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Monkey-ATAX

北米に生息する伝説の獣人 ビッグフット を追い求め、いろいろ活動しています。

アカゲザルのゲノム解読

2007-04-13 21:38:05 | 猿系のいろいろ

yahooニュースより

「 アカゲザルのゲノム解読=霊長類3種目

医学用の実験動物として利用されるアカゲザルの全遺伝情報(ゲノム)を解読したと、米ベイラー医大などの国際研究チームが13日付の米科学誌サイエンスに発表した。霊長類でゲノムが解読されたのはヒト、チンパンジーに続き3種目。解読成果は、ヒトらしさを特徴付ける遺伝子の進化の特定や、エイズや新型インフルエンザのワクチン開発などに役立つと期待される。」

アカゲザルはニホンザルと同じマカクで中国ではよく見かけるサル。
昨日の”過激な猿回し”のサルもアカゲザルみたいだ。

チンパンジーは約600万年前にヒトと分岐したようだが、マカクは3000~3500万年前に分岐したらしい。
起源の地はヒトと同じアフリカ。

チンパンジーではDNAの98%がヒトと同じだったが、アカゲザルはどのくらいいっしょなのだろうか?
実に興味深い。





中国の過激なサル回し

2007-04-12 21:52:19 | 猿系のいろいろ
yahooニュースより

「安徽省蕪湖市の繁華街で、猿回しが観衆を集めてにぎわっていた。

芸のストーリーは先ず猿たちが盗み食いした罰と称して猿たちを跪かせ、猿回しの男が鞭でお仕置きを加える。次に一匹を後ろ手に縛り、首をめがけて中華包丁を振りかざす。すると、別の猿が男から包丁を奪い取り、男に向かって投げつける。「俺に歯向かうとは何事!」とまた鞭を振るう。猿も負けずにびんたを食らわすなど大立ち回りの展開。最後には目隠しされた猿が銃殺刑に処せられ、バンという音とともに猿がタイミングよく倒れておしまい。

観衆には結構受けていたが、町の管理部門は、この芸は大変危険で、観客にけがや感染などが起こることも考えられる、虐待を売り物にするなどもってのほか、と「反省」を促していた。」 


らしい。

不不謹慎かもしれないけど、ちょっと見てみたい気もする...





コンゴで政府軍と民兵が交戦、600人が死亡か

2007-03-29 20:32:27 | 猿系のいろいろ
コンゴで政府軍と民兵が交戦、600人が死亡か
3月28日20時58分配信 読売新聞

アフリカ中部コンゴ民主共和国(旧ザイール)の首都キンシャサで今月22日から23日にかけ、政府軍と民兵が交戦し、現地の欧州連合(EU)外交団は27日、市民を含め600人が死亡した可能性があると発表した。

コンゴ民主共和国が荒れている。

今回の交戦は西端のキンシャサだけど、外務省のHPによると東側も退避勧告となっている。
コンゴ民主共和国の西端、ルワンダやブルンジと国境を挟むエリアはマウンテンゴリラの聖地だ。
というかこのエリアにしかマウンテンゴリラはいない。

コンゴ民主共和国はザイールのころから政治状況は不安定だ。
いろいろ問題のあったモブツ大統領のころは、しかしまだ状態は安定しておりマウンテンゴリラの住む山に観光用のツアーがあったりした。

しかし内戦の勃発により、もうツアーは無い。

ツアーについてはいろいろ是非があるが、ツアーによる住民への経済的効果によりゴリラの密猟が減少したという事実もあるらしい。

サル好きにとってアフリカは憧れの地だ。

しかし現在のアフリカはとてもいける状態にない。

コンゴに隣接するタンザニアのドキュメント ”ダーウィンの悪夢”も見た。
すさまじい状況に唖然とする。




おさるの電車物語

2007-03-22 22:33:58 | 猿系のいろいろ



上野動物園の“おさるの電車”が“こち亀“で両津の思い出として紹介されていた。

少し前に“変な乗り物”という本に、このおさるの電車が載っていたと書いたけど戦後から26年間もの長きにわたり、上野動物園の人気ものとして続いていたとは知らなかった。
興味深いエピソードがたくさん紹介されており、この号は永久保存版とした。

