亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

難しいFRB内部の意見調整

2016年10月11日 23時45分47秒 | 金市場
先週は10月6日の東京商品取引所、“TOCOMの日”のラジオNikkeiの生放送あるいはその後のセミナーに参加いただいた皆様、ありがとうございました。書き込みいただいた内容に、その日に話したものがあり気付きました。ありがとうございます。 さて、先週末の雇用統計。結果は前月比雇用者増加数(非農業部門雇用者数)、失業率、時間当たり平均賃金ともに市場予想を下回るやや弱いもの。しかしし、内容をチェック . . . 本文を読む
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結局、Brexit(ブリグジット)の上昇(イベント・ドリブン相場)も3ヵ月で一巡

2016年10月05日 22時26分59秒 | 金市場
昨夜はちょうど更新しようとしていたところで大きく金市場に動きが出て急落状態となった。しばらく追いかけていたが、次のステージ、次のステージというように水準を切り下げて行った。結果的に、何度かここに書いた“買い越し残の整理”ということになったようだ。買い残の重さに、耐えに耐えていたものが、ラスト・ストローのような益出し売りをきっかけにポキリと折れたような下放れの相場展開となった。 売りのきっかけに . . . 本文を読む
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ドル円、ドル建て金ともに今夜は節目割れ

2016年10月04日 22時01分07秒 | 金市場
昨夜ここに「6月末のEU(欧州連合)離脱を巡る英国民投票をきっかけに1300ドル台に本格的に歩みを進めた金だが、それ以来この水準を維持している。いわゆる高値保ち合い(もちあい)と呼ばれる状況にある。保ち合いが長期化した後に上に放れるか、下に放れるか。煮詰まった状態は今少し続きそうだ」と書いた。 この保ち合い相場だが、言われて気付いたがドル円相場も6月から三角保ち合い形成中で、やはり上か下かとい . . . 本文を読む
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3ヵ月間、高値保ち合いのドル建て金価格(取材を受けての“ひらめき”)

2016年10月03日 22時01分32秒 | 金市場
今年も後3ヵ月。月日の流れが速く感じるのは、今に始まったことではないけれど、今年はなぜか加速しているような感じ。皆さんもそうでしょうか。冗談で8月頃に、この分ではあっという間に年末で正月ですよ・・・と言っていたが、そうなりそうだ。日々、刻々と動いているものを仕事の対象にしていることで、そう感じる度合いも高まっているのだろうか。 本日は、ある新聞社の記者氏が見えて1時間余り思うがままに、金市場と . . . 本文を読む
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