monmon photo
日頃撮影した写真の記録。鉄道中心に。

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この5月は、ばんえつ物語号の牽引がC61で運転されました。架線のないところを走るのは昨年の水戸線に続き2回目。水戸線の時は出撃が叶いませんでしたが、C62が復活すれば引き換えに引退とのまことしやかな噂も依然流れており、信憑性は高そう(実現したとしてももっと先かもしれませんが…)。架線のないところを走るこのチャンスを逃したくはありませんでした。今回は東京出張に無理やり引っかけて1日だけ出撃を敢行してきました。

金曜発の高速バスで7時ごろに新潟入りし、24時間営業のレンタカーをゲット。磐越西線へ行くときはいつも使うコースで沿線へ繰り出します。お天気は予報通りのドン曇り。私一人で遠征に出る時の定番の空模様。おかげで「ばん物」送込みは光線状態を気にせず撮れるため、以前同様の踏切へ向かいました。

先客は1名で、タッチの差で2番手到着でしたが、すでに場所がタイトになっていました。踏切改良が進み撮りにくくなってきています。それほど長くない編成であるため、先客さんと位置を調整して何とかセット。背景に見える鉄塔を隠すべく、列車を引っ張って構図を作成。背後にブルーの柵がやや気になりますが、鉄塔よりはましと妥協します。位置を決めている間に、キハ40系列や湘南色115系など多くの列車を撮り逃がしてしまいました。早朝の時間帯は週末でも色々な種類の列車が長編成でやって来る事を今回も確認できました。これら列車も玉突きでそのうち落ちていくでしょうからしっかり撮っておきたかったのですが、失敗してしまいました。

そんな中で何とかセットが間に合ったのは、新潟標準色の一つの緑ラインの入った115系と、485系を先日駆逐した「しらゆき」編成。
115系のこのカラーリングも嫌いではありません。


かすかに期待していたのですが、おはよう信越には485系ではなく「しらゆき」編成が入っていました。すっかり色使いが変り、もちょ常磐線特急の面影はあまり残っていませんね。6両標準だったこの地域の特急列車も、4両標準になってしまったようで、高速バスなどとの激しい争いに鉄道は押されている様子がうかがえます。


しばらく待つと、本命の回送列車がやって来ました。対向列車が被るか少し焦りましたが、先行列車のせいか比較的ゆっくりした速度であったため助かりました。双頭釜の141号機が充当されており、厳ついお顔が拝めて大満足。こういった裏方仕様しか回ってこないのが残念ですが、敦賀のローピンはもう先がなさそうなので、こちらはもっと長く活躍を期待したいです。
通過後は手持ちのカメラでSL側を撮影。架線柱などはかわせていませんが、おまけカットと割り切ります。釜にはやはりHMが付いていましたが、黒を基調としたデザインでまあ許せるかなという範囲です。GW中でもあり、可能であればHMの付いていない試運転に出撃したかったのですが、今回何とか来れただけでも良しとせねばなりません。


2015.05.09. さつき野 - 荻川 回9421レ
Nikon D700 ED AF NIKKOR 80-200/2.8D

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