ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

八ヶ岳・天狗岳(2645.8m)

2013年07月08日 | 山歩き
2013年7月7日(日)

天候:曇り


七夕のこの日さまざまなドラマが待っていた山旅である。

昨夜のパーティーの疲れもあり、あまり早く起きられなかった。
北アルプス考えていたが、黒百合の岳さんにも会いたかったし、何年か振りに
唐沢鉱泉から天狗岳周回コースを行ってみた。
それでも家から1時間ちょっとで唐沢鉱泉に着いた。
もう何年ぶりか忘れたが、随分と道もきれいになった印象。
駐車場も。


登山者駐車場

結構、車も停まっていた。


唐沢鉱泉

きれいになっているという感じがしたが、前からこうだったかも。
鉱泉前の唐沢の橋を渡り西尾根への登山道を上がる。
昨夜から雨だったのか随分と道がぬかるんでいた。


コメツガの登山道

いかにも八ヶ岳の登山道という雰囲気。
45分で西尾根へ。ちょっとゆっくりめかな。
2人の若者が先に行った。
一本入れて、少し登ると雲低高度に着たのかガスの中に入った。
風も強い。


シャクナゲ

ちょうどシャクナゲがきれいに咲き始めていた。


第一展望台

辺りはガスの中で展望はない。
先を急ごう。
ちょうどこの前で、地元茅野からの4名パーティーと出会う。


キバナノコマノツメ

長い名前の花だが、簡単に言えば黄色のスミレである。
森林限界から岩場を登ると西天狗岳頂上である。


西天狗岳山頂

ガスの中であるが多くの方が休憩していた。
私はここで無線機取り出し、まずは430をチェック。
どうもコンテスト行っているようで、大変な賑わい。
ちょっと出てみるかと、1局出てみたがコンテストナンバーがわからず
いろいろレクチャー受ける。。。
時間が勝負なのに申し訳なかったです。しかし、勉強になりました。
コンテストの出方わかったので、もう1局出てみる。
埼玉の局と59で交換した。
やはり山頂移動は飛ぶ。その他もコールしてみたが、パイルしているみたいであった。
風もあったので、早々に切り上げて東天狗岳へ向かう。
その途中、先の地元パーティーと一緒になる。
この先この方々と共にする。


東天狗岳山頂

ここは西より風強く長居は無用であった。
風が強いので、天狗の奥庭経由で行くことにする。



皆さん濡れた岩場で少し苦戦。
こちらもそんなに風弱くなく、ガスの中だがお話しながら岩場を行くと
スリバチ池が一瞬見えた。風除けできる場所でしばし休憩しシャッターチャンスを待つ。


スリバチ池

ガスの切れ間にたまに見える。
その後、スリバチ池の上を巻いていくと黒百合ヒュッテへ
下る道の手前でガスが晴れてくれた。


スリバチ池その2


ヒュッテ手前の登山道

ガスの中、岩っぽい登山道を下るとヒュッテが見えた。


黒百合ヒュッテ

ヒュッテの前では多くの人たちが休んでいた。
我々は、中で休憩とした。
岳さんとも約2年ぶりくらいにお話が出来よかった。
今度はゆっくり飲みに行きます。
ガッツリ休んで下山にかかる。
濡れた岩と根っこで滑りやすい。慎重に行くと、ガスの中でヘリの音。
どうも県警のヘリ「やまびこ」のようだ。
どこかで事故があったのか?
過去に経験した事故の話などしているうちに、我々より先に下りた
ヒュッテの岳さんがいた。
どうも、根っこで滑って足首をやったようだ。
処置はしてあった。ヘリが近づいてきたがどうもガスでだめだった様だ。
先の4人組には先に下りてもらう。
ガスの晴れるところ、雲低高度より下へ運ぶようだ。
ヒュッテから要救助者を担ぐハーネスを持ってきてもらう。
その間に私は先の4名パーティーに挨拶がてら荷物を降ろしに行く。
結構下まで行ったところで追いつく。挨拶を済ませ、申し訳なかったが、
荷物を車の所まで持っていってもらう。
私が戻ると分岐より下で、担いで下りてきていた。
私が変わったが、数歩進んでもうダメであった。
それもそのはず、どうも体重は100はある。
それでも要救と同じ山岳会の人や岳さんなどはあっさり?担いでいた。
山岳会の人や県警地上隊もやってきた。上空開けたところで再度ヘリを呼ぶ。



近くまで来てくれたが、またガスかかる。



少し待ったが、ダメなようだ。これは担ぎで下すかというときにパーっとガス晴れる。
ラストチャンスであった。


ピックアップ

1659に無事ピックアップされていった。
あとは皆様と挨拶し、岳さんたちと下る。
無事唐沢鉱泉へ下り、先の4名パーティーに持って行ってもらった荷物も無事回収した。
荷物運んでもらい、また楽しい山行をこの場を借りて、御礼申し上げます。
ありがとうございました。

岳さんに聞いたところ、男性2名は地元の名士の方々であった。
女性は、看護師さんたちであった。
温泉に浸かり、ハルピン食べて帰路に着いた。

7日だったのだろうか?いろいろとドラマのある山旅であった。
しかし、下界は暑いですね~







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