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ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

木曽・御嶽山(3067m)

2014年08月21日 | 山歩き
2014年8月20日(水)

天候:ピーカン、山頂時々ガス

年に1度の仕事でお山。
私のブログ見ていると、どれが仕事か自分でもよくわからないのですが。。。(笑)
とてつもなく早朝出発。よって、登山口である黒沢口に到着時にご来光。



ちょっと木が邪魔ですが、仕方ないでしょう。
何年か振りに黒沢口。中の湯はやってないみたい。


中の湯

針葉樹林帯を1P上がると、七合目行場山荘と覚明社


覚明社

ここでロープウェイ山頂駅からの道と合流する。
御嶽は今も信者山の多い信仰の山である。至る所に社や神様が祀られている。
この辺から日が当たってきて暑くなってきた。



樹林帯を抜けると青空に御嶽山稜線。
やはり天気が良いと気持ちいい。


八合目女人堂

ここから三ノ池方面へと道を分ける。
後ろを振り向くと雲海の上に中央アルプスの山並みが。



道は岩っぽくなるがこの辺からお花が増える。


イワキキョウ

休憩に良い、略奪点付近から九合目を見上げると、5月に滑った斜面が。


九合目方面


シナノオトギリ


ヤマハハコ

この辺りまで来ると吹いてくる風が涼しい。


石室山荘

九合目まで随分と時間的に余裕できたので、二ノ池からお鉢めぐりで山頂を目指す。


白川源頭部

ここも5月に滑ったな~


覚明堂


三ノ池方面

九合目からすぐに二ノ池。日本最高所の湖である。


二ノ池

この辺まで来ると風も少し強く肌寒い。長袖着たくらいである。


稜線上から二ノ池

西からの風が強い。


一ノ池

この時期は一ノ池は水がない。この縁を回るのが、お鉢巡り。


継母岳

小さなアップダウンを行くと剣ヶ峰。


剣ヶ峰

こちら側から来たのは初めてだ。


御嶽奥社

山頂には、登山者の方が多くおられた。


山頂

奥社でお守り買って、王滝口へ下山。
山頂はたまにガスが流れてくるが、その隙を狙って写真を撮る
しかし、周りの山は概ね雲の中であった。
あとは、王滝山頂を通って、数年ぶりに夏道の王滝登山道を下りた。

やはり、山は天気だね。



北ア南部・常念小屋(2446m)

2014年08月21日 | 山歩き
2014年8月16日(土)~18日(日)

夏休み最後の週末、どうも天候がよろしくない。
ということで、常念小屋へ遊びに行ってきた。

第1日目

天候:雨時々曇り

この日は、当直明けと言うこともあり一ノ沢登山口10時と少し遅い。
天候良ければ、大勢が押しかけるであろうと念のためテント担いできたが、ただの歩荷トレになってしまった。
それでも下山の登山客を待つタクシーがいっぱい停まっていた。


一ノ沢登山口

補導所のKさんへ声をかけ出発。
すでに登山道は沢の様である。そのため最初から私は長靴。これが一番濡れない。
下山者と多く行き違うが一応に、王滝の下の沢を渡るのが苦労したようだ。
行ってみると、平常時は水も流れていないところであるが、いい水量である。
そして、ロープ張ってあったが、どうも渡るには上流過ぎる。
古い壊れた丸太橋付近にあればもっと楽に渡れそうだ。
ここに着いた時、対岸に6名くらい立ち往生していた。
私が沢途中のあまり流が強くないところで、何人かフォローして渡ってもらう。
こういう時に、沢やっていると、どこをどう渡れば安全か読める。
立ち往生している人たちを渡し、ロープを良い場所に張り替える。
長年張ってあったので、木に食い込んでロープ外れなかったが、次に来た
登山者の方のストック借りて何とか外すことが出来た。貸していただいた方ありがとうございました。
最初の1歩、2歩をどこに足突っ込めばいいか、教示して渡っていただく。



これで何とかなりそうである。
その後もすれ違う方々に声をかけていく。
その次の烏帽子沢も普段は水は流れていないが、結構な水量が来ていた。


烏帽子沢

ここは橋もしっかりしているので大丈夫。
笠原沢手前の登山道は、本当に沢であった。


登山道1


登山道2

最近沢登り行けていないが、こんなところで沢登りであった。
笠原沢も水量はあったが、橋がしっかりしているので、大丈夫であった。


笠原沢

昨年はこの下流で痛ましい事故があったが、道間違えなければ大丈夫である。
今回一番心配したのが、その後の本流を渡った所の登山道。
ここも心配したほどでなく、水量もそんなに多くはなかった。
胸突き八丁の下もそれほどではなかった。


ニッコウキスゲ


オオバミゾホオズキ


ヒメシャジン


センジュガンピ

最後の水場もそんなに水量なく安心であった。


最後の水場

この頃から雨も止んできたが、どうもある標高から下が降っており、上はそんなにではないようであった。
最後の急登上がると、前常念の稜線が見えた。



乗越へ着くと、雨は止んでいた。


安曇野方面

ここは雲と雲の間に挟まれている感じ。


テン場と横通方面

槍も見えてきた。


槍方面

しかし、しばらくすると西から降ったり止んだり。
どうも飛騨側が降っているようであった。
小屋もまだ閑散とした感じである。診療所に顔を出し、少し休む。
この日は縦走の団体さんが少し入っていたが、この時期にしては空いていた。
久々に中やって、ご飯をいただく。
診療所も例年より20名くらい患者さんも少ない感じであった。

