モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

初冬の大曲姫神山と田沢湖。(2018年12月2日)

2020年12月04日 | 出羽丘陵

(本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。)

例年冬場は山に登っていない。
2018年は11月18日の太平山(こちら)で山納めしたつもりだったが、

何故か12月になってから、大曲の大平山(姫神山)に登ってしまった。
実はこの山、11月14日にも登っているが、その日はあてにしていた展望がイマイチだったので、
よく晴れた12月2日に再挑戦したような次第。

花火大会で有名な大曲の花火会場のすぐ西に聳えており、
国土地理院地図を見ると、「大平山(姫神山) 387.3m」と標記されている。

秋田市の太平山や岩手の姫神山と紛らわしい山名だが、個人的には姫神山がなじみ深いので、それで通そうと思う。

下界から見た姫神山

 



今回の非合法マップ




休憩地の登り。                              姫神山山頂
 



休憩地の登りはきついけれども眺めは素晴らしい。 

山頂部にはテレビ局のアンテナが林立しており、無粋な感じは否めないが、それは眺めがいいことの証しのようなもの。
秋田の低山としてはおそらく一番ではないかと思う。

北は男鹿半島や太平山から南は焼石や栗駒まで、県北を除く秋田や県境の主だった山が丸見えだ。
今回の目的は、前回、雲に隠れて見えなかった鳥海山と秋田駒ヶ岳、岩手山を眺めること。
さいわいにも12月2日は(男鹿半島以外)全て見ることが出来た。

山頂から久しぶりの鳥海山。



 

鳥海山は登る前、下界からは霞みでよく見えなかったが、姫神山頂に上がったら、よく見えた。
個人的には、10月21日、和賀岳(こちら)に登って以来だから、約40日ぶりの鳥海山になる。
あと当然だが、和賀岳、真昼岳、女神山、焼石岳と奥羽の脊梁もよく見えた。
みんな今年の夏秋に登った山ばかりだ。


休憩地から。
奥羽脊梁の山々(和賀岳、真昼岳など)。



和賀岳と小杉山、薬師岳の重なり。



真昼岳、女神山と大曲の市街地。 



焼石岳




休憩地から秋田駒ヶ岳と岩手山(右奥)


 

秋田なのに鳥海山と岩手山の両名山が見える低山はたぶん此処、大曲姫神だけだろう
(岩手の姫神山からも一応両方が見える(⇒こちら))。

11月14日の登った時はこれらの山に雲が懸かってよく見えず、かわりに北の秋田市方面がよく見えた。

11月14日に見た秋田市方面の眺め




11月14日に見た雄物川と男鹿半島の眺め。



帰りはスギの木を見ながら下山する。

山頂近くのスギ林                             ばっけ杉
 



この日(12月2日)は天気が好かったので、下山後、近くの田沢湖を廻って帰った。

田沢湖から秋田駒ヶ岳を望む(左側には乳頭山も)。 






湖畔から見る秋田駒ヶ岳はとても優美な姿だ。
この日は湖面にもその姿を映していたが、
個人的には、中腹のスキー場が傷かツギをあてがったように見えて残念に思う。

湖畔から見える他の山々

荷葉山。秋田駒ヶ岳の北西に聳える古い火山。



羽後朝日岳



和賀岳



和賀岳には同じ年の10月21日に初登頂しており、山頂付近から田沢湖を見下ろしている(⇒こちら)。
よって田沢湖から和賀岳が見えることは当然とも言える。


湖面の二風景




 



以上。



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2 コメント

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お久しぶりです (ねも)
2020-12-04 21:16:20
モウズイカさん
今季の山はいかがでしたか? 私は少し控えめくらいのシーズンでした。来季はもう少しマシになって、飯豊か朝日あたりを歩きたいと思います。

秋田駒ヶ岳、ホントに良い山(^^) 中腹のたざわ湖スキー場、毎シーズン滑らせてもらってます。
たしかに、こうしてみると環境破壊ですね(><) 何とも……
ねもさんへ。 (モウズイカ)
2020-12-05 08:25:04
コメントありがとうございます。
今年は当初は朝日連峰とか秋田から少し遠くて本格的な山をめざしておりましたが、
いかんせんコロナ影響で、ごく近場、それもおそるおそるの山歩きとなりました。
よって夏場は鳥海山ばかり、秋は焼石や栗駒周辺、低山に終始しました。
来年は少し遠出したいものです。
秋田駒や周辺は今年は一度も行かないでしまいました。
クマに登山者、それも高山植物保護パトロールをされている方々が登山口近くで襲われたのはショックでした。
自然破壊もいやですが、クマにも遭いたくないです。

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