もっちゃんのボケ防止日記

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紅葉深まる多摩湖畔と野火止用水ハイキングに行ってきた

2016年11月30日 15時51分55秒 | 日記
 今日で11月も終わりだ。今年も残すところ1ヶ月。お陰様で、病気も怪我もせずに年を越せそうだ。

 今朝は風もなく、穏やかに晴れていた。そこで、予定通りのハイキングに出かけた。西武鉄道主催の「紅葉深まる多摩湖畔と野火止用水を歩く」に参加。



 いつものように東川口駅まで行き、新小平駅で武蔵野線を降りる。歩いて青梅街道駅まで行き、西武多摩湖線で西武遊園地駅に行く。

 駅を降りると、受付には行列ができていた。今日は人の数が多い気がする。

 受付を済ませ、午前9時半過ぎにスタートする。直ぐに土手を上がると目の前に多摩湖が広がった。波もほとんどなく、シーンとしている。湖岸の木々の紅葉が美しい。遠くに山並みが見える。三角の山は御岳山だ。西武ドームの白い屋根も見える。



 湖岸を行くと、湖面に何かいる。カメラを向けると、カンムリカイツブリだ。遠くの湖岸の木にはアオサギの群れが止まっている。紅葉した木とのコラボレーションがとてもいい。

 写真を撮りながら、取水塔近くに行く。青空と湖、洒落た取水塔、絵になる風景だ。暫し、多摩湖の風景に魅せられる。湖岸の林の上をトビが飛んでいる。

 堤防を歩き、狭山公園の中を行く。紅葉が日に映えて実にきれいだ。大きなカメラを持った人とすれ違う。野鳥がいるらしい。歩きながら姿を探したが見当たらない。宅部池という小さな池があり、カメラを構えた人がいた。

 武蔵大和駅近くからは、西武多摩湖線の線路に沿って歩く。途中、冬桜?の花が咲いていた。踏切に入ったら、線路の補修工事をしていた。

 やがて、中央公園に着く。雑木林の中に入り、休憩する。木々の紅葉を見ながらコーヒーを飲む。至福のひと時だ。一服していると、近くの木にシジュウカラがやって来た。

 公園を出て、野火止用水に向かう。

ー野火止用水とはー (世界大百科事典 第2版より)

 老中で川越藩主の松平信綱が1655年(明暦1年)幕府に願い,現東京都小平市の西端で玉川上水を分水して,武蔵国新座郡野火止村(現、埼玉県新座市)周辺の武蔵野畑作新田を開発するために引水した生活用水。信綱が家臣安松金右衛門に命じて引水した24kmの用水路で、引又(現、埼玉県志木市)を経て新河岸(しんがし)川へ落流していたが、1662年(寛文2年)から掛樋(かけひ)(いろは樋(どい))で川をまたぎ,対岸の宗岡村(現、志木市)などの水田灌漑用水とした。

 用水の幅は思ったよりも狭いが、きれいな水が流れている。用水沿いの雑木も紅葉している木が多い。カルガモがいたと思ったら、鯉も泳いでいる。

 深まりゆく紅葉の中を歩くと、心身ともにリフレッシュできそうだ。用水は、途中からきれいに整備されていた。コンクリを使って整備されてしまうと何となく風情がなくなる。ホタルの養殖をしているらしく、注意の看板が立っていた。



 用水脇の木に何かが止まった。見上げるとコゲラだ。頻りに木の幹を突いでいる。

 野火止用水から街中に入ると「青梅橋」の札が立っていた。説明を読むと、1655年(承応4年)に青梅街道が横断するために架けられた橋だそうだ。始めは木造の橋だったが、昭和になってコンクリート製に変わったとのこと。しかし、今は用水も暗渠となり、橋はないそうだ。

 直ぐにゴールの東大和駅に着く。10月に、玉川上水を歩いた時のゴールと同じだ。時計を見ると、午後12時15分。意外と早く着いてしまった。距離が8kmのせいもあるが、今日は寄り道することがなかったからだろう。

 午前中は晴れていたのに、駅に着くころには薄雲が広がっていた。



 帰りは東大和駅から萩山経由で青梅街道駅まで行く。そして、新小平駅から武蔵野線で帰った。

 家に着くと、万歩計は15,770歩、11.6kmになっていた。空は雨が降り出しそうな雲行きだ。明日は雨と天気予報が言っていた。雨が降ったらのんびりしようかな?