第2日目

天候:雨一時雷雨時々曇り

この日も天候よろしくない。
朝の一時行けそうな時あったが、すぐに積乱雲きてゴロゴロ君。
テン泊予定で素泊まりのお姉様方も旅立たれたが、ゴロゴロ言い出してすぐに戻ってこられた。
これは正解。稜線で雷だと隠れようがないので、非常に怖い。私も何回か経験あるが、怖かった。
この恐がりが、自分自身の身を守る。
ここで日程がないからとかこれくらいなら大丈夫という意味のない過信が、最悪の結果を招くこともある。
小屋の方で停めても行ってしまう人は行ってしまう。まあ自己責任であるからそれはそれでいいのだろうけど、
昨年の事故後、某A新聞などは「何故停めなかったのですか?」だと。
この事故の時も受付では停めていたが、こっそり出て行った様である。その後に事故。
この週末も何件か事故あったが、某A新聞は同じこと言っているかもしれない。
しかし、ずっと監視しているわけにも行かず、出て行ってしまうのである。
悪天時、受付にいると電話でキャンセルはわかる。自分自身で天候等判断して決められたことだ。
また天候のいい時に来ればいい。
しかし、今の天気聞くならわかるが、明日はどうですか?との問い合わせは応えようがない。
良いですと応えて、悪かったりしたものなら「小屋の人がこういった、あーいった」と騒ぎ立てる。
小屋からしたらいい迷惑である。
停滞前線が発生している時の天候はプロでも予報しづらい。
確かにその場所に長く居れば、そこの特性も掴めてある程度はわかるが、はっきりとした判断はできない。
月曜は徐々に回復したが、下界の予報より山は遅れて回復した。
まずは自分で判断し、あとは実際行って見てみるのがいい。だめなら観光して温泉でも入ればいいのだから。
だけど遠くから行くので、それはもったいないという方もおられるだろう。
それなら初めから計画は中止もしくは延期すればいいのである。
他にも呆れてものも言えないようなこと、たくさんあるが書き切れないので、またいずれ。

この日は、昨日担ぎ上げた各種スパイスで元気つけてもらおうと、ナシゴレンとスパイススープを
昼食で作る。スパイスは医食同源の素である。
マンネリ化してしまいがちな小屋生活に少しでも刺激があればいいと思った次第です。
普段の下界生活もたまには刺激は必要ですな。

この日は本当にこの時期にしては、激少ないお客さんであった。
まあ、国営放送が大々的に遭難のニュース伝えていたのもあるであろう。
あまりにのんびりし過ぎて、帰るのが翌日になってしまった。。。

第3日目

天候:雨のち曇り

早朝は雨も降っていたが、霧雨程度。
4時に下って、そのまま下界の仕事へ出勤したのでした。

いろいろあって勉強になった山生活でした。


飯豊・主脈周回 門内岳~北股岳~飯豊本山(2105.2m)

2014年08月19日 | 山歩き
2014年8月11日(月)~13日(水)

夏休みは、東北沢ツアーの予定であったが、台風11号の影響により縦走に切り替え。
土曜に東京でライブハウス寄って、日曜に北上。
栃木県内では、ご機嫌な降りであった。
喜多方でラーメンいただいて、今回のお供よーさんとその知り合いの方が
管理している山形は小国町の天狗平ヒュッテで急遽お世話になる。
隣は、飯豊山荘。お風呂はこちらで浸かる。





2年前のGWだったか?、梅花皮荘からここまでえっちらおっちら歩いた。
その時、石転び沢から稜線までは上がったが、山頂は踏んでいない。
それが心残りであったので、ここを選択したのもある。

天狗平ロッジは、NPO飯豊朝日を愛する会が運営。
小国山岳会が管理している。



基本素泊まりで、2000円とお安い。部屋も広々です。
おみやの会津の馬刺しとビール&いも焼酎でいつものごとくフラフラでよく覚えておらず(笑)
爆睡~

第1日目

天候:曇りのち雨、稜線暴風雨

朝のうち雨も降ったが、登山口へ行く頃には雨も上がった。


お世話になりました

さすがに予報悪いので、駐車場はまばら。


梶川尾根登山口

いきなり急登で始まる。天候も回復してきた様な感じであるが、騙されてはいけない。
初っぱなから急登であったが、湯ノ沢にかかる虹に癒やされる。



虹もそうだが、お花も癒やされるね~





下を見ると随分上がってきた様に思う。


飯豊山荘方面

飯豊は、山の標高も2000mそこそこであるが、登山口が低い。
よって標高差が1000m以上は当たり前。どこから登ってもきつい。
やはり、山は標高差であると思う。
おじさん1人抜いて、ブナの尾根を黙々上がる。
五郎清水で女子2名パーティーを抜く。
今日はこのくらいか?



