材料はトマトだけ! 簡単冷製トマトスープ
E・レシピ
紫外線の強さが気になる今日この頃。うちの保育園の送り時間は9時。この時間帯にはもう、紫外線が気になって仕方ありません。
そんな紫外線対策にオススメなのが、トマト!
トマトの赤い色はリコピンという成分で、シミやしわに心強い働きをしてくれます。シミのもとになるメラニンはリコピンによって抑えられるといった報告や、コラーゲンを増やす作用があるなどの報告があるのです。
我が家の食卓は現在、トマトの登場率がかなりのもの。
トマトメニューの中でも、なんといっても時短できるトマトスープは朝食でよくいただきます。
なので。
簡単冷製トマトスープ
© Excite Japan 提供
レシピ制作:管理栄養士 長 有里子
<材料 2人分>
トマト 2個
塩・こしょう 適量
オリーブ油 適量
<作り方>
1、トマトをざく切りにし、塩・こしょうと一緒にミキサーで攪拌する。ミキサーがない場合は、すりおろす。
2、器に注ぎ、オリーブ油をかける。
※ミキサーによっては、トマトの皮がきれいに攪拌できないものもあるので、トマトは細かめのざく切りがオススメです。
※シンプルな料理なので、オリーブ油は、あればエキストラバージンオリーブ油を使ったほうが香りよくおいしくなります。
これだけでスープとして成立するの?と思われるかもしれませんが、トマトにはうまみ成分のグルタミン酸が豊富なので、食材がトマトだけでもおいしくできるのです。
ちなみにトマトのリコピンは、脂溶性といって油に溶ける性質があるので、オリーブ油をかけることをお忘れなく。油と組み合わせたほうが、より美肌効果が高まります。
また、シンプルな料理だからこそ、塩の量が難しいと思います。私も失敗して塩辛くしたことがあるので、ちょっとアドバイスを。人の味覚は基本的に、塩分が0.9%の料理をおいしく感じます。
ちょっと難しくなりますが、もしトマトの量が200gだった場合、200g×(0.9%÷100)=1.8gということで、塩を1.8g(小さじ1は5gなので、だいたい小さじ2/5弱)にするとおいしく作ることができます。(塩は入れない方がいいでしょうー引用者)
「疲労回復の生活」より
トマトで疲労を回復しよう
トマトにはクエン酸やリンゴ酸がたくさん含まれています。これらは新陳代謝を高めるもので、エネルギー作りがスムーズになって乳酸をたまりにくくしてくれます。
ビタミンA、C、E、リコピンが含まれるトマトは抗酸化野菜としても有名。そんなトマトの効果的な食べ方や料理法などを紹介します。
トマトのクエン酸が乳酸を分解! 食欲も増進!
「トマトが赤くなると医者が青くなる」と昔から言われるほど体によい食べ物であるトマト。すっぱい風味はクエン酸です。
クエン酸はトマトの他にも、グレープフルーツやレモンなどの柑橘系の果物、パイナップル、キウイ、梅などに含まれる酸。
疲労物質である「乳酸」の発生をおさえてくれるので、疲労回復に効果的。また胃液の分泌をうながして食欲も増進します。
トマトの赤い色はすっかり有名になったリコピン。
リコピンはカロチンの一種で、細胞を傷つける活性酸素を除去。活性酸素はストレスをうけると発生してしまう悪の元凶で、あらゆる病気や老化の元と言われています。
リコピンを多く含むトマトで活性酸素を除去! 豚肉とトマトの相性もGOOD!
抗酸化作用の高いリコピンは、DNAや細胞を守って体を本来の元気な状態に戻してくれます。トマトのパスタ、トマトスープ、トマトジュースも手軽に飲めていいですね。
ビタミンB1が豊富な豚肉も、クエン酸と一緒に食べるとより効果的にはたらくので、豚肉とトマトの相性はバツグン。豚肉とトマトと水菜の冷しゃぶや豚肉とトマトソースのパスタなどもとても効果的な食べ物です。
クエン酸やリコピンなど栄養価の高いトマト。食事に取り入れていきたいですね。
そこで、もう1つ大切なことは・・・
体が固いと、せっかくの栄養もムダに!?
抗酸化野菜であるトマトを積極的に食べても、体が固いと流れが悪くなっているので、せっかくの栄養が十分に吸収されないだけでなく、いらないものも体から出にくくなります。
特にストレスの多い人は、いつも体が固くなりがち。目覚めがよくない、疲れがとれない、体が重たい、だるいというのも、体が固くて流れが良くないことが原因のひとつです。
そこで、体をほぐすことが大切。
ゆったりとお風呂に入ったり、軽い運動をしたり、ストレッチしたり、自分でマッサージして、日ごろからこまめにほぐしてあげましょう。
また自分で体をより深くほぐす方法があります。自宅で、手軽に、時間もかけずにできる方法ですので、参考になさってください。