H10年式のCF6 アコードワゴンのディストリビューターを交換する前に、スプールバルブのパッキンを交換する。
しかしこのパーツもアクセスしづらい位置で大変そうだが、せっかく用意したのでこの機会に交換しておく。
スプールバルブはVTECのカム(ロッカーアーム)を高回転時に油圧を制御して変化させる大事なパーツだ。
↑エアフローチューブとデスビを取り外して養生テープでカバーしておく。
↑デスビの取り付け部の左側にスプールバルブがある。
これにアクセスするには邪魔なものが周りに多すぎる。
メガネでアクセスできないし、ラチェットなんて入るスペースは全くない。
なにかいい手はないものか…といろいろ考えていて、そうだオフセットメガネでアクセスできないか?と思って、めったに使わない工具箱から引っ張り出して来たら、ビンゴ!…ばっちりアクセスできた。
しかし左側の2本は緩むけど、向こう側はEGRバルブがあるのでダメ。
↑結局EGRバルブも取り外すことに…。
↑EGRバルブを取り外して、右上のスプールバルブがやっと取り外せる。(上がフロント側)
↑EGRバルブは還流させる排出ガスの流量を調節するバルブ。
排気が通るのでススで真っ黒だ。
↑ついでにこのバルブも洗浄しておこう。
↑おおむねきれいになった。
ガスケットは急なことで用意してないので慎重に取り外して再使用する。
↑苦労の甲斐あってやっと取り外せたスプールバルブ。
パッキンはカチカチになってた。
↑取り外すときオフセットメガネがしっかりかかってなくてボルトをなめた。
手元が見えないのでしょうがないけど、情けないミスだ。
↑取り付け面もきれいにしておく。
↑純正品番15825-POA-005→15825-POA-015 フィルターASSY ¥690+税
↑パーツクリーナーできれいにしてパッキンを交換する。
オイルを薄く塗布しておく。
↑EGRバルブもきれいにして取り付けた。
スプールバルブ、EGRバルブそれぞれを元通りに取り付けて終了だ。
取り付けボルトの締め付けトルクはスプールバルブが12N・m(1.2kgf・m)、EGRバルブが22N・m(2.2kgf・m)でOK。
ただ、スプールバルブのほうはトルクレンチが使えないので勘で締め付けた。
次回ディストリビューター交換に続く。