例えば最初はカニクイザルが運転手で、その後ニホンザルに変わっていったようだ。
(サルの本などを読むとカニクイザルはニホンザルと同じマカク属だけどニホンザルの方が頭はいいらしい。)

大人のサルだと危ないので子ザルが運転していたけど、けっこうハードなので数頭でローテーションを組んでいたらしい。
後半は車両、線路が大型化され、サルの運転でもなくなった。
さらに動物愛護団体の抗議により無くなってしまった。


日本には多くのニホンザルが生息している。
山によくいく自転車乗りはちょくちょく出会っているだろうし、動物園にもたいていサル山などがあるが、遠くから見られるだけで直接サルとふれあえる機会はあまりない。
そういった意味からは、おさるの電車がなくなったのは残念だ。


京都に住んでいたとき、小さな動物園でテナガザルの女の子をだっこできた。
飼育員のおじさんが近くにいて希望するお客さんにだっこさせてくれていたけど、次にいったらもういなくなっていた。

サルに触れられたのは、あのときが最後だったような。

ニホンザルの体脂肪

2007-03-14 22:10:34 | 猿系のいろいろ
最近よんだサルの本にニホンザルの体脂肪率は5%とあった。

まるでランス・アームストロングのようだ。

霊長類の体脂肪率のデータは少ないがチンパンジーでも10%が平均的で、人の体脂肪率15~25%というのは、かなり高いほうらしい。

脂肪の付き方も人とは異なり、皮下脂肪も内臓脂肪も無く、脂肪があるのは動脈・静脈の周り、大腿・腕の太い神経・血管が走っている周りなど大事な箇所の保護が主な用途。

サルは摂取したエネルギーを備蓄にまわさない。
ダイエットいらずの体質で、ちょっと油断するとブクブクになるヒトとは大違い。
うらやましい。

他の動物もおおむねそうであり、ヒトの体脂肪率の高さは突出している。
なぜか?
本によるとヒトの脳の大きさと関係があるらしい。

ヒトの体に対する脳の大きさの比率はとても大きい。
体重がヒトと同じくらいのオランウータンの脳は375ccに対してヒトは1350cc。

そして脳は非常に大食い。
成人では脳の重量は体重の2.5%しかないのに全消費エネルギーの20~25%を脳が使っている。
さらに新生児のときは全消費エネルギーの65%以上も消費する。

脳の成長は5歳頃までに成人サイズの90%に達する。
脳の成長は大事だ。
だからこの間には子供も親もエネルギー切れなど起こしたら大変だ。

それゆえコドモ期早期には、何事が起きようともエネルギー切れは防がなくてはならない。
このためにエネルギーを貯蔵する体質になったらしい。

ヒトは賢くなった代償にダイエットに苦しまなくてはならなくなったのだろうか?




チンパンジーの槍

2007-02-24 06:28:26 | 猿系のいろいろ
チンパンジーが「武器製造」 木の枝からやり、西アフリカ(共同通信) - goo ニュース


先日のニュースで西アフリカ・セネガルのサバンナに生息するチンパンジーが木の枝からやりを作り、狩りの道具として使っていると報じられた。

歯で加工した槍の写真も別サイトでみたけど、かなりよくできたいた。

チンパンジーは小型のサルとか小動物を狩猟する。
体力の必要な狩猟はほとんど雄がするが、槍は雌が使用するらしい。
雌が体力の不足分を武器を使って補うようだ。

チンパンジーが道具を使うのはJ・グドールがゴンベの森で棒をつかったシロアリ釣りを発見したのが初めて。
その後も石で木の実を割ることや、枝を梯子にして障害物を越えるなど数多くの例がみつかった。

シロアリ釣りは一見簡単そうに見えるが、ヒトがまねしても経験をつんだチンパンジーにはぜんぜん敵わないらしい。
季節、棒の太さ、出し入れする穴の選択、出し入れする速度などなど多くの経験則を駆使した高度な技術が必要で、だいたい一サル前になるのに3~5年ほどかかるらしい。

