もうやんのカーメンテナンス&カーライフメモ!

メンテナンスからちょっと気になることまで、車に関するもうやんのメモ帳。

TanTo カスタム RS(LA600S) ルーフクリア塗装剥げ補修。

2021年07月06日 | Weblog
  • きっかけ

うちの奥さんが2階のベランダから自分の車のルーフを見て、白い汚れがあるから見てほしいって言ってきた。
何かなぁって確認したら、タントのルーフのクリア塗装が部分的に剥がれている。
多分昔の古傷の修理箇所が経年劣化したんだろうと察しがついた。

実はこのタント、購入してすぐにルーフに強風にあおられた鉄製のドラム缶(ごみ箱)の蓋が直撃し、穴が開いて修理した過去がある。
奥さんは新車が傷物になったと怒りまくっていたが、天災なので運が悪かったと諦めるしかなかった。
会社での出来事だったので、幸い社長さんが自費で直してくれた。
社長さんも哀れに思ったんだろうね。

 

  • 軽口たたいて始めて見たものの…

あれから約7年、多分経年劣化によりルーフの修理箇所のクリア塗装が剥げたのだろう。
場所的には右前後ドアの上、ルーフモールとの間の真ん中あたりで、1つが20㎝近くあるので、結構目立つ。
以前直してもらった修理屋さんに診てもらったら、修理に4、5万かかるとか…。
とりあえずお金を貯めないとすぐには直せないので…と言って帰ってきたそうだが、

「俺が5000円くらいで直してやるよ」

って、軽口をたたいてしまった。
きれいに直るの?っていうから、もし直して気にいらんかったら、修理に出せばいいじゃんって…。

修理前の画像は・・・ない。(やっちまった、画像がない。)

下塗りのブラックマイカとクリア層の間に空間ができて白っぽくなってしまっている。
YouTubeとかで、クリア層の剥がれ修理の動画を見てみたけど、程度にもよるがクリア層をうまく削ってクリアを吹き直せばいいっていうので、#800のペーパーでクリア層を削ってみた。
だが、ブラックマイカメタリックの下の層まで出てしまった。
クリア層、ブラックマイカM、下地の黒色と等高線のようになってしまった。
そう簡単にはいかないわけだ。

あ~、これは根本的に直さなきゃならない案件になったな…。
まあ、やるっきゃないでしょ。

 

  • 材料調達して塗装を開始!

ということで、修理にはソフト99(99工房)のボデーペン(ダイハツ用X07、ブラックマイカM)、ウレタンクリアー(2液ウレタン塗料)、ボデーペンボカシ剤、シリコンオフ、その他マスキングテープ、マスカー、耐水ペーパーなどの消耗品を用意した。

↑作業工程をイメージ化してみた。(画像はあくまでもこんな感じで進めるというイメージです。)

キズ(クリア塗装の剥がれ部分)を平坦に削って、ブラックマイカM塗装、もう一段階広くウレタンクリアー塗装、塗装部分の前後の境目部分をボカシ剤でぼかすイメージ。
キズを削った部分は他の部分よりも低くえぐれた状態になったが割と平坦だったので、もう少し広い範囲をならすように削って、ブラックマイカMの塗装をキズ部分に厚く吹いて全体を平面にならすようにイメージして塗装した。
本来はうす付けパテを埋めて、プラサフを吹いてならすのが正解なんでしょうが…。

塗装の途中画像が・・・ない。(またかよ!)

さて、うまくいったでしょうか・・・。

↑これが前方からの画像だが、Aピラーの上あたりのちょうど塗装の境目がぼやけてます。


↑こちらは後方からの画像だが、やはり境目のボカシがうまくいっていないような…。

キズのあった部分はかなり厚く塗料を吹いた。
X07(ブラックマイカM)で平坦に面を出そうとしているので、とにかく何回も何回も重ね塗りした。
ウレタンクリアも10分ほど間隔をあけて何回も吹いた。
まあまあいい感じで塗れたような気がするが、どうもウレタンクリアーと旧塗膜の境目に吹いたボカシ剤がうまくなじんでくれない。
ウレタンクリアーに若干チヂミというか細かなひび割れのような感じになってしまった。
ウレタンクリアー(2液ウレタン)にもボカシ剤が使用できると明記されていたが、どうもなじみが良くない気がする。
ウレタンクリア塗装からボカシ剤を塗るまでの時間的な問題なのか?
割とすぐに吹いたつもりなんだけどねぇ。
気温が結構高いからウレタンクリアの乾燥が予想以上に早かったのか?
それとも吹く量が少なかったのかなぁ…。
結局チヂんだ部分は削ってコンパウンドがけすることに。

