豪雨災害のまま止まってましたが、我が家は、そして奄美大島も元気です!
毎度のことながら、長らく更新しなくてすみませんでした。
あれほどの災害だったので、まだあちこち工事が必要なところだらけ、それぞれのお宅では大変な年の瀬を迎えている方も多いのですが、道路は北から南まで早い時期から通れるようになっています。復旧の早さは驚きでした。
今年も本当に色々なことがあり、楽しいことがほとんどだったのですが、豪雨災害の時は色々と考えさせられることが多かったです...。
前回の写真の通り、我が家は家の近くが崩れて今もそのままです。ストーンと落ちた状態は、崩れにくいように少しなだらかにし、ブルーシートをかけたり土嚢を積んだりはされましたので、あとは当分このままでしょう。
道路などは迅速な復旧作業でしたが、うちの前のように公共の施設や道路に影響の無い場所は、どうしても後回しになってしまいますね~
崖下のおうちは、気が気ではないことと思います。
テレビでは、道路が寸断されて孤立した集落の「商店に物が無い!」映像が繰り返し流されたので、うちにも「何か送ろうか?」と言ってくれたお友達もありましたが、名瀬中心部は物資は全く滞ることはありませんでした。
物資は港から入ってきて、台風ではないので船も通常運行でしたので...
でも、台風でなかったから、みんな備えていませんでした。台風前なら買出ししたりもするのですが、雨なんていつも降っている。「今日はひどい降りだなぁ...」と思っていただけの日だったんです。
奄美大島は、本当に大きい島です。北から南まで走れば2時間以上。
だけど、全国の方には、やっぱり「離島は小さい」というイメージがあって、島中がひどいことになっている感じがするのでしょう。
奄美の大半は、すっかり復旧しています。
これは、11月の初めに行った少年自然の家。豪雨から1ヶ月経っていませんでしたが、急勾配の山道もなんのそのでした。
全国放送で、あれだけひどい状況が流れたので、観光客も減ってしまったようです。来てもらって全然大丈夫なんだけどな...
これまでと同じように楽しめるので、多くの方に来てほしいと思います。
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災害直後は、住用にたくさんの人が足止めされて体育館暮らしとなったため、「着のみ着のままの人たちのために、緊急に衣類がいる」ということで、衣類募集の連絡が回ってきました。
とはいえ、我が家は人に差し上げられるような衣類もなかったので、子供用の下着を少しだけ買い、持っていきました。
島の方は、多分こういう時は都会の人以上にフットワークが軽いのでしょうね。
お友達が衣類の仕分けするということで、すこーしだけ(ホント少し)お手伝いをしに行ったのですが、瞬く間にたくさんの衣類が集まりました。数分おきに誰かやってきて、袋いっぱいの衣類を下さいます。
しかし、この内容が問題でした。
中には、今これを着るかな?と思うようなものや、染みのついたもの、長くしまってあったための臭いのするものもありました。「こんなの私は着たくない」というのがたくさんあったのでした。
また、サイズや男女別にも分けられず持ってこられるので、その仕分け事体も大変でした。
最初は周りの仕分け仲間に「これどう思う?」なんて聞きながらやっていたのですが、そんなことをするヒマもなく黙々と自分の判断で分けていきました。
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あとで、被災された方に聞いたところ、やはり直後はすぐに届ける衣類は必要だったようです。
しかし、あんなにもたくさんはいらなかった、というのが本当のところだったと思います。
募集するなら、サイズや男女別を指定して、新品に限るなどにするべきだったのかな...と。
私自身、このような経験が全くなかったので、不用意にも「衣類がいるんだって」に乗ってしまったクチでしたが、多いに考えさせられました。
必要なのは、土砂や家の始末をするマンパワーとお金ですね。
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そして、義援金の集め方にも色々思うところがありました。
義援金募集先金融機関一覧
どこに募金すればいいのかなーと。
市町村別の口座はその自治体にいくのであろうとわかりますが、マスコミや赤十字その他の口座に送った場合、どのように配分されるのかしらん...
幼稚園その他所属しているあちこちからの募金の依頼に、少しずつ送りましたが、あのお金はどこにどうやって配分されるのかな... 必要とされている人にちゃんと届きますようにー☆
なんか久しぶりのエントリーが堅い話になっちゃってすみません。
まだ年賀状1枚も書いてません。
リアルなお友達のみなさん、すみませんが遅れまーす!