日曜日に福岡に入り、そこから東に移動するという出張から本日夜に東京に戻って来た。ちょうど出た日の東京は、入れ替わりで(この時期に驚きの)真夏日に、煙霧などという聞いたことのない気象現象まであり強風で結構な混乱状態だった様子。それにしても西日本も寒暖の差が激しかった。昨年は秋になっても気温が高く、それでいて急に寒くなって冬到来といった感じで「秋」がなかった。今年は本格的な冬で寒い日が多いと思っていた . . . 本文を読む
2月の米雇用統計の数字は、とりわけ雇用者数の伸びはサプライズとなった。おおむね16万人の増加予想に対し23万6000人の増加は予想の上限値をも上回っていたと思う。失業率は変わらずの7.9%あるいは7.8%に対し7.7%。もとより雇用の改善を政策ターゲットにしているだけに、どうしてもその改善は緩和策の後退観測につながる。もちろん現時点や近い将来の転換はないというFRBの正副議長の発言は繰り返されて . . . 本文を読む
月初3月1日に期限切れで発動した本年度分で850億ドルに上る歳出の強制削減だが、次の懸念事項となっていた3月27日に切れる2013会計年度の暫定予算だが、下半期分の暫定予算が共和党が主導権を握る下院にて可決された。27日までに成立しないと政府機関の一部休止など影響が心配されていた。歳出の強制削減発動時にホワイトハウスは、非協力的な共和党のせいで米国景気に逆風となる削減策が発動した・・・というニュア . . . 本文を読む
さて今週は雇用統計発表週につき、多少の振れはあるものの、その先行指標となる給与明細書作成代行会社のADPが発表する給与名簿に基づく民間部門の雇用者の増減が発表された。市場予想17万人に対し、19万8000人の増加となった。1月は19万2000人だった。
この結果に金市場は弱含み。
今夜は、もうひとつベージュブックの発表が控える。地区連銀経済報告書の別名だが、3月19、20日の次回FOMCの判断材 . . . 本文を読む
ついに金ETFの最大銘柄「SPDRゴールド・シェア」は10営業日連続の減少となり、記録更新となった。もちろん連続減少という部分の話ではあるが・・・・。市場の関心事は、現物由来のこの商品の解約がどの時点で止まるのかという点にある。
4日はFRBのイエレン副議長がワシントンで開かれた全米企業エコノミスト協会(NABE)の会議で演説し、金融当局の資産購入(資金供給)に伴って時間とともに確実に注視しな . . . 本文を読む
ホワイトハウスと野党共和党間の財政協議は、大方の見通し通り話し合いがつかず歳出の強制カットは発動することになった。今年の9月に終わる2013会計年度の中で850億ドルの歳出が国防費を中心に削られることになる。失効回避に向けた話し合いは期限切れ当日の3月1日に約50分持たれただけだった。つまり終了後のオバマ大統領の演説から受けるイメージとは異なり切迫感はなかったと見られる。
これから先に控えるより . . . 本文を読む
積み残した「崖」問題は、年始に2ヵ月延長はしたものの一定の達成感もあってか、ここまで積極的な話し合いはされてこなかった。28日は伝えられているように上院で民主、共和両サイドの妥協案がともに可決には至らなかった。とくに一定の妥協を示す意味合いにもとれる共和党案には共和党議員からも反対票が投じられたところをみると、やはり年始の富裕層増税を飲んだことで歩み寄りの姿勢を見せるのは今度は民主党、という共和党 . . . 本文を読む







