モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

新緑の八塩山・後編(2022年4月24日)

2022年05月05日 | 東光山・八塩山

(本頁は「新緑の八塩山・前編」の続きです。)

八塩山の山頂台地では、鳥海山の眺めだけでなく、ブナ林も素晴らしい。

山頂台地のブナ林



この場所のブナはまだ芽吹いてないように見えるが、

林の下の雪の上にはパラパラとオレンジ色の粒々が落ちていた。
これはブナの冬芽を覆っていた芽鱗だ。

ブナの芽鱗



もう少し経つとこれが雪の表面をびっしりと覆うようになる

先の「North East 鳥海山・2022陽春」の百宅入り口のブナ林写真をリプライズ。

今朝見て来た百宅入り口のブナ林



山頂台地のブナの新緑、開花はもうじきだろう。

山頂台地のブナの根開き



ホウノキの落果

 

                                            鳥の巣も落ちていた。


山頂台地の他の木(低木など)の状況。

マルバマンサクの疎らな花と鳥海山



マルバマンサクの疎らな花



オオカメノキの花芽



オオカメノキの葉芽




八塩山を下山した後、登山口のすぐ近くにあるボツメキ清水に寄ってみた。




ここには多くの方が水汲みに訪れているが、私は花を見に来た。
雪が融けたばかりの斜面では、カタクリが咲き出し、場所によっては花筵になっていた。

カタクリの花筵



カタクリ



カタクリ



カタクリとエンゴサクの混生



紅紫のエンゴサク
 

                                          バッケ(フキノトウ)


キクザキイチゲ濃色タイプ



スミレサイシン




八塩山を下りた後は秋田市まで出羽丘陵の山あいをのんびりと走って帰った。

途中、大内町の丘陵では八塩山では見られなかった花、オオバキスミレやルリソウを見ることが出来た。

オオバキスミレ



ルリソウ



キクザキイチゲ濃色タイプ




このキクザキイチゲ、今年見た中では最も濃い色だった。


以上。


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2 コメント

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Unknown (ミルク)
2022-05-04 13:14:11
こんにちは。
ここに、何度か行きましたが、今年はやはり、雪が多かったですね。
1部も見せていただきました。イワウチワの優しいピンク色がきれいです。
ボツメキ清水周辺は、カタクリがよく咲いてました。
八塩山からの、鳥海山の眺望いいですね~👏

八塩憩いの森の、黄桜は昨日の時点でつぼみだそうです。
いきたいとは思いますが、なかなか動けなくています💦
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ミルクさんへ。 (モウズイカ)
2022-05-04 13:46:03
コメントありがとうございます。
昨年のほぼ同期の状況がこうでした
⇒ https://blog.goo.ne.jp/mouura2/e/172dbc067979dc35355aeaa42b068cfc
ので昨年より一週間近く遅れていましたね。
ここの黄桜はまだ見たことが有りません。
黄桜ならば、明日、国花苑に行って確かめて来ようと思っています。
ここからの鳥海山の眺めは絶景ですね。
このところ鳥海山がよく見える日ばかり当たってるようで嬉しいです。
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