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春の野草を食卓へ

2016年04月15日 | 野菜・花・植物

新鮮!春だからこそ食べてみたい「野草」5選 タンポポはほぼ余すところがない

Reuters - 東洋経済オンライン - 2016年4月15日

 ようやく春らしい陽気が続くようになってきた。野菜の収穫には早いかもしれないが、自然にはすでに食べられる植物がそこら中に生え始めている。

 野生の植物は耐寒性が強く、冬と春の季節の変わり目に起こりやすい気候の変化への適応性も高い。実際、自分の足元を見ると、「おいしい植物」が結構たくさん育っていることに驚くことだろう。

 その前に、自然に生えている食用植物を探すのに押えておかなければならない3つの鉄則がある。1つ目は、種類の確定できない植物は食べないこと。2つ目は、農薬や除草剤がまかれていたり、土壌が汚染されていると思わしき場所に生えているものは食べないこと。そして最後に、環境を考慮して採取の仕方や採取量を工夫すること。この鉄則を胸に、どんな春の野草が食卓に色を添えられるか見てみよう。

 タンポポ

 おなじみのこの野草の葉っぱが食べられることは当然知っているだろうし、食品店で見掛けたことがあるかもしれない。しかし、タンポポの「すべての部分」が食べられることはご存知だろうか。

 たとえばタンポポの根は、柔らかければにんじんと同じような調理が可能で、固い場合は、刻んで乾燥させて炒ることで、コーヒーのような飲み物として楽しむことができる。樹冠と呼ばれる、主根と葉っぱの接合部は、副菜や野菜炒めにするとおいしく食べられる。

 花の部分は、サラダに入れることで彩りと苦みを加えられるし、フリッターとして揚げてもいい。長い茎の部分でさえ、たくさんあれば麺のように茹でて食べられる。

 私のお気に入りの食べ方は、塩コショウの効いたにんにく入りのピザ生地を用意し、プロシュットやチーズ、卵をのせて焼き、オーブンから出したところに生のタンポポをたくさんのせて食べる、というものである。

 カラシナ (複数種)

 アブラナ科に分類される野生の植物は、ブロッコリー、キャベツ、カブ、ケールといった野菜たちと植物学的に近縁である。野生のカラシナは、食品店でみる同類種に比べて香りが強いことがあるが、同じくらい香りの強いものと合わせることでその良さを生かすことができる。

私の地方では、ムスクマスタードをルッコラと同じように使っており、ブルーチーズとあえてサラダにしたり、サンドイッチに挟んで食べたりする。アコウグンバイもお気に入りで、ブロッコリーレイブの代わりとしてソーセージ入りのパスタによく使う。

 カラシナ科植物を上手に使う秘訣は、どの時期に一番香りがよくなるかを知っておくことだ。ちなみに、野生のカラシナのよいところは、繁殖力が強いため、たくさん収穫できることである。

 ギシギシ (ギシギシ属)

 タデ科の多年草ギシギシ(羊蹄)は、実をつける長い茎が特徴的で、乾燥するとさび色になる。近所でギシギシを見かけたら、まだ広がりきってない若葉を探すとよい。赤みがかったり紫がかったりしている場合、苦みが強い場合があるので食べない方がいい。シュウ酸を多く含むので、火を通して食べたほうがいいだろう。

 スイバが好きなら、レモンの風味にも似たギシギシの味も好きになるだろう。どんなスープにも仕上げに入れるとピッタリで、卵料理にもうってつけだ。

 イタドリ

 アジア以外の地域の多くではイタドリはあまり歓迎されておらず、有害植物に認定されている場合すらある。繁殖性が高く駆除されることも多いので、イタドリを採りに行く際は、そこが除草剤のまかれていない場所なのかを十分確認する必要がある。食用に適したイタドリの生えた場所が見つかれば、芽が出たばかりのものを採取し、その酸味を活かした料理を楽しもう。

中が空洞の新芽は、カリカリのピクルスにするのに最適だ。あるいは、セイボリーソースにしてゲームミートと一緒に食べてもいい。また、イタドリはダイオウの代わりとしてどんな場合にも使うことができる。なお、イタドリの生息域をこれ以上増やさないために、採取したイタドリを堆肥の中に混ぜてしまわないように注意してほしい。

 アスパラガス

 アスパラガスは春の自然の食べ物の中で、王様ともいえる定番野菜だ。野生のアスパラガスを見つけるコツは、黄色から金色がかった色の茂みを見つけることである。その色のパターンを知ったうえで、古くなった柵の周りや、農地跡、用水路などを探すのが一番確実。


いやはや、アスパラガスを「野草」にしてしまって驚いた。
わたしが春、真っ先に食べるのがクレソン(オランダガラシ)でからし菜と同じ部類です。そしてすぐに山菜の季節となります。今は行者ニンニクが旬です。


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