峰

その後、みんなで外壁の塗装を行った。
アルプスの稜線上は風などハンパないことも多いのですぐに塗装がはがれてしまう。
マメに塗らなくてはならない。今日は、そんな塗装日和である。



まずは北面から。



次に東、南面と塗っていく。ヤッケ着ているので猛烈暑かった。
南面の上の部分は塗ることが出来なかった。
下山にいい時間となったので、掃除をして下山準備。


小屋入口にて

この間、単独と2人組の2組が上がってきた。


きれいになった小屋

名残惜しむように小屋を振り返り下山する。
本当に天気良かったな~

下山後、私の行きつけの温泉で汗を流し、帰路につく。
やはり、この山好きです。


※今日の山岳無線
 20日に15時と遅かったと思ったが、とりあえずワッチしようと三脚にアンテナを設置。
まずは430で聞いてみた。結構にぎわっていたが、空いている波もあったのでCQ。
富山県高岡市、岐阜県高山市固定と59でQSOした。
その後、144で聞いてみると蝶が岳からCQあったので、それに応答した。
この方もう出来上がっていたようである。コールサインが。。。
その後、諏訪の固定とお話して、本日4局とQSOした。
山梨の山岳運用も少し聞こえていたが、24くらいで応答出来ずであった。
 近々、谷からの実験もしてみたい。
 

NONさんブログ

☆マスプロの写真2枚





北ア北部・小遠見山(2007m)

2013年07月16日 | 山歩き
2013年7月15日(月)海の日

天候:曇り時々晴れ

先週は、東京出張で帰り次第土日と仕事と多忙な日々であった。
この日は、以前から山始めましょうとお声掛けしていたKSさんをお連れして
初トレッキングである。
下界はすでに暑い。上も暑いだろう。
しかし、この日は三連休の中では比較的いい天気の日である。

いつもは冬にしか訪れない五竜スキー場へ。
観光客の皆さんが多そうだ。


駐車場

三連休だけあって、バスも続々やってくる。
ゴンドラ片道860円也を買って、高山植物園のあるアルプス平へ。


青いケシ


エーデルワイス案内看板

日本にはないものが咲いている。。。


チングルマ


コマクサ

コマクサは、標高が低く風に当らないせいか背が高く、いつも見ている自然のものとは
違って違和感を感じた。
植物園をゲレンデトップへ行き、地蔵の頭へ。
山の稜線は、ガスで見えず。


地蔵の頭

雪の時と印象が違って新鮮だ。
一旦コルにおり、見返り坂の急斜面を行く。


見返り坂標識

ここにベンチがあった。いつもは雪の中だが。
顕著な尾根を行く。
それまでも読図したりして、地図の読み方をレクチャー。
登りの歩き方、ストックワークもやりながらゆっくり行く。


一ノ背髪

この地名の由来がいつも知りたいと思っている。
上からは、縦走してきた人たちが続々と下りてきている。
土日はほぼ雨だったようだ。


シャクナゲ


八方尾根方面

たまに八方見えるが、丸山ケルンあたりから上は雲の中である。


二ノ背髪

ほぼコースタイム通りにここまで来られた。
ここで一本入れる。
あとは、あまり斜度のない尾根を行くと小遠見山山頂である。
多くの方々が休んでいた。
ガスがたまにかかり視界きかなくなるものの、すぐに取れるのでシャッターチャンスを待つ。


山頂

ここで無線をやる。これは後ほど詳しく。
1時間近くいただろうか。13時も回り下山の準備する。
この間、各山の山頂は顔を出してくれなかった。残念。
1Pで地蔵の頭下へ。


ニッコウキスゲ

ちょうどニッコウキスゲがきれいであった。
その後は、ゴンドラ使わずにゲレンデを下りる。
これが結構な傾斜で、いい歩行訓練になった。
やはり、登山は下りが肝である。今回のように下り多めにとった方が鍛えるにはいい。


ゲレンデ中間部から白馬村方面

この頃から火打、雨飾など顔を出す。
大体2Pで駐車場に戻った。

その後は、白馬の温泉で疲れを取り帰路に着く。

☆今日の山岳無線
 先週のコンテストCQに出たものの勉強不足からシドロモドロでご迷惑をおかけした
反省から、今回はしっかりワッチして勉強させていただいた。
430での電波伝搬のお話しなど参考になるものもあった。
430でCQに応答したが、他の局が強かったらしくダメであった。
144では、長野・群馬県境の渋峠移動と59-55で交信を交わした。
下越の方からお越しのようであった。
 今回は、ロッドアンテナに三脚という装備で行ったが、
やはりハンディホイップに比べると受信感度がいい。
ただ、標高が低かったせいか遠くの局は聞こえなかった。
今週末はもう少し高いところを目指し、積極的にQSYしてみたい。

八ヶ岳・天狗岳(2645.8m)

2013年07月08日 | 山歩き
2013年7月7日(日)

