モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

今年最後の八塩山(2019年11月23日)

2020年12月02日 | 東光山・八塩山

本頁はブログを立ち上げてまもなく(2020/01/16)の投稿でした。
face book以外は無観客に近い状況でしたので、存在を示す意味で再投稿させて頂きます。

今年(2019年)は11月13日に登った太平山で山納めのつもりだった(記録はこちら)が、
その後も好天が続くとやはりじっとしてられなくなる。

11月23日は山上から雪姿の鳥海山を眺めようと思い、由利本荘市の八塩山に行ってみた。
この山に行くのは、10月29日(記録はこちら)以来だから、約ひと月ぶりか。
今年はマメに通っており、これで五回目になる。


前回(10月29日)、八塩山山頂から見た鳥海山。



行く途中、由利本荘市から鳥海山方面を見る。裾しか見えないが、雪化粧がだいぶ進んでいた。
(八塩)山頂に着く頃までには雲が取れて欲しいものだ。




鳥居の沢登山口手前から見た八塩山(713m)。




八塩山は出羽丘陵にある低山だが、先週から降った雪が少し残っていた。

(実際に行ったら、積雪は痩せ尾根で10センチくらい、山頂台地の深いところで約30センチだった)。
今回は登山靴とゴム長の両方を用意していたが、土壇場でゴム長を選択した。

登り始めて、一ヶ所だけ、紅葉が残っていた。

 



風ぴらコースとの分岐を過ぎ、
これから登る鳥居長根の痩せ尾根を下から望む。




少し登ってから振り返ると・・・




途中に有ったブナの古木。

 


この尾根道は春になるとイワウチワの花ロードになる(こちら参照)。
雪の下にあるイワウチワには早くも蕾が出来上がっていた。

辛い登りももうすぐ終わる。




山頂台地に辿り着いたら、傾斜は緩くなったが、雪は深くなっていた(約30センチ)。

 



ウサギさん達の運動会の跡かと小躍りしたが、樹々から落ちたしずくの跡ではないかとのご意見も有った。
右はオオカメノキの冬芽。なんかウルトラマンの飛行スタイルを連想。

小一時間ほど歩いて、山頂に着いたら、まずは鳥海山の展望ポイントに向かう。

ところが・・・







う~。残念。まだ雲を被っていた。
その後、昼飯を食べたりして一時間近く待ってみたが、ずっとこんな調子だった
(今日は下山し、帰宅してからも雲の中だった)。

山頂台地のブナ林



ここは小面積ながらも、秋田では有数のキレイなブナ林と言える。

いずれもイケメンのブナばかりだが、中にはこういうのも在った。

  


これは落雷で木が裂けたものだろう。
今日の視程はイマイチだったが、一応、山頂台地からの(鳥海山以外の)眺めを少し。

東側。奥の山々は奥羽脊梁の山々、左から真昼岳、女神山など。



北北東の出羽丘陵。やや右奥の方に保呂羽山(438m)。左奥の白い山は森吉山。




北北西に笹森山塊と男鹿半島(左奥)。




後日談。
11月23日に見えなかった鳥海山は、四日後の27日、近くの矢島町を通った際、見ることが出来た。




以上。




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