おっ!これはイイデリンドウかな?
樹林帯ももう終わりの頃、上から2パーティー下りてきた。
稜線は風が凄いとのこと。まあ様子見て、予定の梅花皮小屋まで行かず、門内小屋にしましょう。


梶川峰

森林限界越えると風雨も強くなってきた。
登り傾斜はなくなり、稜線までもう一歩き。



地塘がある高層湿原は、いいですね~
この辺から、タカネマツムシソウも出てくる。



程なく、稜線分岐。


分岐標識

そこから少し登ったところが、扇ノ地紙という面白い地名の所。



稜線上は、この西側の道と先ほどの分岐から行く東側の道があった。
風も強いが、歩けないほど出ない。
もうないであろうと思われた、ヒメサユリが一輪だけ咲いていた。



こちらはニッコウキスゲ



門内へ近づくにつれ、暴風になってきた。
たまに耐風姿勢とるほど。台風近づいているしね。
それでも小屋近くのテン場にテント張っている強者もいた。
門内小屋は、我々が最初の到着。早速カッパなど干す。



そうこうしているうちに先ほどの女子パーティーが到着。
さすがの強風にテントの兄さんも小屋に来た。
最後に、最初に抜いたおじさん到着であった。


管理人小屋

この小屋は、新潟の下越地方の山岳会が交代で管理しているとのことであった。
水場は、5分くらい門内沢側を下りたところにあった。
暴風雨で小屋が飛ぶくらいの音していたが、いつもの様に爆睡であったが、小屋が揺れるほどの時に
一回だけ珍しく起きた。

第2日目

天候:ガスのち曇りのち雨

夜中の強風も収まり、雨も止んでいる様だ。
朝食とって、出発準備。


門内小屋

テントの兄さんが一番で出発。横浜からの姉妹とほぼ同時に出発する。
すぐに門内岳山頂に到着する。


門内岳山頂

ガスで周囲は見渡せないが、昨日の天気に比べればという感じである。
ここは、通過して先を急ぐ。
徐々にガスも晴れていく感じである。





どこ行っても、タカネマツムシソウがある。
この花見ると秋だな~と感じるようさんです。



この辺から梅花皮小屋からの登山者とすれ違う。
門内山頂から少し行くと、ギルダ原。


ギルダ池

雪国の山は高層湿原がいいですね~
視界も良くなってきた。



花もいっぱい






ハクサンシャジン


ミヤマトリカブト

大きく登り返すと、北股岳山頂。




北股岳山頂


山頂から大日岳方面

飯豊の最高峰大日岳も見え始めてきた。


コウメバチソウ

稜線はほぼガスがとれてきた。


梅花皮岳方面

しばし休憩後、梅皮花小屋へ下る。
ここもお花が綺麗だ。




ハクサンシャジンの群落


梅花皮小屋と先を行く横浜姉妹


梅花皮小屋

2年ぶりの小屋である。
管理人小屋に寄り、管理している小国山岳会のS氏とお会いする。
S氏はマタギである。話していると「あそこにクマがいる。」とのこと。
数百m先の尾根を見ると確かにいた。


クマさん

さすがの眼力である。
この小屋の水場は、稜線にもかかわらず多くの水が出ている。
しばし歓談後、先を急ぐ。というかのんびりだけど。


ハクサンフウロ


イイデリンドウ

程なく、梅花皮岳


梅花皮岳山頂

北股岳とここ来られて満足である。


烏帽子岳方面


山頂からほん石転び沢

いつかはここも滑ってみたい。だいぶエクストリームですけど。
ここは休まずに前進。


ヨツバシオガマ


与四太郎の池

行けすぎるとすぐに烏帽子岳。この頃からまたガスり始めた。


烏帽子岳山頂

今日は、御西小屋までである。
ここからの稜線漫歩で終了。ノンビリ行く。


チングルマ


クルマユリ




シナノキンバイ


烏帽子岳と梅花皮岳方面を振り返る

この時期でも雪渓は多くある。烏帽子からの間に2カ所、雪渓の上を行く場所があった。
よって、この花登場


ハクサンコザクラ

この花の北限である。これより北にはこの花はない。



御手洗の池で休憩し、天狗ノ庭を行く。




飯豊本山とダイクラ尾根


ハクサンイチゲ

天狗岳を巻くと御西小屋が見えてきた。


稜線に立つ御西小屋

チングルマなどの御花畑を通過し、御西小屋へ到着。
この頃少し雨が降り出してきた。


御西小屋

ここも小国山岳会の管理である。管理人さんはこの日上がってくるようで、まだ居られなかった。
ガスと雨であったが、横浜姉妹とはここでお別れ。彼女らは本山小屋まで行くとのことであった。
1階に3パーティー居られたので2階へ行く。
お昼とったりしながら、のんびり過ごす。
管理人さんも2時頃来て料金納める。ここは2000円。
夕方近くに雨も上がり、景色も見えてきた。


今日来た北股岳方面


大日岳

新潟方面も見えてきた。新潟市の向こうに夕陽が当たる。





夕陽沈むのを晩飯食って待とうとしていたら、がっつりガスで残念。


小屋2階

2階へは、他に単独の方2名来られた。
湯ノ島小屋から大日岳越えてきたとのことであった。
やることないので、早々に爆睡。
おやすみなさい

第3日目

天候:ガスのち晴れ

今日は一番天気が期待できるが、朝のうちはガスの中であった。



本山小屋から大日岳へ行く人が多くすれ違う。


ニッコウキスゲ


駒形山


飯豊本山

飯豊本山到着時はガスであったが、すぐに雲も取れ始める。


飯豊山山頂


本山小屋方面



晴れてきたぞ~



山頂には続々と到着
これから行くダイクラ尾根も綺麗に見える。
岩がゴツゴツしていてなかなか面白そうだ。


ダイクラ尾根

ダイクラ尾根に下り始めると、ヒナウスユキソウが。


ヒナウスユキソウ


山頂方面


1830峰


タカネナデシコ

いくつかのピークを巻いたり、登ったり、下りたりしながら行く。
道は踏み跡程度である。楽しい。


宝珠山

この道は、滑ったらヤバいわという場所や岩場には鎖もロープも付いていないので、余計楽しい。
登ったり、下りたりが続くが、宝珠山を過ぎると下りが多めになる感じである。
しかしアップダウンは相変わらず。


