goo

時効とか更生とか

ワイドショーでは押尾被告の裁判が、賑やかですね。
えーっと、性犯罪者と薬物犯は更生しません――例外はあるでしょうが、基本的に。
性犯罪者に関しては、アメリカのミーガン法みたいに、顔やら名前やらを公表して、社会が監視するしかない。でなきゃ、終身刑を適応するとか。
薬物も、タイみたいに、譲渡、売買は死刑、とかしないと、反省しません。
押尾もそうでしょ。カオリが勝手に飲んだんだ、ってことで、俺は悪くないって、確信しています――これが、譲渡で死刑、となれば、態度は違ってくると思いますよ。
依存体質の人が、勝手に中毒になるのは構わないけれど、それが拡散するのは、防がなきゃ。
薬物って、中毒者が自身がヤクを手に入れるために、売人になっちゃうんですね。
これは、お薬で捕まった人を何人も知っているので、事実です。

性犯罪に関しては、根が深いです。日本じゃ、人身売買が当たり前のように行われていて、
意外と普通の人(お金と権力のある人)が、なんの悪意も疑問も持たずに関わっていることが多いです。

これは島国で、ほんの数十年前まで、人身売買が認められていた日本という国が、世界との温度差が大きいと感じる部分です。

突然、こんな話を書き始めたのは、少し前に録画した「スラムドック・ミリオネア」を見たから。
物乞いにも元締めっているんですね、なんて感心している場合じゃない。
日本で一番暴力団の事務所が多いところが、大阪の通天閣あたりのドヤ街らしい。
要するに、日雇い労働者やホームレスに寄生しているってこと。ヤクザがいくら市民を脅したって、所詮奴らは、弱者に寄生するだけの、ダニだね。
そういう意味で面白かったのは、「女はみんな生きている」っていうフランス映画。
端金で殺し合う、ヤクザが面白かった。
つまるところ「スラムドッグ・ミリオネア」は必見の良い映画でした。

言いにくいけれど、人身売買も、何度か見てきたけれど、今更ほとんど時効だし、商品価値の無くなった、女性たちが、ひょっとすると今は平和に暮らしているのかもしれない、と思うと、今更騒ぎ立てられないし……
っていうか、労働者派遣法、って、当時与党の自民党が認めた人身売買でしょ。ってこと。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )