モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

秋の焼石岳・異色の花紀行1(2020年9月16日)

2020-09-29 | 焼石岳/秋

9月16日は岩手の焼石岳に行って来た。昨年の6月以来だから一年と三ヶ月ぶりになる。
ここは花がとても豊富な山で、特に6月の姥石平付近はお見事!東北では一番、
国内でも屈指のお花畑になる(例えばこちら)。

何度も登っている山だが、不思議と秋は手薄、特に9月はまだ来たことがなかった。
よって秋の花に関する情報が無い。それを穴埋めするべく今回の登山となった。

この日の天気は雲が多いものの、てんくらはA、雨は降らないだろうとの予報だったので、
未明に秋田市を出発、夜明け頃に山麓に着いた。

県境を越えたところから見た焼石岳。
横岳には雲がかかっていたが、焼石山頂(左側のピーク)は雲から出ていた。



今回のマップ。



中沼登山口を6時10分に出発、まだうす暗い樹林の道をテクテク歩く。
登山者は誰も居らず、クマさんが心配。
このルートは最初の中沼までの登りが視界も効かず、いつもしんどい。
石がゴロゴロした坂道とグジャグジャ泥んこ道を交互に数回繰り返す。
木を組んだ急坂が現れたらちょうど半分くらいか。いつも最初に滝汗をかくところ。

 



更に急坂をもう一回クリアーすると愈々中沼到着。今日は登山口から約40分かかった。
残念ながら、横岳は雲に包まれて見えなかったが、早朝の中沼はいつ来ても素晴らしい。

中沼の眺め。





中沼で撮影していたら、後続の登山者三名に追い越された。焼石に登る方は皆無口で挨拶も無かったが、
自分以外にも登山者が居たことでまずはひと安心。

ところで中沼の鏡面風景をもう二枚。一枚目は早朝。二枚目は昼過ぎ(下山時)。




中心よりやや右の奥の方、白いものに注目されたし。最初、私は立ち枯れた木かなと思った。

下山時、同じ辺りを見たらその形が少し変わっていた。



この時はあまり深く考えずに下山。
帰宅してから、両方の写真の一部をトリミング、拡大してみたら、それは鳥さんだった。

朝の写真を拡大。



昼過ぎ(下山時)の写真



思わぬ発見に驚き、この模様をfbにアップしたところ、東山魁夷の御射鹿池のシーンと似ているとのコメントが有った。
御射鹿池の絵って何だろう。と後で調べてみたら、やはりその通りだと私も思った。

中沼のほとりではまだいろんな花が咲いていた。
後でまとめて報告するので、まずは代表してオクトリカブトを。




中沼を過ぎて、ちょっと坂を登ると次の上沼だ。こちらは湿原が発達しており、水面はほぼ塞がっている。

上沼



上沼の限られた水面




上沼から先は登山道が渓流のようになる。
大雨の後や雪解けの時期はジャブジャブなのでそれを見越してゴム長で入山する人も多い。

渓流のような登山道
 


その後は花の多い小湿原を幾つか通り過ぎ、横岳の連なりが見えるようになれば、もうじき銀明水。

湿原越しに横岳の連なり


花は中沼を境にワッと多くなる。以降は主に中沼から上沼、銀明水にかけて多く見かけた花を列記してみる。

まずはオクトリカブト。

オクトリカブトの群生



オクトリカブトの穂花は先端から咲き出して実になる。




オクトリカブト                                                                                        ミズギクの残花

 



ミヤマセンキュウ                                                                                         サラシナショウマ

 


中沼から先、湿原の中にくすんだピンクの穂花がニョキニョキ立っていた。
でかいのは優に1mもある。葉っぱも羊歯のようで何かジュラシックな雰囲気。
オニシオガマだ。

日本海側深山の湿地でときどき見かけるハマウツボ科の半寄生植物だが、焼石のこのコースには異常なほど多い。
なおここには数は少なかったが、同じハマウツボ科、トモエシオガマの残花もあった。

オニシオガマの群生


オニシオガマ
 



オニシオガマ                            トモエシオガマの残花
 


秋の焼石岳・異色の花紀行2」へ続く。


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