ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

毛勝・猫又山(2378m)~大猫山(2055m)

2013年07月01日 | 山歩き
2013年6月29日(土)~30日(日)

第1日目

天候:曇り時々雨のち晴れ

猫又山は、秋の紅葉時期と春スキーで行っているが、この時期はまだ行っていない。
日本海側の方が比較的天気良さそうと判断し今回行ってみた。
事前の調べをしっかりしなかったので、いつもの大猫山の駐車場へは、
工事やっているようで馬場島先のゲートまでしか入れず。。。


馬場島のゲート

1時間弱の歩きとなる。ゲート周辺は10数台の車があった。
少し予定より寝坊したので、少し遅めのスタート。
曇っているが、暑い。。。
山は、1900m位から上は雲の中である。


林道途中よりブナクラ乗越

どうも大猫の駐車場を拡大しているようだ。
紅葉時期は結構な車だからね~


大猫山駐車場

駐車場からブナクラ谷を行く。
ここの核心?堰堤越え。


グズグズの急斜面

ホールド1つ外れてビビッた。
沢を高巻くとでかい杉がある。何とか杉と言う看板も設置されていた。


でかい杉

その先、沢の中を行くが思ったより雪代少なくよかった。
昼頃から何人かとすれ違う。


オオバギボウシ(ウルイ)

いかにも山菜取りのおじさんとすれ違ったが、収穫はあまりなかったようだ。
すれ違う人は、ブナクラ乗越往復のようだ。


タニウツギ

この花、何だったでしょうか?と問いかけたらすぐに回答が。
さすが、花の先生方がお揃いです。ありがとうございます。
ど忘れしてました。

途中、岩の間から水が湧いている。うまい。


湧き水


カラマツソウ

ブナクラ谷が分岐する二服近くへ行くとニリンソウが多く咲いていた。


ニリンソウ


ミヤマキンバイ


戸倉谷の滝

この辺でポツポツ来た。


ムラサキヤシオ

乗越への急登を登るとようやく後立山が見えるが雲の中であった。
この日は、ここで切り上げビバークする。
折尾谷の方はいい感じで雪が残っており、雪渓の上でビバークする。
雨はたまに降ったり止んだりだ。


ヒメシャガ

これは私にとってお初のお花です。
アヤメ科で、絶滅危惧植物なんですね。
貴重なものが見られました。


ツマトリソウ


折尾谷

まだ滑れそうな感じです。
少し昼寝して、何年か振りに作ったペミカンで汁作る。
あと山の恵みの少し。
あとは、爆睡。。。

第2日目

天候:晴れ時々曇り

この日は天候も期待できるので、剣を見るのが楽しみだ。
3時起きして、昨夜の汁でうどんを煮込む。
ご来光も期待できそうだ。


後立山連峰

右の五竜から白馬三山。


ご来光

杓子岳からのご来光だ。
天気も良さそうだが、下界の気温が上がってくればもくもくと雲も沸くであろう。


登山道途中からブナクラ乗越

さて、ある程度上がると剣がドーンと出てきた。


剣岳

北から見るとこんな風に見えます。


剣から奥大日、大日岳

雨で濡れた藪の急登を登ると、下界の気温上がってきたか雲が流れてきた。


赤谷山と剣

尾根上を行くようになると猫又山が見えてきた。


猫又山


ゴゼンタチバナ


ヒメシャガ

先ほどの紫の花。この山域は結構ある。

尾根から雪渓を行くと山頂が近づいてきた。



雪は腐っており、キックステップで行ける。

ガスがかかってきたが、何とか山頂着。


山頂標識

残念ながら猫又谷は見えなかった。
あとは、雪渓をグリセードで下る。





シナノキンバイ

大猫山への稜線は、ほとんどが雪で歩きやすかった。


コバイケイソウ


チングルマとコイワカガミ

たまにガスがかかる状況になってきた。
ルーファイ間違えないように行く。


大猫山山頂

大猫山も雪で覆われていた。
この先が、結構ルーファイ難しい。
大猫平への下り、大猫平のまったり地形など雪がありガスってくるとわかりにくい。
大猫平の中間部でこの日初めて人に会う。
いいルーファイ訓練になった。
あとはキツイ下りをゆっくり行く。曇っていて歩きやすいが傾斜がきついので大変だ。
いつもの通りやっとこさ大猫の駐車場へ。あとは馬場島まで林道を行く。

いつものようにアルプスの湯に浸かり帰路に着く。
今回往復、下道で安房経由で行ったが、こちらの方が早くて近いようだ。

今回は久々の重い荷物で歩いたが、体力不足を感じた。
トレ不足かな?まあとにかく山を歩くことだと感じた。


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