 

  • コンパウンドがけの範囲が広がって

さて、塗装するために洗車用の脚立に乗って上からルーフを見ていたら、ルーフの真ん中になにやらムラというかシミができている。


↑わかりやすくなぞってみたが、これも以前の修復の後遺症だろうか。

奥さんに脚立に上って見てもらい、
「もし塗装が剥げたりしても保証できんけど、それでも良ければついでに磨きをかけるけどどうする?」
「そこだけかけるの?」
って聞くから、
「ルーフが光沢がなくてモヤっとしているから、ルーフ全面やるよ!」
結局磨いてほしいということなので、ポリッシャーで磨きをかけることにした。


↑ポリシャーは大昔に買った東芝のランダムサンダHRS-125A、
コンパウンドは99工房の超鏡面用液体コンパウンド9800。
バフはウレタンバフの新品を用意した。


↑サンダーのラバーパッドがパッドを接着できなくなっていたので、ボッシュのラバーパッドをヨドバシで購入。

この時期直射日光が当たるとボディーが無茶苦茶熱くなるので、梅雨の合間の曇りがちな6月27日(日曜日)の朝早くに磨き始めた。
雲行きは怪しいがこれ幸いとどんどん進める。

まず約1週間前に塗った補修箇所は全体に#1500のペーパーをあてて、次に#2000、#3000と番手を上げて研磨してから液体コンパウンド9800でスポンジバフ磨き。

液体コンパウンドはウレタンパッドにあずき大のコンパウンドを3か所くらい付けて、最初はほとんど力をかけず、徐々に加圧して研磨。
ランダムサンダのダイヤル調整メモリは3で行った。
最終的に超鏡面にしたいのだが、機械の力に頼ってもなかなかうまくいかない。
コツコツと地道に磨くしかなく、磨けば磨いただけ仕上がりが違ってくるので磨き甲斐がある。

ルーフの方はざっと小スパンに区切って(ルーフを8つに分けるイメージで)磨いた。
パッドにつけたコンパウンドが透明に切れるまでしっかりと磨いた。
一通り磨いてまだ納得いかなかったので、もう一度念入りに研磨。
結局ルーフ全面磨くのにお昼くらいまでかかってしまった。
#9800のコンパウンドはなかなかの鏡面に仕上がるので、コスパが高いね。

 

  • さて、結果はどうなった?


↑写り込みがきれいな鏡面になった。


↑Aピラーの上の境目部分もなんとかきれいに仕上がった…かな?


↑後ろ側の境目もまあまあ納得できる仕上がりになったね。


↑ルーフは見違えるようにきれいになった。

 

  • 最後はクリスタルキーパーを施工

奥さんは毎年KeePerのクリスタルキーパーを施工していて今年前半に施工済みだが、補修した部分を追加で施工してもらうつもりでいた。
結局ルーフ全面も施工してもらって高くついたけど満足の仕上がりになったと喜んでいた。


↑ 2021年7月3日、KeePer LABO 大垣店に入庫。
ルーフ部分全面クリスタルキーパーコーティングを施工してもらった。

施工から戻ってきた車の仕上がり見たけど、クリスタルキーパーの艶感すごいね。
自分はKeePerのコーティングの持ちについては懐疑的なんだけど、深い艶感はすごいなって素直に思った。
自分のN-ONEもコーティングしようかどうしようかずっと迷ってるんだよね。


↑KeePer LABO 大垣店(岐阜県大垣市長松町848‐6)

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