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Monkey-ATAX

北米に生息する伝説の獣人 ビッグフット を追い求め、いろいろ活動しています。

ワールドカップ・モンキー

2006-06-02 22:02:44 | 猿系のいろいろ


ワールドカップ・サッカーが始まる。
というわけで、ぬいぐるみ屋さんにも、このような猿がいる。

限定品のワールドカップ仕様。
服だけで4500円。

しかし、この猿(マーベラス・モンキー)は、どうみてもチンパンジーだけど、シッポがある。
チンパンジーは類人猿(エイプ)だから、シッポはない。
まあモンキーなんだから、いいんだけど。


新”属”のオナガサル

2006-05-12 22:33:15 | 猿系のいろいろ
アフリカで新「属」のサル 環境悪化で絶滅が心配 (共同通信) - goo ニュース

真猿類であるオナガザル科にはオナガザル、コロブスザル、コノハザル、パスタザル、マンガベー、ヒヒ、ゲラダヒヒ、マドリルなどの属があり、約60種類のサルがいる。

ニホンザルもオナガザル科のマカク属である。

サルはいがいに種類が多いので、こんど整理してみよう。

アフリカでは83年ぶりの新発見。
この前がピグミーチンパンジー(ボノボ)だったかな?




シエラレオネの殺人チンパンジー

2006-04-29 11:05:53 | 猿系のいろいろ
すさまじいニュースがあった。

アフリカ西部シエラレオネの保護区内でチンパンジーが人を殺害し、逃走した。当局が捜索の網を広げて追跡しているが、まだ捕まっていない。

この殺人チンパンジーの名は「ブルーノ」。保護区域管理当局によれば、米国人らを乗せた車を襲い、こぶしでフロントガラスを叩き割った。シエラレオネ人のタクシー運転手は必死に逃げようとしたが、車は保護区域の建物に激突、身動きが取れなくなった。ブルーノは運転手を引きずり出し、首根っこを押さえつけて地面に叩きつけ、両手両足の爪をはがした上に、顔面全部を食べ尽くして殺したという。地元メディアによれば、この際、同乗していた米国人3人も負傷した。

ブルーノは生後数カ月の時に、保護区域のマネージャーに引き取られ、育てられた。ブルーノはその時から、怪力ぶりで注目を集めていたが、気に入らない人間を見ると、石を投げつけるなど、次第に問題行動が目に付き始めていたという。

このニュースはチンパンジーだが、同じように人に危害を加える類人猿の話はオランウータンなどでも呼んだことがある。
野生の類人猿は人を襲うことはほとんどない。
しかし人に育てられた場合、人を自分と同類と思い、自分より弱い人を威嚇、攻撃することがあるらしい。(固体差もあるが)
大人のチンパンジーは人の2倍の筋力がある。
まともに戦えば、人は勝てない。




フット猿?

2006-04-10 21:14:33 | 猿系のいろいろ
前からフットサルが気になっていた。

サルとはなんのことだろう?

なので調べてみた。

今のフットサルのような少人数のミニサッカーは、昔からいろいろあった。
しかし地域ごとにルールや人数などもまちまちだったので、1985年からFIFAがルールの統一にのりだした。
1985年にルールが出来上がり、その後世界大会などを経て、1994年に名称も正式にFutsalになった。

Futsalの"Fut"はサッカーを表し、"sal"は室内を表す。
語源はスペイン語とポルトガル語。

猿とは関係なかったのですね・・・

ラミダス猿人

2006-04-02 23:35:24 | 猿系のいろいろ
東京大学総合研究博物館の特別展「アフリカの骨 遥かラミダスを望む」に行ってきた。

東京大学の諏訪元助教授が1992年12月にエチオピア アワッシュ川中流域 アラミスで発見されたラミダス猿人の化石骨のレプリカが展示されている。

ラミダス猿人は約440万年前に生息していた。
Ardipithecus ramidus は発見された当時、最古の人類化石として注目された。
アウストラロピテクスよりも原始的な特徴を持ち、また生息した環境もより森林を好んだと考えられている。

なんといっても本国エチオピア国外では初めて公開された標本も含まれている。

さらにレプリカであるが
Australopithecus 属の
anamensis,afarensis(ルーシーの全体標本も!),africanus,robustus,aethiopicus,boisei,garhi