YAYAも黒蟻の巣に棒を突っ込んで試してみたことがあるけど、1匹をやっとつかまえただけだった。
とても食料になる量は取れなかった。



へんな乗り物

2007-02-15 22:06:39 | 猿系のいろいろ



”へんな乗り物”という本を読んだ。

”世の中にはいろいろな乗り物が存在します。
その進化の過程には、特定の用途に供するため、与えられた使命を果たすために誕生した、ちょっと変わった容姿の乗り物が少なからず存在します。

しかし、そのカタチには意味があり、究極の進化形でもあるのです。
我々はこうした乗り物たちを、愛着をこめてへんな乗り物と呼びたい、そう思うのです。”

という前書きで始まる楽しい本だった。

フジキャビン
ダイハツ・ビー
メルセデス・ベンツ・ウニモグ
コマツくるくるダンプ
松山人車
エアーロコ
2WD BIKE TERYO SPIRAL
タルタルーガ・タイプRE
ピアジオ MP3
ダッジ・トマホーク
などなど心惹かれる乗り物ばかり

サーリー・カナンドラムもあった。
やっぱり少し変なのね...

しかし一番印象的だったのは上野動物園にあった”お猿の鉄道”
この電車のことは知っていた。
でも本当に”猿”が運転しているとは知らなかった。

運行直後は遠隔操作で人間が運転していたけど、後にかしこい猿に運転技術を覚えさせ、実際に運転をさせて走らせていたとは!
時々きまぐれで停車することもあったらしいけど...

動物愛護という観点から昭和40年代末に廃止されてしまったけど、乗りたかったな~


ウオークマンCMのサル

2007-01-15 20:29:54 | 猿系のいろいろ
昨日、今日のメディアでけっこう多く報道されていたニュース。
昔ソニー・ウォークマンのCMにでていたニホンザルの初代チョロ松が28歳(人間なら約100歳)で大往生したとのこと。

1987年に放映され、その年のCM大賞・最優秀スポット賞を獲得した話題のCMだった。
YAYAもこのCMはすごく印象に残っている。
湖畔で直立し、うっとりとした表情でウォークマンを聞くサル。

当時、猿回しで活躍していたサルだったらしいけど引退した後は日向ぼっこがすきで、のんびりとすごしていたらしい。
幸せなサル生だったみたいですね。

でも1987年。
そんなに昔だったのか~

まさか20年後にサルのブログをしているなんて、当時は想像もできなかった。

アファール猿人の少女

2006-11-27 06:29:17 | 猿系のいろいろ



動物や自然の記事が満載なナショナルジオグラフィックの最新号にアファール猿人の少女の特集があった。

3歳児と推定される少女は”ディキカ・ベビー”と呼ばれ、ほぼ完全な頭蓋や胸部、下半身と揃って発見されており、その復元模型が表紙に載っていた。

http://nng.nikkeibp.co.jp/nng/feature/0611/index.shtml

アファール猿人;300万~370万年前の初期人類、アウストラロピテクス・アファレンシス

ほぼ全身の化石が揃っている有名な”ルーシー”という成人女性をはじめ、所期人類の化石としては、例外的に多くの化石が発見されていたけど、今回子供の化石まで発見されたことにより、いっそうの研究が進むのだろう。

アファール猿人は2足歩行をしていたと考えられており、家族と思われる大人2人と子供1人がいっしょに歩いている足跡も発見されている。

この足跡では子供は大人の周りをうろちょろ遊びながら、いっしょに歩いている様子がみられ、ほのぼのとした感じがする。

この少女も家族といっしょに散歩とかしていたのだろうか。



ゴールデンモンキー

2006-06-21 05:54:22 | 猿系のいろいろ



家の近くの花屋でこんなものを見つけた。

ゴールデンモンキー
タカワラビ属ワラビ科

ちらしによると
”この植物は幸運を呼ぶ植物といわれ、非常に少なく、珍しいものです。
見た人、また手に入れた人は金運、幸運を授かるといわれています。
また中国では漢方薬にも重宝されています。”らしい。

本物の猿の手がニュッと生えているようで、少し気持ち悪い。
毛は長く、やわらかい。

一瞬買おうかなと思ったが、1300円くらいとやや高めなのでやめた。