モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

焼石岳・2nd紅葉【後編】(2021年10月14日)

2021年11月03日 | 焼石岳/秋

(本頁は「焼石岳・2nd紅葉【前編】」の続きです。)

銀明水から先はしばし傾斜が急な草原を登る。
ここは初夏から初秋にかけて花の絶えない場所だが、眺めもいいところだ。

今日は胆沢平野の散村がよく見えた。この眺めはいつもならば午前中は霧や雲海に覆われて見えにくく、
もっぱら下山時に見るものだが、今日は登りの時からよく見えた。

胆沢平野の散村を振り返る。



名無しの滝                                  花の終わったオニシオガマ
 



経塚山がちらっと見えた。




銀明水方面を振り返る。




草原を登り詰めると、その先はしばらくの間、灌木帯が続く。こちらの紅葉はほとんど終わっていた。

またまた経塚山



灌木帯に入ったら、これが最後の紅葉となった。




姥石平が近くなると、目の前にひょっこりと焼石岳が見えるようになる。

この山は焼石岳の山塊の主峰であり、最高峰だが、控えめな性格なのか、途中からは全く見えない。
この姿が見えて来るとやはり嬉しくなる。

姥石平手前から見た焼石岳



六沢山と書いて「むざやま」と読むそうだ。




ハナヒリノキの残紅葉




サラサドウダンの残紅葉と実




草原越しに経塚山




姥石平は休憩無しで通過。泉水沼を絡めた眺めを幾つか。

泉水沼から見た焼石岳



泉水沼から見た東焼石岳




焼石岳に登る途中、泉水沼と姥石平を振り返る。彼方には胆沢平野。




ハクサンイチゲの残花                                ハクサンフウロの草紅葉
 


焼石岳と横岳の間の西斜面には、カール状の地形が有る。

この地形に名前は無いようだ。昔の大きな火口かカルデラの跡かなと思うが、
カール底は見るからに愉しそうな草原や湿原になっている。
しかし降りる道は無い。
何よりもそのバックの奥羽山脈が奥深く、人家など人工的なものが一切見えない点が素晴らしい。
運が好ければ、この地形の彼方には月山や朝日連峰も見えるが、残念、今日は雲で見えなかった。

カール状の地形の眺め



南西方向の山座同定



秋田最奥の山、虎毛山



西焼石岳



南側に栗駒山




南側、横岳と泉水沼




焼石岳山頂に到着。この日はよく晴れていたが、

鳥海山、月山、岩手山、早池峰山など2000m前後の高山には雲が懸かっており、よく見えなかった。

西側に西焼石岳と遠くに雲をまとった鳥海山



雲をまとった鳥海山



北側に雲のかかった岩手山




北側、旧・沢内村の方角を望んだら、遠くに森吉山が見えた。




北西側、三界山や横手盆地(仙北平野)を望む。





以上。


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2 コメント

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Unknown (ミルク)
2021-11-03 19:18:49
こんばんは。
すばらしい展望に、見入りました。(^^♪
いつも、楽しませて頂いてます。
返信する
ミルクさんへ。 (モウズイカ)
2021-11-03 19:28:49
コメントありがとうございます。
焼石は横手実家からも近く、私にとっては鳥海山と並んで好きなお山です。
また来年も6月から登ると思います。
返信する

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