天候:曇り


七夕のこの日さまざまなドラマが待っていた山旅である。

昨夜のパーティーの疲れもあり、あまり早く起きられなかった。
北アルプス考えていたが、黒百合の岳さんにも会いたかったし、何年か振りに
唐沢鉱泉から天狗岳周回コースを行ってみた。
それでも家から1時間ちょっとで唐沢鉱泉に着いた。
もう何年ぶりか忘れたが、随分と道もきれいになった印象。
駐車場も。


登山者駐車場

結構、車も停まっていた。


唐沢鉱泉

きれいになっているという感じがしたが、前からこうだったかも。
鉱泉前の唐沢の橋を渡り西尾根への登山道を上がる。
昨夜から雨だったのか随分と道がぬかるんでいた。


コメツガの登山道

いかにも八ヶ岳の登山道という雰囲気。
45分で西尾根へ。ちょっとゆっくりめかな。
2人の若者が先に行った。
一本入れて、少し登ると雲低高度に着たのかガスの中に入った。
風も強い。


シャクナゲ

ちょうどシャクナゲがきれいに咲き始めていた。


第一展望台

辺りはガスの中で展望はない。
先を急ごう。
ちょうどこの前で、地元茅野からの4名パーティーと出会う。


キバナノコマノツメ

長い名前の花だが、簡単に言えば黄色のスミレである。
森林限界から岩場を登ると西天狗岳頂上である。


西天狗岳山頂

ガスの中であるが多くの方が休憩していた。
私はここで無線機取り出し、まずは430をチェック。
どうもコンテスト行っているようで、大変な賑わい。
ちょっと出てみるかと、1局出てみたがコンテストナンバーがわからず
いろいろレクチャー受ける。。。
時間が勝負なのに申し訳なかったです。しかし、勉強になりました。
コンテストの出方わかったので、もう1局出てみる。
埼玉の局と59で交換した。
やはり山頂移動は飛ぶ。その他もコールしてみたが、パイルしているみたいであった。
風もあったので、早々に切り上げて東天狗岳へ向かう。
その途中、先の地元パーティーと一緒になる。
この先この方々と共にする。


東天狗岳山頂

ここは西より風強く長居は無用であった。
風が強いので、天狗の奥庭経由で行くことにする。



皆さん濡れた岩場で少し苦戦。
こちらもそんなに風弱くなく、ガスの中だがお話しながら岩場を行くと
スリバチ池が一瞬見えた。風除けできる場所でしばし休憩しシャッターチャンスを待つ。


スリバチ池

ガスの切れ間にたまに見える。
その後、スリバチ池の上を巻いていくと黒百合ヒュッテへ
下る道の手前でガスが晴れてくれた。


スリバチ池その2


ヒュッテ手前の登山道

ガスの中、岩っぽい登山道を下るとヒュッテが見えた。


黒百合ヒュッテ

ヒュッテの前では多くの人たちが休んでいた。
我々は、中で休憩とした。
岳さんとも約2年ぶりくらいにお話が出来よかった。
今度はゆっくり飲みに行きます。
ガッツリ休んで下山にかかる。
濡れた岩と根っこで滑りやすい。慎重に行くと、ガスの中でヘリの音。
どうも県警のヘリ「やまびこ」のようだ。
どこかで事故があったのか?
過去に経験した事故の話などしているうちに、我々より先に下りた
ヒュッテの岳さんがいた。
どうも、根っこで滑って足首をやったようだ。
処置はしてあった。ヘリが近づいてきたがどうもガスでだめだった様だ。
先の4人組には先に下りてもらう。
ガスの晴れるところ、雲低高度より下へ運ぶようだ。
ヒュッテから要救助者を担ぐハーネスを持ってきてもらう。
その間に私は先の4名パーティーに挨拶がてら荷物を降ろしに行く。
結構下まで行ったところで追いつく。挨拶を済ませ、申し訳なかったが、
荷物を車の所まで持っていってもらう。
私が戻ると分岐より下で、担いで下りてきていた。
私が変わったが、数歩進んでもうダメであった。
それもそのはず、どうも体重は100はある。
それでも要救と同じ山岳会の人や岳さんなどはあっさり?担いでいた。
山岳会の人や県警地上隊もやってきた。上空開けたところで再度ヘリを呼ぶ。



近くまで来てくれたが、またガスかかる。



少し待ったが、ダメなようだ。これは担ぎで下すかというときにパーっとガス晴れる。
ラストチャンスであった。


ピックアップ

1659に無事ピックアップされていった。
あとは皆様と挨拶し、岳さんたちと下る。
無事唐沢鉱泉へ下り、先の4名パーティーに持って行ってもらった荷物も無事回収した。
荷物運んでもらい、また楽しい山行をこの場を借りて、御礼申し上げます。
ありがとうございました。

