モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

今年の山納めは東光山かな。(2020年11月25日)

2020年12月03日 | 東光山・八塩山

11月25日は割と天気が好さそうだった。そろそろ今年の山納めにしようと思い、
未明に家を出て、横手方面の低山(黒森山と御嶽山)に向かった。

しかし途中からひどい濃霧で、登山口に向かう林道は冬期通行止めになっていた。
登山口まで更に10キロ近く林道を歩くのはバカらしく、こちらの登山は断念した。
それから濃霧の中を西へ約60キロ走り、かわりに由利本荘の東光山(594m)に登ることにした。
こちらは霧が無く、その入口から鳥海山が見えた。

由利本荘市大内町から鳥海山を眺める。



大内町から見た東光山
(’朝は逆光でみえにくかったので、下山時に撮影した)。




こちらも林道に入ったら、終点300m位手前で「全面通行止め」になっていた。

それでもたいした距離でもないので、手前に車を置き、歩いて行ったら、ご覧のように林道が崩落していた。

「全面通行止め」の表示                                                                               林道崩落個所

 


さいわい杉林の中に迂回路があり、難なく本来の登山口に着いたが、

今日はやたらと通行止めにやたらと縁のある一日だった。
ただし林道を少し歩いたおかげで咲き残りの花を見ることが出来た。

登山口付近で咲いていたサワアザミ。                                                                        本来の登山口に到着。
 



今回の非合法マップ。



東光山の登山前半は比較的傾斜のきつい斜面を登って行く。
毘沙門堂を過ぎると、その斜面が始まる。

 


干餅岩。前半のきつい登りではいつもここで休憩。




特に傾斜のきつい箇所には手すりが有って助かる。

 






仏洞山との分岐で前半が終了。ここまで来るのに約一時間。久しぶりに大汗をかいた。
後半は緩い稜線歩きで、あがり子状のブナやミズナラの大木がみごとだ。

仏洞山との分岐                                あがり子状のブナ

 





落葉の小道とブナ                               通り過ぎてから振り返ると・・・
 



遠く太平山を望む。



約30分の稜線歩きで山頂到着。

山頂標                                                                                                                   山頂のお社
  


東光山の山頂部はスギ林になっているが、西側半分が切り開かれており、
日本海や本荘の市街地、鳥海山を望むことが出来る。

秋田の低山で山頂から広大な展望が愉しめるところは少ない。ここは貴重な存在と言える。

本荘市街地と日本海、飛島を望む。



鳥海山






週末からはいよいよ里でも雪が降るとか。いい山納めになった。


以上。


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