今日は夜明けとほぼ同時に由利本荘市のあちこちから鳥海山を眺めて来た(記録はこちら)が、
最後は八塩山の山頂から眺めることにした。
八塩ダム湖から八塩山を望む。
八塩山の入り口、八塩ダムのあたりは桜(今はソメイヨシノ)が満開だった。
が今日は桜を見に来たわけではない。
八塩山をアップで見ると、手前の雑木林はまだ冬モードなのに、
八塩山本体の方ではいち早く新緑が始まっていた。
朝8時半から登山開始。
登り始めてすぐ雪崩跡地。その向こうの林は緑や黄緑の新緑になっている。
雪崩跡地を越えたら道端にカタクリが。
カタクリは後編で何回も出すので、近くで咲いていたエンレイソウをアップで。
今回は大きな倒木があり、それを越えるのに難儀した。
いよいよ新緑の真っ只中に突入。
春の八塩山名物オオイワウチワは雪消えの早い稜線ではほぼ終了していたが、
日陰地にはまだ咲き残りがあった。
日陰地のオオイワウチワ小群生
オオイワウチワの咲き残り
鳥居長根の稜線はけっこう登り堪えがある。
この稜線は縦構図の方がいいかもしれない。
上の方に行くとロープが現れる。いつもこの辺で滝汗が出る。
今日は稜線から秋田駒ヶ岳と岩手山(右)が見えた。
その左手前に4月20日に登った保呂羽山(記録はこちら)。
古木
右上のブナの木が見えると傾斜が少し緩くなる。
山頂台地に到着。
ここから先、道が平らになる。左奥にあずまやが見えた。
登山口から山頂台地までいつも一時間ちょうどくらいで登っているが、
今回は休む回数を多かったのでたっぷり一時間半かかった。
理由は先日の登山で起こした眼出血。
これからはもう若くないので無理しないことにする。
ツルアリドオシの越年した実
山頂台地に着くと、山頂よりもまずは鳥海山展望地(新しくできた方)に向かい、お山を参拝する。
ここから眺める鳥海山は絶景だと思う。
樹木の枠無しモード
鳥海山のバックは早朝のような青空でなく、灰色の薄雲になってしまった。
それでも今回はよく見えた方だと思う。
以上。
「後編」に続く。
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