Homo 属の
habillis,erecutus,heidelbergensis,neanderthalensis,sapiens idaltu

など数多くの標本も展示されていた。
(頭蓋骨だけで100個近くあった。)

このような展示が見れるのは、とても貴重だ。

会期延長で6月9日まで開催されているので、興味のある方はぜひどうぞ。

猿という漢字

2006-03-30 21:27:40 | 猿系のいろいろ
日本では”猿”と書けばMONKEY全般を指すが、中国では”猿”はテナガザルのことである。
中国では猱も狖も猨も猴もMONKEYをあらわす。
ニホンザルは中国では”日本猴”と書く。

李白の漢詩に”早発白帝城”がある。

朝に辞す白帝彩雲の間
千里の江陵一日にて還る
両岸の猿聲啼いて尽きず
軽舟すでにして過ぐ萬重の山

李白のころ(8世紀)には揚子江の南側全域にテナガザルが生息していた。
しかし今では雲南省や海南島などのごく一部にしかいない。
それでも中国にはまだ4科6属21種のサル類がいる。
孫悟空のモデルとも言われるキンシコウ(画像)など、ぜひ一度会ってみたい。



モンキーブレッド

2006-03-15 23:04:26 | 猿系のいろいろ
モンキーブレッド
おサルのパン

パンの生地を小さな玉にし、バターシロップに漬け込んだ後、玉同士を結合させ焼いたもの。
つながった玉状のパンがおサルのお尻ににているので、この名前となったらしい。

デニッシュもバターの量が気持ち悪いくらい多いが、このモンキーブレッドはそれを上回るバターの量らしい。

自転車海苔がけっして食べてはいけない魔性のパン。
ああ、でもいつのまにか半分になっている・・・・

MONKEY MAJIK

2006-03-14 21:47:39 | 猿系のいろいろ
MONKEY MAJIK のAround The World をItuneで買った。
やはりMONKEY-ATAX としては MONKEYものに心引かれる。

西遊記のエンディングテーマとしてヒットしている。
西遊記といえば自分的にはシルクロードを舞台としたロードムービーのイメージがある。Around the world という曲名も旅の雰囲気を盛り上げる。

昔 旅人にあこがれていた。
ヘディン、ランボー、マルコポーロなどに触発され旅した異国は13カ国。
他人の旅行記などつまらないものなのでこのBlogにのせるのはどうかと思うが、ネタがなくなったらMONKEYからみの話を書いてしまうかも...

ミトコンドリア・イブ

2006-02-07 06:00:18 | 猿系のいろいろ
カルフォルニア大学バークレー校のアラン・ウィルソンとレベッカ・キャンにより1987年に発表されたミトコンドリア・イブ仮説。母親だけから受け継がれるミトコンドリアのDNAを解析し、ヒトの系図は15万年前のアフリカにいた一人の共通の祖先(ホモ・サピエンス)から始まったとした。この仮説は調査したDNAが全体の一部であることから精度に疑問があったとされたが、その後スタンフォード大学のルイジ・ルカ・カヴァッリ=スフォルツァが男系の系図をY染色体(父親から息子へと受け継がれる。)から解析し、同様の結論(2000年発表)を得たことから信頼性は高いといわれる。
アフリカで誕生した共通祖先はその後アフリカを旅立ち、約7万年前にインドやインドネシアを通りオーストラリアへ、約4~5万年前のヨーロッパへ、約1.5万年前にユーラシア中央を通りアメリカ大陸へ移住したとミトコンドリアの解析から推定されている。
日本人と最もよく似たミトコンドリアDNAを持つのはシベリア・イヌイットとグワラニ人(南アメリカ先住民)であるらしい。隣人である中国人や韓国人とは系図の島が違う。
ただし違うとはいってもヒトのゲノムは際立って均一である。ゲノムの違いは1000塩基対のうち約1個に過ぎず、ヒトは遺伝的に99.9%同じ。均一性を他の動物と比較するとチンパンジーの約3倍、ゴリラの2倍、オランウータンの3.5倍、ショウジョウバエにしたら10倍であるらしい。
同じ山に住む2頭のゴリラより、別の大陸に住む2人のヒトのほうが似ている。