
上野動物園の“おさるの電車”が“こち亀“で両津の思い出として紹介されていた。
少し前に“変な乗り物”という本に、このおさるの電車が載っていたと書いたけど戦後から26年間もの長きにわたり、上野動物園の人気ものとして続いていたとは知らなかった。
興味深いエピソードがたくさん紹介されており、この号は永久保存版とした。
例えば最初はカニクイザルが運転手で、その後ニホンザルに変わっていったようだ。
(サルの本などを読むとカニクイザルはニホンザルと同じマカク属だけどニホンザルの方が頭はいいらしい。)
大人のサルだと危ないので子ザルが運転していたけど、けっこうハードなので数頭でローテーションを組んでいたらしい。
後半は車両、線路が大型化され、サルの運転でもなくなった。
さらに動物愛護団体の抗議により無くなってしまった。
日本には多くのニホンザルが生息している。
山によくいく自転車乗りはちょくちょく出会っているだろうし、動物園にもたいていサル山などがあるが、遠くから見られるだけで直接サルとふれあえる機会はあまりない。
そういった意味からは、おさるの電車がなくなったのは残念だ。
京都に住んでいたとき、小さな動物園でテナガザルの女の子をだっこできた。
飼育員のおじさんが近くにいて希望するお客さんにだっこさせてくれていたけど、次にいったらもういなくなっていた。
サルに触れられたのは、あのときが最後だったような。
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