東京大学総合研究博物館の特別展「アフリカの骨 遥かラミダスを望む」に行ってきた。
東京大学の諏訪元助教授が1992年12月にエチオピア アワッシュ川中流域 アラミスで発見されたラミダス猿人の化石骨のレプリカが展示されている。
ラミダス猿人は約440万年前に生息していた。
Ardipithecus ramidus は発見された当時、最古の人類化石として注目された。
アウストラロピテクスよりも原始的な特徴を持ち、また生息した環境もより森林を好んだと考えられている。
なんといっても本国エチオピア国外では初めて公開された標本も含まれている。
さらにレプリカであるが
Australopithecus 属の
anamensis,afarensis(ルーシーの全体標本も!),africanus,robustus,aethiopicus,boisei,garhi
Homo 属の
habillis,erecutus,heidelbergensis,neanderthalensis,sapiens idaltu
など数多くの標本も展示されていた。
(頭蓋骨だけで100個近くあった。)
このような展示が見れるのは、とても貴重だ。
会期延長で6月9日まで開催されているので、興味のある方はぜひどうぞ。