◇古代ギリシャ、古代エジプトから利用
オレガノは別名ワイルドマジョラムといい、マジョラムの仲間です。古代ギリシャ人は入浴後、このハーブの精油で頭や髪をマッサージし、香りを楽しんでしました。古代エジプトでもこのハーブの薬効は良く知られていたといわれています。ヨーロッパには中世になって入ってきて、当時の貴婦人たちが、花束、匂い袋、手を洗う水に入れるためにオレガノを求めました。
◇トマトや肉・魚料理、ピザなどの香り付けに
オレガノは料理に多く使い、トマトや肉・魚料理に、チーズや卵料理の香り付けに。ピザや、プーケガルニにも利用できます。ドライでもフレッシュでもよく、ドライにしたほうが香りはよくなります。
◇強い生命力と殺菌力
葉のハーブティーには、頭痛や歯の痛み、生理痛を和らげる作用が。
幸福のシンボルといわれる草で、花の時期には香りのブーケで、また摘んだ花でリースを作って飾るといいでしょう。
強い生命力と殺菌力を持ちます。
収穫時期
6~9月頃。開花直前が最も 香りが強いので、開花直前に株元から5cmくらいのところで刈り取って、日陰で乾燥 させる。