稜線はガスの中


これから下る尾根

下りごたえ満点。まあ1700m下るからね~


ハクサンコザクラ群落


アオノツガザクラ

千本峰手前に蝶が多くいた。
この手前くらいから、朝一で上がってきたパーティーとすれ違う。


ヒョウモンチョウ


アサギマダラ

昼頃には稜線上も晴れてきていた。


北股岳方面

日向はいよいよ暑いが、樹林帯は涼しくて良い。
休場の峰からは一気に下る感じであった。結構急である。
ここで単独姉さん上がってきたが、昼過ぎのこの時間どこへ行くのだろうか?


種蒔ノ池

池のある池ノ平辺りはまったりであるが、ここから一気に下ると桧山沢の吊り橋に出る。


吊り橋


桧山沢と大又沢出合

ここからは、沢の右岸を行き、林道に出て温身平の素敵なブナ林を抜け駐車地へ。
久々になかなかの下りでした。
天狗平ヒュッテでK氏にご挨拶して、梅花皮荘で温泉に浸かり帰路につく。


梅花皮荘

今回で随分とこの辺の地形概念がつかめた。
沢にスキーとまた訪れてみたい。





















北ア南部・十石山(2525m)

2014年07月29日 | 山歩き
2014年7月26日(土)~27日(日)

昨年に引き続き、この時期に十石峠避難小屋へ。
今回の作業は、天水タンクの設置と3年前からやっているコマクサ管理である。

第1日目

天候:晴れ時々ガスのち晴れ

今日は、天気がいい。しかし、ここは山。昼頃になればガスが上がってくる。
暑くなる前に行きたいなと思ったが、少し寝坊。
駐車地にはすでに4台停まっていた。だいぶここも有名になってきた様だ?



唐松の一壁登り、湯沢平を行くと、結構新しめのクマさんのフンだ。


湯沢平


うんこ


ゴゼンタチバナとギンリョウソウ




モミジカラマツ

もうキノコさんも出てきたぞ~


アカジコ(地方名)

第二高点を過ぎた笹藪が左10m位でガサゴソ。。。
いましたね~クマさん。呼びかけると逃げて行きました。


森林限界間近

横には穂高と霞沢



この頃は山も綺麗に見えていました。



やっと稜線見えてきました。


ミヤマキンバイ


ベニバナイチゴ



小屋手前に、昨年より少なめの雪渓ありました。
ここから本日の水をとる。


サンカヨウ


チングルマとイワカガミ

小屋手前のお花畑は綺麗です。
この頃からガスかかってくる。


十石峠避難小屋


ミヤマキンポウゲ

とりあえずコマクサ見に行く。



昨年より増えた様に思います。新たな株もそこかしこに。
石囲いをつけて踏まれない様にします。


イワキキョウ

この花も好きな花の一つ。
ガスかかってきて少し肌寒い。
昼食とって、天水タンク設置。



これで夏から秋の水は確保できそうです。
そして、山頂へ向かう。


山頂方面


山頂から小屋


焼岳

笠ヶ岳は終始見えなかった。


ハイマツの中の山頂

今回は少し金山岩の方へ行ってみる。


ハクサンシャクナゲ


金山岩と乗鞍の嶺々

一休みして、夕陽を見る。




夕陽あたるコマクサ


ちょい焼け

夜は、新月と言うこともあり満天の星空であった。

第2日目

天候:曇り一時雨のち曇り

ご来光拝めず。
朝食とって、内部片付け、清掃して帰ることにする。



第2高点辺りで、寒冷前線通過により激降り。
第1高点くらいで止んできた。
途中3パーティー上がってきたが、1パーティーは引き返してきた。

乗鞍に寄り温泉&小屋の報告を済ませ帰路につく。

十石山~金山岩の登山道も整備したいと思ったので、いつかあちらから上がってみたい。



那須・三本槍岳(1917m)~朝日岳(1896m) 那須ツアー3日目

2014年07月22日 | 山歩き
2014年7月21日(月)海の日

天候:晴れ時々ガス

この日の朝は、綺麗に晴れ上がった。



谷には雲海が出来ていた。これがそのうち上がって来るであろう。
朝食をいただき、続々と皆さん出発していく。
今日は、何回かこの山域来ているが、未だ行っていない那須連山の最高峰、三本槍岳へ行ってみることにする。
三斗小屋から最短で稜線へ行ける、隠居倉を目指す。
温泉神社でお参りしてすぐに三斗小屋温泉の源泉地。


