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放射能汚染

今回の震災で、本棚に有った「アメリカ陸軍サバイバルマニュアル」を引っ張り出して読み返してみたのですが、この本自体が第二次大戦当時に書かれた物で、北米でのサバイバルを想定したモノなので、大して役立つことは有りませんでした。
その中の一章「放射能汚染地帯のサバイバル」は、核兵器が使用された場合のもので、今回の原発事故みたいな、事態には無駄な代物になっております。
核兵器で殺傷力のあるガンマ線、に対して、とりあえずその辺のものでシェルターを作れとか、最後の核爆発から2週間経ったら、シェルターを出ても大丈夫とか……
まあ、今回の事故に当てはめるなら、とりあえず汚染源から避難して、原発がコントロール出来るようになって、放射能汚染の危険性がなくなってから、2週間したら、家に戻れる、ってことが分かるだけです。
それよりも南極料理人・西村さんの本から、水を濾過するフィルターの作り方、の方が、確実に役立ちます――放射能は濾過できません。
――というか、原発じゃどうやって排気や排水を濾過してるんでしょ? してない? まさかね。
東京の上水道から検出されたヨウ素の半減期は8日。それくらいは、自治体が飲料を配ってくれませんねぇ。
ま、糖尿病にならないように気をつけて、その辺の自販機でコーラでも飲んでおけ、ってことでしょうか。
ネットで検索した所、十万円くらい出すと、放射線も濾過できる浄水器が有るそうです、ホントかなぁ。
というか、宇宙船なんかの飲み水って、どうやって濾過してるんでしょうか。
タンクを鉛で覆っているワケじゃありませんよね。
0,0005ミクロンとかの浸透膜を使えば、濾過出来るのかな?
キムコ(ご存じ冷蔵庫の脱臭剤、要するに活性炭)じゃ駄目なのかな?
こういう時こそ、政府が対策を説明すべきだと思うのですが、対策が無いなら無いと言って欲しい?
放射線って、見えないし匂わないし、何処にでも入ってくるから、タチが悪いですよね。
というワケで今日はお休みなさい。です。
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