岳さんに聞いたところ、男性2名は地元の名士の方々であった。
女性は、看護師さんたちであった。
温泉に浸かり、ハルピン食べて帰路に着いた。

7日だったのだろうか?いろいろとドラマのある山旅であった。
しかし、下界は暑いですね~






毛勝・猫又山(2378m)~大猫山(2055m)

2013年07月01日 | 山歩き
2013年6月29日(土)~30日(日)

第1日目

天候:曇り時々雨のち晴れ

猫又山は、秋の紅葉時期と春スキーで行っているが、この時期はまだ行っていない。
日本海側の方が比較的天気良さそうと判断し今回行ってみた。
事前の調べをしっかりしなかったので、いつもの大猫山の駐車場へは、
工事やっているようで馬場島先のゲートまでしか入れず。。。


馬場島のゲート

1時間弱の歩きとなる。ゲート周辺は10数台の車があった。
少し予定より寝坊したので、少し遅めのスタート。
曇っているが、暑い。。。
山は、1900m位から上は雲の中である。


林道途中よりブナクラ乗越

どうも大猫の駐車場を拡大しているようだ。
紅葉時期は結構な車だからね~


大猫山駐車場

駐車場からブナクラ谷を行く。
ここの核心?堰堤越え。


グズグズの急斜面

ホールド1つ外れてビビッた。
沢を高巻くとでかい杉がある。何とか杉と言う看板も設置されていた。


でかい杉

その先、沢の中を行くが思ったより雪代少なくよかった。
昼頃から何人かとすれ違う。


オオバギボウシ(ウルイ)

いかにも山菜取りのおじさんとすれ違ったが、収穫はあまりなかったようだ。
すれ違う人は、ブナクラ乗越往復のようだ。


タニウツギ

この花、何だったでしょうか?と問いかけたらすぐに回答が。
さすが、花の先生方がお揃いです。ありがとうございます。
ど忘れしてました。

途中、岩の間から水が湧いている。うまい。


湧き水


カラマツソウ

ブナクラ谷が分岐する二服近くへ行くとニリンソウが多く咲いていた。


ニリンソウ


ミヤマキンバイ


戸倉谷の滝

この辺でポツポツ来た。


ムラサキヤシオ

乗越への急登を登るとようやく後立山が見えるが雲の中であった。
この日は、ここで切り上げビバークする。
折尾谷の方はいい感じで雪が残っており、雪渓の上でビバークする。
雨はたまに降ったり止んだりだ。


ヒメシャガ

これは私にとってお初のお花です。
アヤメ科で、絶滅危惧植物なんですね。
貴重なものが見られました。


ツマトリソウ


折尾谷

まだ滑れそうな感じです。
少し昼寝して、何年か振りに作ったペミカンで汁作る。
あと山の恵みの少し。
あとは、爆睡。。。

第2日目

天候:晴れ時々曇り

この日は天候も期待できるので、剣を見るのが楽しみだ。
3時起きして、昨夜の汁でうどんを煮込む。
ご来光も期待できそうだ。


後立山連峰

右の五竜から白馬三山。


ご来光

杓子岳からのご来光だ。
天気も良さそうだが、下界の気温が上がってくればもくもくと雲も沸くであろう。


登山道途中からブナクラ乗越

さて、ある程度上がると剣がドーンと出てきた。


剣岳

北から見るとこんな風に見えます。


剣から奥大日、大日岳

雨で濡れた藪の急登を登ると、下界の気温上がってきたか雲が流れてきた。


赤谷山と剣

尾根上を行くようになると猫又山が見えてきた。


猫又山


ゴゼンタチバナ


ヒメシャガ

先ほどの紫の花。この山域は結構ある。

尾根から雪渓を行くと山頂が近づいてきた。



雪は腐っており、キックステップで行ける。

ガスがかかってきたが、何とか山頂着。


山頂標識

残念ながら猫又谷は見えなかった。
あとは、雪渓をグリセードで下る。





シナノキンバイ

大猫山への稜線は、ほとんどが雪で歩きやすかった。


コバイケイソウ


チングルマとコイワカガミ

たまにガスがかかる状況になってきた。
ルーファイ間違えないように行く。


大猫山山頂

大猫山も雪で覆われていた。
この先が、結構ルーファイ難しい。
大猫平への下り、大猫平のまったり地形など雪がありガスってくるとわかりにくい。
大猫平の中間部でこの日初めて人に会う。
いいルーファイ訓練になった。
あとはキツイ下りをゆっくり行く。曇っていて歩きやすいが傾斜がきついので大変だ。
いつもの通りやっとこさ大猫の駐車場へ。あとは馬場島まで林道を行く。

いつものようにアルプスの湯に浸かり帰路に着く。
今回往復、下道で安房経由で行ったが、こちらの方が早くて近いようだ。

今回は久々の重い荷物で歩いたが、体力不足を感じた。
トレ不足かな?まあとにかく山を歩くことだと感じた。