源泉地

もくもくと煙が上がっている。
この道、お花も綺麗である。


ヒメシャジン

少し急登を行くと1Pで隠居倉へ。ここは展望がいい。


隠居倉

この先に、テガタチドリ(チドリソウ)が多く咲いている。





景色もいい。


茶臼岳方面

隠居倉から20分くらいで熊見曽根という場所に出る。ここが那須連山の縦走路だ。
沢道具など詰まった荷物は重いので、ここにデポって三本槍を目指す。


1900m高点

1900m高点を過ぎると、清水平が見えてくる。


清水平と三本槍方面


清水平

清水平から溝状の道を行くと三本槍岳に到着する。
今日は晴れていたので、多くの登山者で賑わっていた。


三本槍岳山頂

ガスが上がってきており、展望はイマイチであった。


北側稜線方面

この辺もシャクナゲが綺麗に咲いていた。



少し休んで、すぐに戻ることにする。
荷物を持って、次のピーク朝日岳へ。


朝日岳ピーク

多くの登山者がいる。肩に荷物おいて山頂ピストン。


朝日岳山頂

この頃少しガスもとれた。
この辺来ると、少しアルパインチックとなる。


鎖の付いた登山道

朝日岳から程なく、峠の茶屋避難小屋へ。
今日は多くの人が来ている。


峠の茶屋

そして、一昨日来た道を戻る。


駐車場

駐車場もほぼいっぱいであった。

そして、いつもの那須温泉湯元鹿の湯で一汗流し、アジアンオールドバザールで飯&買い物して帰路につく。
途中、2カ所も事故渋滞に捕まり、いつもより時間かかっての帰宅となった。

2年ぶりの那須であったが、やはり山のいで湯が素敵である。
というか、好きなんだな~

那須・茶臼岳(1915m) 那須ツアー1日目

2014年07月22日 | 山歩き
2014年7月19日(土)~21日(月)

この三連休は、天気予報で言うほど悪くないんじゃないと言うことで、
昨年行けなかった三斗小屋温泉へ。

花でわからないもの、間違っているものはコメントなどでご教示ください。

第1日目

天候:曇り一時雨

金曜の晩出て、道の駅で車泊。
曇り空の中、峰の茶屋駐車場へ行った。
さすがに駐車場には、ほとんど車停まっておらず。空いていて良さそうだ。


ガスガスの峰の茶屋駐車場

ここはロープウェイでも行けるし、歩いてもたいしたことないので、晴れたらゲロ混みである。
しかしご覧の天気で空いていていい。


登山口

鳥居をくぐって、スタート。最初は樹林帯を少し。


シナノオトギリ


コメツツジ


クロマメノキ?

お花もそこそこ咲いている所を行くと火山の山らしい岩々の道を行く。
ガスはかかるが、雨はまだの様だ。


峠の茶屋避難小屋方面

たまにすれ違う人もいるが、ここにしては少ない。


茶臼岳

茶臼岳の北側を巻く様に行く。


峠の茶屋避難小屋

とりあえず、荷物デポって茶臼の山頂へ。
それでもボチボチ人は来ている。


茶臼岳三角点

三角点からすぐに山頂である。


山頂祠

いつもなら大勢の人を迎える山頂もひっそりと静まりかえっている。
この頃、ゴロゴロ君の音が聞こえてくる。


山頂標識

速攻下山!
途中で土砂降りきた~(笑)
ゴロゴロ君は音だけであるが、岩稜帯では恐ろしい。
荷物拾って、峠の茶屋から三斗小屋温泉方面へ逃げる。
樹林帯へ入って一安心。あとはのんびり三斗小屋温泉を目指す。


三斗小屋温泉煙草屋

いつもの煙草屋さんへチェックイン。
この頃には雨も止んでいた。
早速、露天風呂へ。煙草屋さんには露天風呂があるのが特徴である。






セルフ

いつものセルフですみません。
本当なら流石山から大倉山などの会津との国境稜線の山が見えるがガスの中。
この頃から青空も見え始めてきた。
夕食後には、先の稜線に夕焼けが。



内湯入ったりして、マッタリして爆睡。

妙高・火打山(2461.8m)~妙高山(2454m)

2014年07月16日 | 山歩き
2014年7月12日(土)~13日(日)

今回は、今シーズン初テントと言うことで、まったりゆったり行きたいというリクエストにより、
そろそろ花も咲き始めるであろう、妙高へ行ってみた。
昨年5月と今年4月に火打に行ったが、諸般の事情でピークを踏めなかったというのもある。
このルートは、20年近く前に単独テント泊で行って以来である。

第1日目

天候:晴れ時々曇り

まだシーズン早いのか、笹ヶ峰の駐車場はそんなに混でいなかった。


野営場駐車場


登山口駐車場

登山口駐車場は、すでに満杯であった。
準備して、出発。


登山口入口

ブナと白樺などの広葉樹林の森林浴。



最初は木道のこんな所を行きます。
1Pで、黒沢橋。
今年の4月と比較写真を掲載してみました。

 
黒沢橋

4月は、少し下流からです。だいぶ埋まっていますね~
ここで一本入れてから、十二曲りを行きます。


十二曲りカーブ標識

木製の階段など整備されて随分と歩きやすくなっていました。
春は、すっかり看板も周りの藪も埋まっています。
一登りで十二曲り上の尾根に到着。

 
十二曲り看板

この先、尾根上を行きます。


ゴゼンタチバナ

そろそろ花がお目見え。


ムラサキヤシオ

そして、大好きな花の登場。今後いっぱい咲いていた。


キヌガサソウ

可憐ですね~



日陰には少し雪も残っていました。暑くなってきたので、涼しげでいいですね。


黒沢岳

黒沢岳が見えてくると、富士見平はもうすぐ。
この辺、雪の季節は、低木も隠れ景色もいいですが、この時期は低木に覆われています。
黒沢岳のトラバースを行くと、いよいよ火打山、影火打、焼山も見えてきます。

 

ほぼ同じ位置から撮っています。


オオバミゾホオズキ?

