晴れなかった下山俯瞰

まだ東北遠征は終わりませんが、最近の撮影です。
先日、まむしさんの案内で下山俯瞰に挑戦してきました。最近俯瞰写真にハマりつつあることを知っておられたのでお声をかけて頂けたのかもしれません。この時期になったのは、お盆の増結を狙うためです。

できれば「きのさき2号」からということで、朝5時ごろに合流して縦貫道を北へ。山へ取り付く地点が最初分からずウロウロしましたが、これまでの数少ない勘と経験を総動員して登山すること15分、目指す景色が眼下に広がる地点へ到達しました。見下ろすと、メインの真下の鉄橋だけでなく、北側の小さなトラス橋や下山駅の南にある鉄橋まで広範囲に見わたせます。

しかし、撮影地に着いた時間には谷間に靄がかかっていました。せっかく「きのさき2号」の通過に間に合いましたが、画になりませんでした。
陽が高くなって来れば靄は取れるはず、と気をとり直し準備にかかります。眼下の鉄橋をメインに奥に見える藁ぶき屋根の家を配して構図を決めると、雑談をしながらひたすら待ちます。1時間後、4号は日も射してまずまずの結果となりました。


さらに30分ほど待って、本命の6号の時間となります。ところが、通過直前に雲が流れてきて鉄橋を覆ってしまいました。全くありがちなパターンですが、通過後晴れるの展開でした。2時間以上待っての結果に2人ともがっくり。今後の予定を再検討し、さらに2時間待って「きのさき10号」と「はしだて1号」を狙おうという事で意見が一致しさらに待機を続けました。
待ちに待って通過時刻になったのですが、どちらも6号と同じパターンで撃沈。荷物軽量化のため80-200mmレンズ1本しか持っていかなかったため、それぞれ引きと、寄りで撮影。


最後に、奥に見えて気になっていた短いトラス橋を渡る普通列車を撮影しましたが、これまた直前に曇り…。


雲にたたられた撮影でした。増結期間に再挑戦が必要です。

2013.08.17. 和知 - 下山
Nikon D700 ED AF NIKKOR 80-200/2.8D