週末は17日はイベントで終日外出。18日土曜日に都内・渋谷にてセミナー。終了後に品川経由で新幹線で京都に移動。11年目に入った京都での定例の勉強会を18時半から2時間。翌日は、私用で新大阪経由で和歌山へ。東京への戻りが昨日午後遅く。そんなこんなで阪神タイガースの日本シーリーズ出場決定についても、島袋主将率いる中央大学硬式野球部が10年ぶりの優勝戦線の最終局面に来ていることは元より、更新も滞りました。まぁ、言い訳です。
市況を貼り付けます。これからは常に潮目が変わる際の波乱と隣り合わせ。
週明け10月20日のNY市場の金価格は反発となった。20日は目立った米国関連の経済指標の発表がなくやや手掛かり難。先週は波乱の様相を見せた欧州株、NY株ともに週末に大きく反発、週明けも続伸となったものの力強さは見られず、為替市場ではドルはやや弱含みに推移する中で、金はしっかりとした値動きとなった。NYコメックスの通常取引は前日比5.70ドル高の1244.70ドルで取引を終了した。これは、一時1200ドル割れの水準まで売り込まれる前の先月9月10日の水準でもある。
週末の欧米株の反発にはこれまでタカ派と目されてきた米セントルイス地区連銀のブラード総裁が、16日の講演で連邦準備理事会(FRB)が債券購入プログラムの終了を遅らせるのがよいと発言したことが背景の一つになったと見られる。ただし、この意見は少数意見であり、FOMCの議論をリードするものではない。ただし、市場内で先々週まで高まってた利上げ時期の前倒し見通しを後退させたのは事実だろう。それは足元のドル建て金価格の支えになっているのは間違いなかろう。
金市場の内部要因としては、まずインドが需要期入りしていることがある。今週は明日からインドではDewali(ディーワーリー)と呼ばれるヒンズー暦の新年の祭り「光の祭典」が始まる。(光輝く)金の売れ行きも高まるタイミングとなる。同時に縁起の良いこの時期に合わせて結婚式を挙げるカップルが急増する婚礼シーズンの幕開けでもある。インドの婚礼というと花嫁に両親や親類縁者が金を贈ることで知られるが、こうした需要を見越して9月2週目あたりから手当買いがスタートする。そして今週から需要期の本番が始まる。売れ行きが好調だと追加の需要が生まれる。ただし、いわゆる実需と呼ばれるこうした買いも金価格が上値追いをするには力不足で、需要の底堅さが確認できればNY市場でのファンドの動きを通して価格に反映されるというパターンとなる。
なお、話を株式市場に戻すと、欧州はユーロ圏の牽引国ドイツまで減速からマイナス傾向が強まる中で、サポート役は欧州中銀(ECB)が金融対応でここまでやってきた。景気の浮上のためには財政出動が必要とされるが、緊縮財政を錦の御旗に掲げるドイツのスタンスに揺るぎはなく、テコ入れが難しいなかで手詰まり感が強まっており、それが欧州への厳しい見方になっている。従って一応は落ち着いた株式市場だが、いつまた波乱の展開に戻っても不思議はない。その際に先週前半に見られた債券市場でのパニック的な売り買い(ドイツ債の価格急騰、ギリシャ債の価格急落)は一時の債務危機を思い起こさせるもので、市場の警戒感も続くと見られる。
それでも中大野球部が快進撃をみせ、初戦で亜細亜大に勝って、今季こそと期待しておりましたが、まず対戦時勝ち点0の拓大に勝ち点を落とし、次にここで勝てば駒大との首位決戦になるはずだった青学2回戦で敗れ、後は今日の駒大戦に勝ち、さらにあさっての青学3回戦に勝って、やっと駒大との優勝決定戦に持ち込めるというところまで追い詰められました。後は島袋主将に4年間、あるいは彼の野球人生の集大成としてがんばってもらうのを祈るのみです。