トラバースして少し下って高谷池ヒュッテ到着。


高谷池ヒュッテ

テン場はすでに8張りほどありました。
まだ、雪が残っており、乾いたところはすでになく、小屋でスコップ借りて雪整地してテント張る。
残雪あり場所が悪いとのことで、1人100円と格安。
腹こしらえして、火打山頂へ。

 
高谷池と火打山

少し角度違いますが、池もすっかり埋まっています。

高谷池の木道を行くと、キヌガサソウがたくさん。


キヌガサソウ


ミズバショウ


キヌガサソウ

どんだけキヌガサソウ好きやねんという感じですが、あしからず。


高谷池と黒沢岳

高谷池から一段上がると残雪豊富に。




イワカガミとイワイチョウ、ハクサンコザクラ

高層湿原は花が綺麗でいいですね~
丸い葉っぱで白い花は、イワイチョウでしょうか。
紫のハクサンコザクラも多く群生しています。


天狗ノ庭と火打山


ミズバショウ


ツマトリソウ


カラマツソウ

葉っぱからするとカラマツソウですかね。この他、モミジカラマツ、ミヤマカラマツとありますが、葉っぱで見分けます。


ベニバナイチヤクソウ


モミジカラマツ

天狗ノ庭からの斜面にも花が多くあります。

 
天狗ノ庭と妙高山

ほぼ同じ位置からの春との比較写真。


ヤマオダマキ


ミヤマタンポポ


ミネサクラ


雷鳥平から火打山

段々と近づいてきました。


ミヤマキンポウゲ

4月に来た場所まで来ました。


山頂方面

途中、雪渓を登って一登りで山頂です。


火打山山頂

大展望です。


焼山と北面台地その奥に昼闇山


北面台地下部


右から焼山、雨飾山、金山、天狗原山、その奥に白馬連峰と栂海新道方面


空沢尾根と鉾ヶ岳


山頂2


妙高山と三田原山

大展望を楽しんでから下ります。
お宝もチラホラ。。。


ミヤマキンポウゲの群落と妙高山


再び天狗ノ庭から火打山


イワイチョウ


高谷池とテン場

帰ってきたら随分とテントも増えていた。本日のお泊まり18張り。
隣りにデカテントと単独の方が張られ、囲まれてしまった。
デカテントは予想通り、うるさかった様だ。
私は、いつでもどこでも爆睡であるが。。。(笑)


第2日目

天候:曇りのち時々雨

この日は、天候はあまり良くない。ちょっと不安定な様だ。
こんな時は、早めの行動。
3時起床。飯食べて4時半には出発。


高谷池と火打山

夜明け直後であるが、雲も厚い。
黒沢池に向け出発。途中、茶臼山を通り黒沢池ヒュッテへ。


茶臼山


妙高山と大倉山、黒沢池ヒュッテ


黒沢池ヒュッテ

丸っこい小屋が見えてきた。



ここにもいつか泊まってみたい。
一休みして、荷物デポって妙高山へ。


キヌガサソウ

キヌガサソウもいっぱい咲いていたが、サンカヨウも多く咲いていた。


大倉乗越から妙高山

外輪山の一部の大倉乗越についた。妙高山も近づく。


火打山方面


妙高山


長助池

大倉乗越から少し下って、トラバース気味に行くと雪渓。それを渡って、沢状の雪渓を登る。



ここからえらい急登。
頑張っていくと、暗めのルンゼから明るいダケカンバの林へ。
少しで稜線に出る。



たまにパラパラ来るが、それほどでもない。


山頂稜線北方面

途中野尻湖も見えてきた。


野尻湖方面

祠があるところを少しで三角点のある山頂だ。





山頂

山頂は、2445.9mで、その少し南の妙高大神が最高点だ。


妙高大神


山頂方面

ガスもたまにかかるが、白馬連峰もまだ見えていた。
降ってきそうなので、早々に戻ることにする。


シャクナゲ

黒沢池ヒュッテに戻る頃には、たまに来るパラパラ雨もシトシトと降り出した。
パッキングし直して、黒沢池へ。


黒沢池


ハクサンコザクラ


ミツバオウレン


ワタスゲとチングルマ


黒沢源頭方面


ワタスゲ

ワタスゲが綺麗であった。
湿原は風の通りがいいので、雨風あったが富士見平へのトラバースの樹林に入ると落ち着いた。
あとは来た道を下る。
14時に笹ヶ峰着。
久々に苗名の湯に入って、ミサで味噌ラーメンいただき帰路につく。

妙高山加えるとガッツリ山行になる。
マッタリなら妙高山省いて、黒沢池経由がいいかもしれない。
テント泊の初級編にはいい場所である。
あと、高層湿原の山はいつ行っても癒やされるのであった。












北ア北部・湯俣

2014年06月02日 | 山歩き
2014年5月31日(土)~6月1日(日)

天候:両日ともピーカン

この2日間は、天候も安定しピーカン確実。
本当は、登って、滑ってをやりたいところだが、どうも心身共に疲労がたまっている。
こんな時はここ。

まだ夜も明けきらない中、出発。
七倉へは、40分くらいで着いた。早朝だからね。
車は1台もいない。


七倉山荘

山荘でご主人に今シーズンもお世話になりますとご挨拶したいところだが、
まだ明るくなったばかりだ。
叩き起こすわけにもいかないので、こっそりと出発する。
当然タクシーもいない。この時期は、たしか6時半にならないとゲートは開かない。


高瀬ダム

ロックフィルダムのつづら折れを登る。
ダムの上に着くと残雪の烏帽子岳と不動岳が姿を現す。


ダム上

しばらく行くと針ノ木岳も見えてくる。
ダムの水は、だいぶ少ない。


ダム湖末端から針ノ木方面

登山道をどうも補修工事やっているらしく、資材などがある。
登山道入って少しで名無避難小屋


名無避難小屋

道沿いには、初夏の花が咲いていた。


ツマトリソウ

一部雪も残っていたが問題なし。



湯俣が近づいてくると、独標と槍ヶ岳が見える。


独標と槍の穂先

雪もだいぶない感じである。

青嵐荘は、まだ営業前でひっそりとしている。
裏の冬季小屋は使われた形跡があった。


青嵐荘入口

誰もいるわけでもなく、また来ないだろう。
数キロ四方誰もおらず。これが自然に身を置くということであろう。
周りには熊五郎や鳥や虫達しかいない。
近いといえば燕山荘に人がいるくらいか。
テントを張って、さて何しようか?
今日は寝たければ寝て、食べたければ食べる。自然の流れに身を任せる。
まだ時間的には朝だ。
とりあえず、憤湯丘&温泉だな。


水俣川と湯俣川の合流部

水俣川の方が水量多い感じだ。しかし、雪代の割には少ないと思う。
湯俣川も流れが少し早いが水量は、夏と同じ感じである。
憤湯丘行く途中にいい源泉がある。


源泉

これは強烈熱いので触らない方がいい。この少し下流でも熱いくらいだ。
この少し下にいい感じになるところがある。ここを少し掘れば快適に入れるだろう。
少し先に行くと憤湯丘。ここに来るまでの間に足跡がいくつか残っていた。


イワカガミ

近くの土手にはイワカガミが点々と群落している。


憤湯丘

数ヶ月ぶりに憤湯丘に再開。下部の湯量が増えている様に思う。
さて、再会果たしたら温泉、温泉



ここは砂が溜まっているだけなので、手ですぐに掘れる。
半身浴出来る程度までスッパで工事。


注意:見苦しい写真なので食事中の方、裸が嫌いな方、ようさんの見苦しい姿を見たくない方はクリックしないでください(笑)

念のため間違ってクリックしても修正してあります。

浴槽工事の前に少し上流の水の流れを変える工事をした。これで水量調整し、快適温度で入れる様にする。
何カ所か工事して、のんびり湯につかる。
大自然の中の湯はほんに気持ちええ~
ここ天然温泉にしては大きめの浴槽である。

1時間も入っただろうか。テン場へ戻って早めの昼食。
その後、読書しつつお昼寝。
お昼寝後、対岸の登山道に3人組のハイカーが見えた。こんな時でも来るんだな~と見送って、
また午睡。。。次起きた時は、2人組がテント張っていた。びっくり。
しかし虫増えてきたが、刺し系の虫はいないので安心。
読書の続きして、腹減ったので飯食って、下界はまだ夕方だが、寝たくなったので寝る。
夜中に起きた時は、空は満天の星空☆☆☆
頭が冴えてきてしまったので、まだ明け方にもならないが撤収して暗い中、ヘッデンで帰ることにした。


夜明けの針ノ木方面

今日は慎太郎祭だな~などと思いながらトボトボと歩く。
しかし人はうじゃうじゃだろうな~などとボチボチ歩きながら七倉へ。
山荘に挨拶もままならない時間なので、トッとと帰ることにするか。

大好きな湯俣。意外や意外人が来たが、大好きなところには間違いない。
今シーズン何回来るかな?

その時挨拶しよう。

八ヶ岳・東天狗岳(2640m)

2014年03月10日 | 山歩き
2014年3月8日(土)~9日(日)

~初めての雪山~

この週末は、昨年知り合ったHさんの初めての雪山山行と言うことで、
雪山2回目の後輩T君と3名で、黒百合ヒュッテ泊で天狗岳へ行った。

第1日目

天候:曇りのち晴れ

朝の時点では、下界は晴れ、八ヶ岳は1800m位から上は雲の中という感じであった。
渋ノ湯にて準備して出発。


渋ノ湯

続々と皆さん出発して行く。
この山は日帰りも可能であるが、初心者、初級者のための雪上訓練やるには1泊はみたい。
金曜までの積雪が、パフパフで滑りたい衝動に駆られるが、ここはぐっぐっと我慢(笑)


尾根の分岐

道は相変わらず、トレースばっちりで雪もほどよく締まり歩きやすい。
ここまでにつぼ足の歩行とピッケル、ストックの講習。
ゆっくりめでちょうどお昼くらいに黒百合ヒュッテ到着。


黒百合平とヒュッテ

この時点では、まだ雲もあったがヒュッテでうどん食らうてる間にこの天気。


黒百合平

この週末もいいね~
お腹を満たしたら、ヒュッテ前の斜面で雪訓だ~
メニューは、つぼ足ラッセル、雪壁登高、アイゼン歩行、滑落停止、スタンディングアックスビレーを前半。
後半は、ピット掘って雪面観察、弱層テスト、ビーコン訓練など。
まあ何しろ、天気がいいもんで気持ちいい。


諏訪盆地と北アルプス

いい感じで弱層もあり、よい勉強になったことと思う。



稜上に立つと風もある。


東天狗岳と西天狗岳

西天狗の方が6mばかり高い。


捜索中

あとは、夕食いただき私は、爆睡。。。
山で寝るとほんとよく眠れる。
この日は、団体さん多く入っていたが、快適個室で余計爆睡でした。


第2日目

天候:晴れ

朝は、外へ出てみたら-15℃とそんなに低くなく、風も穏やかでいい感じである。



朝食いただいてから、早速ピークハントへ向かう。
すでに団体1パーティー旅立っていった。
昨日の訓練を基に、さあ実践だ~


中山峠

峠に行ったら、ちょうど太陽も上がったばかりで穏やかな日差しが届いていた。


稲子岳と佐久方面、上州の山並み

樹林帯内は風もなくよかったが、樹林帯を少し出ると風もあり寒さを感じる。


御嶽山

稜線上は、先のパーティーなど早朝からゾロゾロ。


東天狗山頂方面

私は、アイゼンなしで行ったが、そんなに問題なく行けた。


東天狗岳山頂

風あるも、ここにしては穏やかで、さっくりと登頂。


南八ヶ岳方面

元気なT君は、西天狗へ行く。


西天狗岳

アルプスも白馬三山以南は綺麗に見えた。


霧ヶ峰、美ヶ原、槍穂

後続も続々上がってくるので早めに山頂退散して、風の穏やかな場所で休憩する。
あとは小屋に挨拶して、昼前には下山した。

もうちょっと訓練メニューこなしたかったが、あれやこれやでは覚えきらないと思うので
ちょうどよかったかもしれない。久々に自分もやると勉強になりますね。
雪山の大半はスキーであるが、たまにはこういうのもやらねばと思うのでした。
今回も天気よくよかった。

北ア南部・十石山(2525m)~十石峠避難小屋閉め編~

2013年10月20日 | 山歩き
2013年10月19日(土)~20日(日)

※紅葉山行第3弾
※小屋閉め2013

最近サブタイトルつけるのが、マイブーム(笑)
適当にお付き合いくださいませ。。。

さて、最近はSNSでの募集となった十石の小屋閉め。
先月、ボルトマンから告知あり、特に山予定無かったので、2009年以来の参加となった。
今回総勢21名と私の参加した中では過去最高であった。

第1日目

天候:曇り

乗鞍に待ち合わせて、各車乗り合わせで登山口へ向かう。
久々にノブさんにもお会いし、ノブさん車に乗らせていただく。


登山口

すでに車あり、登山者もいるようである。
まだこの辺りは紅葉もしていない。唐松もまだのようだ。
ここの唐松の黄葉は素敵なんだが。
順調に湯沢平、第2高点などを過ぎ、森林限界へ。


森林限界付近

あまり寒くもなく。暑くもなく登りやすい。



この辺りは、高曇りとなっており下界も雲海のようになっていた。
ちょうど、雲と雲の間にいる感じである。


十石峠避難小屋下

程なく小屋に着いた。今回は、3時間半と少し早めの感じであるが、あまり疲れはない。
とりあえず、昼食をとる。
明日は雨確実なので、今回は玄関以外は本日中にやっつける。


夏玄関

とりあえず、7月に塗り残した南面の塗装をする。


塗装中

今回は人手がいるので同時に屋根も塗る。


屋根塗装中

小屋周辺は少し先日の雪が残っていた。


小屋裏の雪

作業途中で休憩を取り、みんなで展望台へ。


展望台にて

槍穂山頂はガスがかかっているようであったが、笠ヶ岳と焼岳などはきれいに見えた。


笠ヶ岳、焼岳

八ヶ岳も見えていたが、中央、南は雲の中であった。
少し休憩して、窓の板張り。


南面塗装終了、冬季入口完了


板張り完了

板張りとその塗装もできた。
これでほぼ終了。
16時前であるが、宴会準備に皆さんとりかかっていた。
私は初めての方たちと山頂に向かう。
ノブさんも初めてとはびっくりであった。


山頂三角点

ハイマツの中にある山頂三角点。展望はない。
少し離れると大展望であるが。。。
ここで信州側から飛騨側へ滝雲が見られた。これは珍しい。


滝雲

この頃になると槍穂も顔を出してくれた。


槍穂高方面

皆さんもぞろぞろと出てきた。少しほろ酔い気分?
私は無線やってみたが、時間も時間で応答なし。
寒くなってきたので、皆さんと宴会に突入。


大宴会中

ノブさんの担ぎ上げてくれた新鮮ツミレ汁がうまかった。
お酒もいいものいっぱいあり、私は日本酒で撃沈していた。。。いつものことですが。
22時頃にはお開きになっていた。


第2日目

天候:雨

夜だいぶ冷えたので、雪かなと思いきや、朝は比較的暖かく雨であった。
6時半には皆起きだし朝食とって、雨トイと玄関閉め作業。
あと、中掃除して下山にとりかかる。


集合写真

雨模様で皆さん早い早い。
私は最後尾からゆっくり行く。
そして、銀山荘で温泉いただき、〆の会食。



おいしい鍋とお弁当いただき、お開きとなる。

好きな山の好きな小屋。そして素敵な人々。
いい山が近くにある幸せに感謝です。